参院選後の現実ー中野剛志 | ポン吉のブログー反TPP宣言ー

ポン吉のブログー反TPP宣言ー

安倍総理がTPPの交渉参加を表明した事を受けて、TPP断固反対の立場でブログを書いていきたいと思います。たまに新自由主義批判やチャンネル桜批判もします。

参院選が終わって日が経つにつれて憂鬱と怒りが増してきますね。まあ、当たり前ですが、これから本当の地獄が始まる訳ですから...。意外と思われるかも知れませんが、実は私はネガティブな方でして、このブログではあえてギャグを入れて明るくなるようにしています。これからもなるべく暗くならないように努力していきます。



さて、ガンバンマンで批判した割には取り上げたいと思います。非常に重要な内容だったので。


【東田剛】参院選後の現実

http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/07/24/korekiyo-54/


以下引用

フローマンUSTR代表は、「日本には再交渉を認めない。事前には、例外も一切認めていない」「年内妥結も可能」と、相変わらず強気。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130718-OYT1T01480.htm

他方で、交渉は難航し、年内妥結は困難という話もあるので、そこに日本の活路を見いだしたいところです。でも、残念ながら年内妥結する可能性はあります。①13カ国で合意できる基本部分だけ合意して、残りは、各国間で個別に交渉することにすればよい。つまり、TPPを、実質的に、複数の二国間協定の束にしてしまうのです。

根拠はあります。

日本は米国との事前協議で、自動車関税などで譲歩したり、非関税障壁を巡る並行協議を行うことで合意したりしたでしょう。②何でTPPは多国間協定なのに、日米二国間だけで勝手に色々合意をしているのか。それは、米国が、TPPを二国間協定の束にするという方式も念頭に置いているからだと私は思います。

みんなで合意できる共通事項だけ合意して、みんなで合意するのが難しい事項は二国間の個別交渉にゆだねる。米国の狙う本丸は、日本。その日本の交渉ポジションは、安倍外交の失敗で、非常に弱っている。これなら、さほど時間をかけずに妥結できるでしょう。

念のために申し上げると、以上は、客観情勢を分析した上での推測や予測であって、願望ではありません。私の議論は不愉快でしょうが、現実が不愉快なんだから仕方ありません(私だって、めちゃくちゃ不愉快なんです)。不愉快になるのが嫌だったら、水曜日の配信は読み飛ばすか、現実を読み飛ばすことをお薦めします。


引用終わり



①ですが、なるほどそういうやり方もあったんですね。その根拠となるのが②です。私は日米平行協議はTPPが空中分解した時の保険かと思っていたのですが、これは説得力ありますね。



安倍信者の中には「アメリカとのタイマン交渉より、多国間で交渉した方がいい。だからあえてTPP交渉に参加した方が良い。」という奇妙な論を展開していた人もいますが、やっぱり意味ないじゃん!ってことですよね?



アメリカ従属まっしぐらの安倍首相が二国間交渉で勝てるとは思いません。そもそも何を勝ち取る為にTPP交渉に参加したのかも未だに分からない始末です。守る唯一の方法はTPP交渉即時撤退しかありません。しかし、安倍首相にはその気はないようです。



で、どうするのこれ?



って事ですが、中野氏の最後の文章は良くわかりますね。私も政治的な事に限らず批判的な事を書いたり言ったりすると、周りから「そんな事言うなよ」とよく言われます。これは言霊信仰から来ていると思うのですが、日本人は否定的な事を言うのは嫌がります。悪い事を言えば、それが現実になると考えているからです。そして現実逃避して失敗するというのがいつもの負けパターンです。これは日本人の致命的な欠点だと思います。




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