today's question

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☆Webライター
☆成長し続けたい現在50歳

1971年大阪生まれ。

文章の中に心理学を散りばめるのが得意なwebライター。

面白い経歴として、東京ディズニーランドでダンサーとしてパレードに出演していたことあり。

器用貧乏と猪突猛進な性格が功を奏して、これまでやりたいことは全て達成してきた。
夢をかなえることの素晴らしさも伝えていきたいと思っている。

◇セミナー実績 
【子育てコーチングセミナー】
福岡 株式会社ギフト・ブランディング様
大阪 一般社団法人イクメンコンサルタント協会様
奈良 Bread studio pommes pommes様
横浜 ヨツバコ様(Chacott主催)

◇自己の探求プログラム
兵庫 甲南女子大学
京都 橘大学
広島 広島工業大学
大阪 追手門学院大学

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お料理が得意な友人にしつこいくらいに勧められて、グリラーを購入しました。

 

グリラーとは、遠赤外線効果で食材のうまみを引き出してくれて、直火・オーブン・電子レンジなどで使える耐熱陶器です。

 

何でもこれに入れて焼くだけでめちゃくちゃ美味しくなる!を、そのおいしそうなお料理の写真付きで毎日見せらること数か月。

 

我慢できなくなり、やっと購入しました。

 

お友達の言う通り、とにかく簡単にめちゃくちゃ美味しく仕上がるんです!

 

電子レンジで下ごしらえして、そのままオーブンに入れることもできるし、出来上がったらそのままテーブルに持って行っても可愛いグリラー。

 

使ってみてすごくよかったものって、「もっと早く買えばよかった!」って思いますよね。

グリラーもそれ。

お料理する人にはかなりおすすめです。

 

 

 

 

 

先月、大阪から東京へ引っ越してきました。

 

引っ越しから一か月たたないうちに、慣れない土地でついにコロナに感染!

 

私はかからない。

根拠のない自信が招いた結果かもしれません。

 

幸い、すぐに検査をしていただけたり、症状を和らげるお薬を出していただいたり、恵まれた環境で療養することができたように思います。

 

10日間苦しんだ中で、何よりも強く感じることができたのが【感謝の気持ち】でした。

 

痛いところに手を当ててもらうと、痛みが和らぐような気がすると思います。

今回はそれに似た感覚で、人の優しさで癒してもらえたことに、忘れてはいけない経験をさせてもらった気になりました。

 

コロナに感染すると、当然ながらとても体が辛いです。

中には、体の辛さ以上に気持ちもつらくなってしまい、苦しんでいる人もたくさんいるのではないかと感じています。

 

どんなに気を付けていても、明日は我が身。

私が経験した感染記録、動画にしてみました。

 

見ていただけると嬉しいです。

 

 

 

 

 

二人の子どもたちが小学校入学、幼稚園入園するのに合わせて、新居での生活ができるよう、大阪に家を建ててもらって17年とちょっと。

 

二人の子どもも独立し、このたび家族を解散することにしました。

 

夫と揉めることもなく、この決定に子どもたちが驚くこともなく。

あっけないくらい順調に、それぞれがそれぞれの生活を送り始めた。

そんな感じです。

 

好きなところに住むことができる!

ということで、東京へ引っ越すことに決めました。

 

東京は、仕事で何度も訪れるたび、帰ってきたような不思議な感覚になっていた場所。

 

引っ越してきて2週間がたち、生活のリズムもできてきて、少し余裕が出てきたように感じています。

 

引っ越しのことや、東京でのことなど、短い動画にしてみました。

 

見ていただけると嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

私は自分の父親の顔を知りません。
2歳の時に両親が離婚したらしく、それ以来、「厳しい」の意味をはき違えたような母に育てられました。

そんな、私にとって毒性強めだった母がこのたび、50年の親人生の中で初めて私の味方をしてくれました。

 

子どもの頃は、私の意見を聞いてもらえたことはなく、
「私が敷いたレールの上を歩け」と言っていた母。

 

締め付け、押さえつけ、支配することでしか母親の威厳を保てないとでも思っていたような母。

 

私にやりたいことがあっても、母に興味がなければやらせてもらえず。
逆に、私はやりたくなくても母の好みでいろんなことを強制的にやらされた子ども時代。

 

