風雲への序章  グイン・サーガ 123 | not simple.

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あるときはさすらいの本読み、あるときはジャンル無用の映画好き、またあるときは、B級グルメの備忘録

風雲への序章 (ハヤカワ文庫 JA ク 1-123 グイン・サーガ 123)/栗本 薫
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【ハヤカワのwebより】
〈グイン・サーガ123〉シルヴィアの起こした不祥事に対処すべく、皇帝アキレウスが行なった重大な決断とは?
ハゾスは、シルヴィアが生んだ赤子を殺すことができずロベルトに託し、公けには、王女は想像妊娠であったとして、赤子の存在を隠蔽した。そして、 彼女の不祥事に関与した者たちを訊問し、事実関係を詳らかにしてゆく。苦悩するグインは、シルヴィアと話し合おうとするのだが、彼女からは憎しみに満ちた 罵声を聞くばかりで、ついにグインは訣別の言葉を告げる。そして皇帝アキレウスも大きな決断を迫られようとしていた。

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123巻なんですが、「序章」らしいです(爆)
あとがき読んでてえええええええーーって気分になった読者は私だけではないはずだ!

前半はグインの真の王たる自分を自覚する的な感じです。
まぁ父ともいえる人に支えられてってところが若干へたれ具合をひきづってますね!

後半はイシュトヴァーンのパートにうつります。
まぁちょっと勝手な言い分は相変わらずなイシュトですが・・・。
このあと、この二人が死力を尽くして戦っていくことになるんでしょうか~。
でもちょっと、著者の身体が最後まで持つのかなーというところが非常に心配です。