アマルフィ 女神の報酬-★★★- | not simple.

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あるときはさすらいの本読み、あるときはジャンル無用の映画好き、またあるときは、B級グルメの備忘録

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(C) 2009フジテレビジョン 東宝 電通 ポニーキャニオン 日本映画衛星放送 アイ・エヌ・ピー FNS27社

製作年: 2009年
製作国: 日本
日本公開: 2009年7月18日
上映時間: 2時間5分
配給: 東宝
カラー
公式サイト

監督: 西谷弘
キャスト:織田裕二、天海祐希、佐藤浩市、サラ・ブライトマン、福山雅治


クリスマス目前のローマ。亡き夫との思い出が詰まった街で、矢上紗江子(天海祐希)は最愛の娘の失踪(しっそう)するという最悪の事態に見舞われてしまう。身代金目的の誘拐か、それともテロか……? 犯人グループが警察の包囲網をかく乱し、捜査が一向に進展しない中、事件の真相に迫る外交官・黒田(織田裕二)は、ある事実に行き当たる。
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今年の54本目。

一言で言うと「スケールのでかい火サス」って感じです。

スケールでかい点を言うと
1)イタリアオールロケ。
2)俳優が豪華。
3)なんかよくわかんないけど出てくるサラ・ブライトマン。
このあたりかな。

サラ・ブライトマン歌を歌うためだけにでてきたというか、テレビマンらしい発想だと思うけど、番組の話題作りの一端って感じですね。
お金かける箇所がテレビだなーって感じをずっと受けました。

エンターテイメントとしてもう少し脚本とかしっかり映画らしい脚本にしてほしいなーって思いましたよ。ただ黒田というキャラはすごくキャラが立ちそうな気配なので、続編って言うのはあるのかもしれません。
何考えてるのか、なにを迷うのか、彼の心の中の揺るぎのないものは一体何なのか・・・とかしっかり描ければって言うことなんですけどね(苦笑)
彼は一体過去にどんな目にあってどんなことに傷ついてきたんだろうと、少しだけ思いましたよ。

あと、いまいち描けてればいいのになって思ってたのは現地の外交官たちとの関係かな。
ここがちょっと、イマイチ。
佐野史朗たちと対立するならしてもらって、そして、関係性をしっかりと出してほしかったかな。

この関係性ってある意味、仕事に対してのスタンスが割れるグループの対立構造。
その中で自分なりの価値観を持って育つ予感を観客に感じさせられるのが戸田エリカ演ずる研修員だとおもうんですよー。

ちょっといろんなところが残念(惜しい!)って気持ちにさせられた作品でした。

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