気づけば私は自分を守るために、母に隠し事をしたり嘘をつかないと、生きていけないようになっていました。

 

大げさではなく、私のすべてを否定してきた母。
なのに、私が何とか母を突破して何かをやり遂げたときには、自分の手柄のように人に自慢する。そんな母が嫌いでした。

 

大人になってその気持ちをぶつけたとき、「貧しい母子家庭の子だからと、ぐれないように厳しくするしかなかった」と言っていましたが。
ほんと、よくグレなかったと思います。

 

そんな母と私は、完全分離二世帯住居と言う形で、一つ屋根の下に暮らしています。

母の住居は一階の一部分。
我が家とは内扉で繋がってはいるものの、月に一度顔を合わせればよい方。
お互い避けながら生活をしていました。

 

この二世帯住宅に引っ越してきたのは18年前。
そのタイミングで、私は離婚問題を抱えていました。

 

はたから見たら、新築の新居への引っ越しは、とても幸せそうな家族に見えたことでしょう。それがまた私を辛くさせました。

 

「離婚したい」
母にそう話すと、母の第一声は。

「私はどうなるの!?」
でした。

 

怖い顔でそう言われると、今まで暮らしていた家を引き払ってもらって一緒に住み始めたところで、子どもは5歳と2歳。私一人で母の面倒を見る自信がなく、その時は私が我慢すれば… ということで事態を収めるしかありませんでした。

 

母は「子どもは親の面倒を見るために生まれてきた」と、平然と口に出すような人。私の人生は自分のものだと思っていたのでしょう。

 

そこからさらに数年後、やっぱり無理だと思い、また同じことを母に伝えると。

 

「私はどうなるのよ!?」

前回より強い口調で離婚を反対されました。

 

どんな時も自分のことしか考えられない。
母のことをますます嫌いになるしかありませんでした。

 

私も、母の今後の生活の面倒を見ますと言えるだけの力もなく。

ただただ自分の置かれた環境を恨めしく思うだけ。

 

私は一生こうやって不満を抱えて生きていくのかな… そんな風に諦めたこともありました。

 

今年、下の子が社会人になったことをきかっけに、私はまた離婚について考えるようになりました。

今が最適なタイミングな気がする。
そう思えたのは、離婚をしたいと考えたときに、今までこの生活をできたことに対して、夫に感謝の気持ちが湧いたからだと思います。

 

別れたい。そればかりだったのに、今なら別れることでお互い今後の人生がより良くなるようなそんな気がして。

 

次こそは母が何と言っても、私の思うようにしよう。
そう思いながら、決裂覚悟で母に3度目の「離婚したい」を、決定事項として「今度こそ本当に離婚します」と伝えたところ。

 

「今まで私のことや家のことで我慢させてきたことは分かってる。あんたがそれで幸せになるならそうしなさい。私のことは気にしなくていいから」

こう言ってくれました。

 

絶対反対されると思っていたので、戦闘態勢で話に臨んだのに拍子抜け。


反対されたら、「もうあなたのことは知りません」と言って、家を出る覚悟もしていたのに、です。

 

母は、今まであんたにはたくさん我慢をさせてきたと泣きました。
そうなると不思議なもので、何度も「私の人生の邪魔をする人」だと思っていた母に、優しくしようと気持ちが湧いてきました。

 

鏡の法則、というやつでしょうか。

 

この日以来、急に母と普通に話ができるようになりました。
月に1度程度しか顔を合せなかったのが、日に3度ほどお互いの家を行き来するように。

昨日なんて、プリンもらっちゃいましたよ。

 

私は、自分の親のことが嫌いな自分、というのが何よりのコンプレックスでした。

人として、親が嫌いってどうなのよ? と思うけれどどうにもできずに苦しんできました。

 

私はこれから、お金ない老人の母の面倒を見なくてはいけませんが、たった一度こうして味方をしてくれただけで、「面倒見なくちゃ」から、「面倒見ますよ」に気持ちが変化しました。
面倒見させて、の境地にはまだほど遠いですけど。

 

親の心子知らず
この心親知らず

 

