ヤーンの選択―グイン・サーガ〈125〉 | not simple.

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あるときはさすらいの本読み、あるときはジャンル無用の映画好き、またあるときは、B級グルメの備忘録

ヤーンの選択―グイン・サーガ〈125〉 (ハヤカワ文庫JA)/栗本 薫
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ミロク教の内情が変化していることを感じ取ったカメロンは、ブランに、フロリー親子の捜索とヤガの探索を命じた。同様にミロク教の動静に関心を寄せるヴァ レリウスの意を受けてヨナは、巡礼団に同行してヤガを目指していた。ダネイン大湿原を舟でわたり、草原地方を通過している途中、突如、巡礼団を騎馬の民が 襲った!
死を覚悟したヨナだったが、駆けつけたスカールに救われる。
しかし生き残ったのはヨナだけだった。

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微妙に間が抜けちゃってるので(今過去のものを読んでますが、「アムネリスの婚約」くらいまでですね)、過去に何があった的な会話についていけない感じです。
グインが記憶喪失になったりしたあたりとか、話のネタで結構出てきます。

スカール相変わらずカッコイイです。
カメロンとスカールがどうにも系統的に似たものを感じてかなりお気に入りのキャラなので、この巻では二人が重要な役どころとして登場します。

しかし相変わらず描写が長い。
そんなに一つのシーンくどくどと説明せずに話進めてよ~~~~って思ってしまうほどです。
噂によると100巻を2冊でまとめて出るという話があります。
2冊にまとまるような話なんだったら、もちょっとコンパクトにしていただければと思ってしまいます。

とくにあとがき読むと、グイン終わる前に死なないでください!とかおもいます。
(だって癌話が多いんだもんなぁ・・・)