2017年5月9日
ブクガことMaison book girlさんのメジャーデビューアルバム"image"リリースツアーファイナル赤坂BLITZ公演に行ってきましたー!
ブクガ初の全国ツアーの最終公演で、ブクガ史上最大規模の会場である赤坂BLITZ公演です。
今回のツアーは井上唯さんの地元である福岡公演(↓)
自分の地元でもある(正確には地元ではないんですけど)大阪公演(↓)
と行って、とんでもなく素晴らしい公演だったので、今回がツアーファイナルの東京公演はめちゃくちゃ期待して行きました。
先に結果から言っちゃいますけど
最高でした!!!!
もう、最高って言葉じゃ足りないって感じです。
なんにも言えねぇ
状態です。
開場少し前に前物販があるってことだったので、物販の時間に合わせて赤坂へ。
赤坂って初めて来ましたけど、スゲーおしゃれな街ですね。
で、前物販で全チェキ券1枚とTシャツを購入。
今回の公演では個別チェキはなく、全チェキのみとなっていました。
なんか、売れた感出てきましたね~。
開場と共に中に入り、Tシャツを着替え開演を待つ。
赤坂BLITZ初めて来たんですけど、凄く大きな会場で、舞台も凄く広くて
ここでブクガがワンマンするのか~
って思うと、もうそれだけで感動しちゃいます。
さらに、大阪公演の時と同じくサクライケンタさんのインスト曲がかかっていて、すでに世界観を作り上げている。
舞台には奥に巨大なスクリーンが貼られ、さらに手前には舞台を隠すように半透明の幕が下りています。その幕に薄ぼんやりと
Maison book girl
の文字が浮かび上がる。
開場の規と、手前にあるスクリーンのおかげで大阪とは違った空気が漂っていました。
19時
いよいよ、開演時間。
いつものようにアルバムの1曲目を飾るインスト曲
ending
が鳴り響き、ブクガ独特の無垢でダークな世界に入り込んでいきます。
今回のツアーは階段や扉のようなイメージが多用されていましたが、まさに全国ツアーで1段1段階段を上がり、階段を上がった先に見つけた扉を最終公演でついに開いた。という印象でした。
扉を開けた先にはさらにディープなブクガの世界が広がっている。そんなイメージ。
メンバーがステージの登場するが、手前の半透明の幕があるのでハッキリした姿は見ることができません。
そして、幕が下がったままの状態で
sin morning
が始まります。
バックから照らされたメンバーの巨大な影が手前にある半透明な幕に浮かび上がる。
影絵のようにメンバーが浮かび上がり、その影絵がダンスをしている。
もう、それだけで現代アートのようでした。
同じような演出は過去にも様々なアーティストが行っているんですけど、世界の一部にまで落とし込んでいた人は自分の印象ではいなかったように思います。
影というのはブクガの世界に登場する重要な要素の1つだと思うので、その影を使った演出を取り入れたのは流石だなぁ、と思いました。
曲のハイライトで幕が取り払われ、まぶしい光と共に姿を現したメンバーの姿は神々しくもありました。
新しい、そして罪を背負った朝から始まる物語の幕が上がったという感じです。
今回のツアーは今まで以上に徹底して世界観を構築している舞台を作り上げてるなぁと感じるものでしたが、最終公演である東京ではその世界がまさに完成された形で披露されました。
全ての楽曲は今まで何度も見ているものですが、不思議と全ての楽曲、パフォーマンスが新鮮に感じることができました。
演出のチカラって本当に大事だな、って思いますね。
個人的にも、写真をやっていて自分で展示をする時はそこを一番意識します。
どう見せるか?
というのは一番大事な部分なんじゃないかな、って思います。
ブクガのプロデューサーのサクライケンタさんは一切の妥協をしない人なので、どう見てほしいか?というのがかなり明確に自分の中にあるんだと思います。
そうじゃないと、あれだけ徹底的に世界観を作り込むのは難しいと思うからです。
1つの公演が1つの作品ぐらいに考えて作り上げているんじゃないでしょうか。
並大抵の才能ではない、と思います。
そして、そんな世界を構成しているだけではなく、クリエイトの一旦を担っているメンバーの努力や創造性も本当に素晴らしいと思える公演でした。
アルバムに先行して発売された
faithlessness
の振り付けは最後に葵ちゃんが裏切られて人形になってしまうところで終わるんですが、今回のツアーではその続きのような感じでそのまま壮大なインスト曲
int
へと繋がっていきます。
その辺の流れがとにかくゾクゾクするんですよね。
本当に1本の映画を観ているような。1冊の小説を読んでいるような。そんな感覚になる公演なんです。
そして、なによりも圧巻だったのがこのintです。
福岡で見た時は10分を超えるインスト曲の半分ぐらいでメンバーはバックに行ってしまいました。
大阪では10分間ほぼ最後までパフォーマンスを行っていたので、これで完成かな?って思ったんですけど、まだだったんですね。
やはり、完成形は最終公演の東京で行われました。
このint完全版を見ることができただけでもこの公演は見る価値のある公演だったと思います。
大阪公演の記事にも書きましたが、まさにコンテンポラリーダンスのようなダンスを現代音楽とエレクトロニカを融合させたような壮大なインスト曲に乗せて、お人形のようなメンバーが披露している光景は現代アートですよ。
アイドルのライブってレベルじゃない。