私は娘でもあり、子どもたちにとっては母親でもあります。


50歳、子どもが独立したという節目で今後の自分の人生を考えたとき。
今まで気づかなかったいろんなものが見えるようになってきた。

そんな風に感じています。

 

離婚については、娘もとても嬉しい言葉で応援をしてくれました。
娘はお父さんが大好きです。それなのに、です。

夫は、良い人だと思います。ただ、私たちは合わなかっただけ。
新しい道を選ぶことで、幸せになってほしいなと思います。

 

母と娘に応援された嬉しい気持ちで、アボカドを切っているところを動画にしてみました。

 

 

動画だけ見た人は、で? 何があったの? とモヤモヤするものなっていますが、こういうこと、でした。

子どもの頃から、お勉強が苦手でした。

 

授業中は先生の話は入ってこず

「もしも私がお姫様だったら」

などと、あらぬ妄想をしてはただ席に座っているだけの子どもでした。


それはそれで楽しい時間。

 

100点満点のテストで20点台を叩き出すのは当たり前。
特に苦手だった理科と社会については、

今も小学生以下の知識しかありません。

 

なんなら、私が通っていた学校では、

理科と社会の授業がなかったのでは?と思えるほどです。

うん、きっとそうだ。

 

そんな私が、50歳になってから始めた勉強がありました。

 

FP(ファイナンシャルプランニング)2級。

 

勉強は苦手だし、物覚えは悪いし、こんな歳だし。

 

なのに一発合格できた理由は、

勉強法にあったのではないかと思っています。

お小遣いはたいてテキストを買ったので、

合格しないともったいない!
このもったいない精神が、私に勉強の工夫をさせました。

 

試験勉強中、色んなテキストや勉強動画を見漁りました。
でもどれも難しく、

もっと私みたいなアホでも分かるものはないのかと、

ずっと思っていました。

 

難しい内容を難しく解説されても、

分からな過ぎて気づけば妄想モードに突入してしまいます。

もしも… もしも… 

(恥ずかしくて書けやしない)

 

世の中には私のように、いい年して大人になってから

勉強に苦労している人がたくさんいるのではないかと、

自分が経験してそう思いました。


そしてそんな人たちは、どんな藁にすがればよいのかと。

 

私が経験したことで、

勉強中の私と同じ思いをしている人のお役に立てたら嬉しいな。


そんなことを思って、

「大人向け」(物覚えが悪い人向け)勉強法を

動画にしてお伝えしてみようと思いました。

 

 

「勉強より妄想」な私でしたが、

実はそれはそれでとても良かったと思っています。

 

やりたいことを妄想することで、夢を叶えられたこともありました。
憧れの人にもしも会えたら? と妄想していたら、

会えるはずのない人に、本当に会うことができました。

 

そしてこの動画も、FP勉強中に妄想していたことの1つです。
集中力のなさよ…

 

まずはご挨拶だけの動画ですが、

誰かのお役に立てることを妄想して、

これから動画を作っていきたいと思っています。

「保毛尾田保毛男みたいだね」

(知らない人は調べてみてください)

と、息子(23歳)に言ったことがあります。


言いたいことは、何一つ伝わりませんでしたけど。

 

すべすべお肌だったはずの息子も、気が付けば毛深い大人になっていました。中でも気になるのが髭の濃さ。いつも頬に傷もあるし、安物のカミソリで髭剃りしているからか? と、20歳のお誕生日にはちょっと良さげなシェーバーをプレゼントするも効果なし。

 

肌さえ綺麗なら、山崎賢人に見えるのに(←私限定の思い込み)

 

髭脱毛したら? そんな顔じゃモテないよ。
髭脱毛したら? 顔が汚すぎるよ。

 

離れて暮らす息子に会うたびに、何とか髭脱毛を勧めたいのに、全くやる気なしだった息子。


ところが先日、

お正月以来に会ってみると、

なんかイケメン(←前に比べて、です)になっていたのです。

 

「もしかして、髭脱毛した?」
「うん」
「あんなに興味なさそうだったのに!?」
「友達が髭脱毛して、毎朝の時短になるって言ってたから」

 

なるほど。

顔を綺麗にしたいという思いがこれっぽっちもない息子に、

見た目をどうこう言っても響くはずがありません。


息子の心を動かしたのは、

彼の価値観に響く友人のたった一言でした。

 

