「ディス・イズ・イングランド」
★★★☆☆
青春バカ映画かと思いきや、意外と社会派な感じでちょっと残念でした。
1983年サッチャー政権下のイギリス。
主人公は10歳の少年ショーン。
ショーンはファッションがダサいと学校でからかわれている。
父親はフォークランド紛争で戦死しており、父親のことを言われるとキレちゃうショーンはその日も年上の少年と喧嘩して先生に怒られる。
学校からの帰り道、道端でたむろしていたスキンヘッドの少年グループのリーダーウッディから話しかけられ、仲良くなる。
不良グループと遊ぶようになったショーンは楽しい日々を過ごしていたが、刑務所に入っていたウッディの親友コンボが出所してきてグループに加わるようになると、コンボの過激な思想に感化され、やがてイギリス国民戦線に入り右翼活動にのめり込んでいく。
みたいなお話です。
10歳の少年が右翼活動家かー。
アホなのか真面目なのかよーわからん映画でしたね。
この映画の一番の見所は、不良少年たちと同じファッションがしたいショーンがお母さんにドクターマーチンのブーツをねだるシーン。
「これは不良が履くブーツよ!」
ってお母さんに却下されることろが一番面白かったです。
結局、サイズもないしパチもんのブーツを買ってもらいます。
前半の不良たちと楽しくやってる辺りはなかなか面白かったですけど、イギリス国民戦線とか出てくるとちょっとうーんってなりますね。
移民の問題は今に始まった事じゃないんだなぁ、とは思いましたけど。
この頃から燻っていた煙が結果的に今のイギリスのEU離脱に繋がってくるのかなぁ、と。
個人的にはもっとバカな感じのものをしていたのでちょっとガッカリかなーって感じでした。
興味ある方は観てみては?
予告編
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