映画「プロメテウス」 | 渋谷宙希のブログ

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「プロメテウス」
★★★☆☆




「エイリアン」の前日譚となる作品。


これ、正直あんまり期待してなかったんですけど、割と面白かったです。


宇宙船プロメテウス号に乗って人類を創造した種がいるんじゃないか?って星に向かうという始まり。


地球に似たその星に到着して散策してると、まぁ色々わかったり、とんでもない目にあうって内容で、割と普通に面白かったです。


リドリー・スコットはとにかく世界観作るのが凄い監督だと思っているんですけど、この作品も世界観はとても引き込まれるものがありました。


主人公は考古学者のエリザベス・ショウ博士とアンドロイドのデイヴィッド。


その星に到着するまでの間、デイヴッドは一人で淡々と船の管理をしたり、映画を観たり、スポーツしたりして過ごしてるんですけど、その辺の導入部分がなんか好きでした。物語に引き込まれます。


神に会いに行く人間たちに対して、デイヴッドの創造主は人間で、いつでも会える存在。


果たして創造主に会うことがいいことなのか、悪いことなのか。


って感じですね。このデイヴッドってキャラは個人的に好きでした。もっと活躍してほしかったなー。

 

 




一方、エリザベスはエイリアンシリーズでいえばリプリーに当たるんでしょうかね?


この人は正直あまり魅力的なキャラとは言えませんてましたね。


見た目もそんなに美しくないし、頭も悪そう。





とゆーか、プロメテウス火山に乗ってる人全員めっちゃ頭悪そうなんですよ。そこがかなり残念ポイントでした。


未知の惑星に来てるのに、「ここは空気が綺麗だ」とか言ってヘルメットみたいなの脱いだり、未知の生物を目の前にして猫でもあやすみたいに近づいたりして、バカ丸出しなんですよねー。


で、


こいつ絶対すぐ死ぬやろなー


ってやつが案の定最初に死んだりして、


まんまかよ!


ってツッコミを入れたくなっちゃいます。

 

 




とは、言いつつも最後まで楽しめました。


神様に会いに行くってストーリーはロマンがあっていいですね。


アンドロイドのデイヴッドが人間に対して複雑な感情のようなものを持ってるのも面白かったです。


テーマ的に今やってる「ブレードランナー」と重なる部分がある気がしますね。


そのうち、エイリアン世界とブレードランナー世界が重なって来そうな予感もしますな。


そうなると、それはそれで面白そうですが。


改めてエイリアンシリーズを最初から観たいなーって思いました。


最新作の「コヴェナント」も観たいです。あと、「ブレードランナー」の新作も。


気になったからはご覧になってください。


予告編

 


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