効率こそ命の息子。
「毎朝の時短」と言う言葉は、彼にはとても魅力的だったのでしょう。

 

「髭脱毛、やってみてどうだった?」
と聞くとやはり、「朝髭そる時間が無くなったのがいい」との答え。


見た目を整えるはずの髭剃りなのに、

髭がなくなったことよりもその作業時間が無くなったことの方が、

彼にとっては大きな成果だったのです。

 

私がやっていたのは、

歯周病を気にしている人に美白歯磨きをすすめるようなもの。

そりゃ、聞く気になりませんよね。

 

相手を動かしたい時こそ、相手に響く言葉を使えないと、

伝えたいことが伝わらない。

 

そんなことに気付かされた、

10数年ぶりの息子のすべすべお肌でした。

一番好きな食べ物は? と聞かれると
「餃子!」と答えます。

 

餃子専門店で「Paris餃子」という、気になるメニューがあったのでオーダーしてみたところ、Parisの香りがする餃子が出てきました。
※行ったことはありません

 

カウンター席だけのそのお店は、私の「うんまっ!」の独り言が店主に届くアットホームな距離感。


気の良い店主は、2皿目のにんにく餃子を持ってきてくれるタイミングで、Paris餃子の作り方を教えてくれました。

 

そして教わった通りにやってみたら、「お店の味やん! Parisの香りやん!」が簡単に再現できました。

 

YouTubeで作り方をアップしました。
餃子好き、チーズ好きのかたにおすすめです。

超簡単なので、作ってみてください♪

今月14歳になるチワワと暮らしています。
名前は【はな】

 

ほとんど病気をすることもなく、いつも元気だったはなちゃん。
そんなわけないのに、はなちゃんはいつまでもずーっと元気でいてくれる。
そんな思い込みをさせてくれるほど元気だったのに、昨年あたりから、「年をとったな…」と思うことが増えてきました。

 

いつかお別れしなくちゃいけない時がくる。
最近、ずっと逃げてきたその現実に、自ら向き合うようにしています。

 

そうしようと思ったのは、高校生の頃、一緒に暮らしていた猫ときちんとお別れをすることができなかったから。

 

猫の名前は【わかめ】
名付け親は私ですが、なぜわかめにしたのかは記憶にありません。

 

わかめは、一人っ子の私の遊び相手でした。

こんなふうに…

画像
オセロに付き合ってくれる猫と
猫とオセロをする寂しい私

寂しい私を癒してくれていたわかめもいつしか年を取り、だんだん元気がなくなっていきました。


ある日の朝「もうダメだな」と思った時。わかめの辛そうな姿を見ることに耐えられず、私はいつもより早く学校へ行きました。

わかめが死んでしまう瞬間に立ち会う勇気がなかったのです。

 

そして夕方帰宅すると、わかめはもういませんでした。
わかめの最期を聞こうとしない私に、母は何も話しませんでした。
私が現実から逃げたいことを理解してくれていたのだと思います。

 

ずっと一緒にいてくれたのに、悲しいお別れの瞬間から逃げた私は、わかめの死を目の当たりにしていないため、まだどこかで元気に生きている、と思い込むことでしか自分を守ることができませんでした。

今思うと、本当に申し訳ないことをしたと思っています。


もう35年前のことですが、いつか来るはなちゃんとのお別れを悔いなく受け止めようと考えることで、やっとわかめとのお別れに向き合わせてもらっている気になっています。
勝手すぎますけどね。

 

はなちゃんは、一日のほとんどを寝て過ごすようになりました。
目も見えずらくなっているようです。
粗相などしたことがなかったのに、家中がはなちゃんのトイレになりました。家の中で素足でう〇こを踏むという、体験ができます。
お散歩に行くと、自分の家が分からず、同じところを行ったり来たりするだけになりました。
お留守番ができなくなったのか、私が外出から帰ってくると「寂しかったやんけ!どこ行ってたんや」と、ブチ切れるようになりました。
触ろうとすると噛みつかれることも増えました。
食いしん坊だったのに、ご飯もあまり食べなくなりました。

 

月に一度、病院で診てもらっていますが、病気を治すために体を傷つけることはしないと決めています。


命の期限を私が決めるのはどうなのか? と悩みもしましたが、それを決断するのも私の責任だと思って、そう決めました。

 

14歳と言う年齢の割には、まだまだ元気なほうだと思います。
それでもいつかはお別れしないといけない日やはってくるし、そしてそれは遠い遠い未来ではなく…

 

私の勝手で私の家族になってもらったはなちゃん。
最後まで責任を持って、大切にします。
そして、その勇気をくれたわかめに、35年越しの感謝をしています。

 

と書いているだけで泣けてくる。
はなちゃん、まだ元気なのに(笑)

 

自分の頭に白髪を見つけて、もう何年たつのでしょう。

白髪発見記念日を記憶してはいませんが、まあまあ長いお付き合いな気がします。

 

年々増え続ける白髪。
みなさんはどうされているのでしょうか。

 

最初は染めてもらおうと美容室に行ってみましたが、あの2時間じっと待つ…が耐えられず。


ここ数年は、クリームタイプに泡タイプ。その時の気分やお値段(安い方を買います)で白髪染めを適当に選んで、セルフ染めをしていました。

 

月に一度の白髪染めのタイミングが、月に一度以上のペースに感じるほど、月日の流れを早く感じる今日この頃。

 

もうこんなことやってられない!
何か良い方法はないのか!

 

と思っていると、SNSでやたらトリートメントタイプの白髪染めが目に留まるようになりました。

 

たった一回、5分で染まります。


そんな言葉、誰が信じるのさ! と言いたくなる広告が、連日アピールしてくるのに耐えきれず、つい「お申込みはこちら」への誘導に乗ってしまいました。
私ったら、軽いわ。

 

人気商品らしく、購入申し込みから1か月待って届いたのがこちら。

画像
クレイスパカラートリートメント

3日間連続で使ってみた感想は、続けて使ってみようかな、です。

 

たった1回、5分ではきれいに染まりませんでした。
でも、3日続けて使ってみると、探さないと白髪が見つからない程度にまで染まってくれています。

 

キシキシする?と思っても、ドライヤーで乾かすとまあまあいい感じに。
なにより、白髪染めのために時間を取られないのが嬉しいです。

 

染料を髪にぬりたくった後、飛び知らして部屋を汚すのが怖かったため、15分間静止して待っていたあの時間がなくなるのです。←みんなこの↑時間、何してるの?
年間3時間の節約です。

 

思った以上に手が真っ黒になったので、手袋は必須。
顔についた日にゃあ、皮膚が赤くなるほどゴシゴシこすらないと取れません。


という、多少のデメリットを考えても、これからしばらく白髪対策はこれに頼りたいと思っています。

 

使い続けていくうちに、私は白髪がない。と勘違いするようになることでしょう。なので定期的に使用をやめて、白髪の成長具合をチェックして、いい頃合いになったら近藤サトさんのように潔くありのままで過ごしたいです。

白髪がかっこよく似合う大人の女性、素敵だと思います。
笑ったときにたくさんできるシワが似合うことも。

 

無理に取り繕わなくても、美しく年を重ねていきたいな…
などと考えながら、まだまだ必死に取り繕いたい50歳の初夏、でした。

 

3分ほどで読めるエッセイ16本を一冊にまとめて、kindleで出版させていただいています。

発売から2か月と少したっても、時々ご感想をいただけて、とても嬉しく思っています。

 

読んでくださる方それぞれの立場で、響く言葉や受け取り方が違うのがとても興味深いところ。

 

その中でも、「この考え方、私も実践します」と言っていただいた記事をこちらにマルっとコピペします。
あと3分、お付き合いいただけると、嬉しいです。

 

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人から言われて、とても心に響いた言葉があります。

 

「慣れていないだけ」

 

私にこう教えてくれた人は、「難しい」という言葉を使うとすぐに、「慣れていないだけ」と言い直してくれます。
人には、「できること」と「慣れていないこと」があるだけだと。

 

それは、大人になってから初めて、今まで未知の領域だった心理学の勉強に興味を持ち、その世界へ片足を突っ込んだ時のことでした。


横文字多めの講座に参加していると、見るもの聞くこと全てに馴染みがありません。
むずっ……


私は頭の中で終始、「難しい」と感じながら、講座に参加していました。

一通り講義を聞き、「それでは二人一組になって、お互いの価値観を出しあってみましょう」と言われても、むずっ。


それが終われば、「今の経験をシェアしてみましょう。自由に話してみてください」と言われてもまた、むずっ。

 

つい、シェアするお仲間に「難しいですよね」とぼやいたところ、「難しいんじゃなくて、慣れていないだけですよ」と言う声が聞こえました。

 

どういうことですか? あなたが今言った言葉の意味さえ難しいんですけど? と講師にハテナ顔を向けた講座の初日。


帰ってからも頭から離れなかったのは、講義の内容そのものではなく、難しいと言った私に講師がかけてくれたこの言葉でした。

 

「慣れていないだけ」


この8文字が勝手に脳内で無限に再生されます。
その答えを探しながら夕飯を作っていると、ふと気づく瞬間がやってきました。

 

確かに、今当たり前のようにできていること全てが、最初から簡単に出来ていたわけではありません。


ご飯を炊いてお魚焼いて、お味噌汁を作るだけでも最初は難しくて、1時間以上かけていた可愛い時代もあったなぁ。
お肉を焼いて、冷めないように保温のつもりでフライパンに蓋をして置いておいたら、お肉がカッチカチになっていて残念なこともあったなぁ、と。

 

今では考え事をしながらでもご飯を作ることができます。
ザ、日本の朝ごはんメニューに1時間以上かかることもなければ、お肉は最後に調理することも自然にできるようになっています。


そっか、慣れていなかったからうまくできなかったんだ。

 

お料理に関しては、毎日やらなくてはいけない環境が私にそれを慣れさせ、簡単に出来るようになったことの一つです。

 

逆に、最初に難しいと思ってしまったことが原因で、それ以上何もできなくなってしまったこともありました。

 

それは、高校生の時にお小遣いを貯めて買ったギターです。


ピアノも弾けるし楽譜も読める。ギターくらいすぐに弾けるようになるでしょ、と思って練習を始めたものの、難しい!

 

難しいと思うと、それがどうしてもやらなくてはいけないことでなかった場合、チャレンジする気持ちを維持できなくなります。そして、やりたくない気持ちが大きくなり、できないというゴールへあっという間にたどり着きます。こうなると、それ以上の成長はありません。

 

高校3年生の春に買ったギターは、その年の秋にはもう私の手元にはありませんでした。


あの時、「慣れていないだけ」だと思えたら、買って半年足らずで、お友達に譲ってしまうことはなかったのかもしれません。

 

難しい、の先に待っているのは、できない。やりたくない。だからやらない。


慣れていないだけ、の先に待っているのは、慣れればできる。じゃあやってみようかな。

 

初めてのことに出会ったとき、どう思うかは運命の分かれ道なのかもしれません。


慣れていないだけ、という考え方に慣れるまでにも多少の時間はかかりましたが、今ではすっかり慣れました。

 

なので、誰かが「難しい」と言っているのを聞くと、「慣れていないだけだよ!」と言ってしまい、私が講師に向けたのと同じハテナ顔を見ることもしばしばです。

 

現代は、スマホがあれば、どこにでも行けるしなんでもできる便利な世の中。
でもそれを、「難しい」と感じて使いこなせなければ、その便利を享受することはできません。

 

私の親世代のスマホとの付き合い方を見ていると、むしろ掌の中に難しいを携帯しているようで、もったいないと感じてしまいます。


そういう私自身も、インスタのストーリーに動画を載せてみたくてもやり方が分からず、娘に教わりながらSNSを楽しむレベルではありますが。

 

初めてのことに出会ったら、それがたとえ、どこからどう見ても難しそうだったとしても。


「難しい」と思って道を閉ざすのか。
それとも、「慣れていないだけ」と思うことで、前へ進むのか。


私は後者を選択して、楽しいこと、できるようになることを増やし続けていきたいと思っています。

 

とはいえ、最近の便利な物や機能って、もうちょっと使い方が簡単にならないものかね?と、ぼやいてしまうのでした。

 

そして、「買い替えたスマホの操作が難しい」と、すぐに文句を言うくせに、最新機種を欲しがる母の対応が難しい…… 


いえ、慣れている途中です。

 

≪終わり≫

 

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