アイドルのライブをバカにしているわけではないんです。アイドルは本当にリスペクトしてるし、尊い存在だと思っています。
ただ、もう完全に次元が違う感じがしました。
ベクトルが違うと言ったほうが正確かもしれません。
表現のベクトルが他のアイドルやバンドとはもう違っているのかな、と思います。
かと言って他のアイドルやバンドが持っている熱量のようなものが無いかといえばこれがちゃんとあるんですよ。
そこが凄い。
完全にアーととなってしまうと、入りにくい部分もあるかもしれないんですけど、ブクガの凄いところは、かなり難解なことをやっているのに、それをマスに伝わるようギリギリな線でポップになっているところだと思います。
intが終わり、後半戦に突入。
個人的にはやっぱり大好きな
karma
がテンション上がります。
この曲は無機質な感じのするブクガの中では珍しく身体性のようなものを感じるまさに熱量のある楽曲で、ポップミュージックとしても、アイドルソングとしても、ダンスミュージックとしても完成度の高い凄い楽曲だと思います。
本編のラストは
blue light
です。
もう、本当に感動的なラストです。
インディー時代の曲で唯一アルバムに収録されたってことは、サクライさん的にも気に入っている曲なんでしょうけど、この曲は奥が深いなぁとパフォーマンスを見るたびに感じます。
とっつきやすい曲なんですけど、全然飽きないし、飽きないどころかどんどん好きになっていく奥行のある曲だと思います。
本編が終了し、アンコール。
東京ではすぐにbath roomのクラップになっていました。
会場が明るくなり、再びステージに姿を現したメンバー。
コショージメグミさんが
「今日は平日なのに、来てくれて本当にありがとうございます。仕事を休んだりして来てくれてる人もいると思うからありがたいです。」
みたいな感じのことを言っていて、もうその時点で感動しちゃいます。
そして、ここからメンバー1人1人がブクガについて語るみたいな流れになり最初に和田輪さんから
自分に自身がなかったけど、自分を応援してくれている人に対して自分が自分を嫌ってたら申し訳ない。みんなの自慢の和田輪になりたいと思いました。
みたいな感じのことを言っていました。
人前に出るとガタガタ震えるような人が、今では1000人近い人の前であれだけ堂々としたパフォーマンスができるんだから凄いですよね。
葵ちゃんは、とにかく今のブクガおメンバーが大好きで、これだけずっと一緒にいて苦にならないなんて凄いことだって言ってました。
喧嘩したり、なにか問題があってそれを乗り越えたりしてきたグループじゃないけど、そんなグループがいいと思う。くさいかもしれんけど、この3人と出会えたのは運命ちゃうかな、って思います。
ブクガを見ていて本当によくこの4人が集まったな、って思います。
運命だし、奇跡でしょ。
そして、井上唯さんですよ。
もうね。泣きましたよ。
普段クールな印象の唯さんがこの日一番泣いていました。
メジャーデビューしてから特にブクガのことを考えてる時間が増えて、福岡に帰った時もブクガがある東京のこと考えてて、地元がめっちゃ好きだったのに、早くブクガのある東京に帰りたいな~って考えるようになった。
みたいな感じのことを言っていました。
メンバーの中で唯一芸能の経験がなく加入した井上唯さんの努力は並大抵ではなかったんじゃないかな、って思うんですよね。
最初は歌もダンスも全然できなくて、本当につらかった。と言っていましたが、今ではどうです?ダンスなんか、本当にかっこいいですよね。
葵ちゃんの生誕イベントで葵ちゃんが
「ダンスはよく唯ちゃんに教えてもらっている」
みたいなことを言っていましたが、本当に努力しているんだなぁって思います。
ブクガが好きだからこそ、それだけの努力もできるんだなぁ、と。
そして、最後はコショージさんです。
彼女は言葉のセンスが詩的なので、毎回凄く面白いんですけど、今回は本当に詩的でした。
メンバー全員と手を取り合って、スタッフさん、徳間ジャパン、イベンターさん、そして、もちろんファンのみんなとも手を繋いで、その手を話さないようにします。
みたいな感じのことを言っていました。
実際に舞台の上で手をつないでいるメンバーの姿が本当に感動的で、その手の先にはスタッフさんなんかもいて、さらにその先には自分の手も繋げているのかな?って思うと泣けてきました。
そして、ここからのアンコールは名曲を連発して、開場のテンションはマックスを迎えます。
個人的には、snow ironyの多幸感がヤバかったです。
ステージ上のメンバーが全員、そして見ているお客さんの全員が幸福そうな笑顔で包まれていました。
幸福を伝染するんだなぁ
って思いましたね。
そして、
最高潮に盛り上がって、再び短いMCが入ります。
コショージさんの
今日の光景を角膜に閉じ込めて!
というこれまた詩的なMCと共に、最後の曲hがコールされます。
「last scene!」
この曲yはブクガの楽曲の中で一番最初にできた曲なんだそうです。
そして、この曲のすぐあとにできたのがbath roomなんで、最後の2曲はまさにブクガの方向性が示されたブクガにとって原石のような曲だったんですね。
しかも、このlast sceneだけ振り付けがミキティー本物さんじゃなかったみたいで、改めて作り直したミキティーバージョンのlast sceneでした。
メンバーがステージからいなくなるとスクリーンには7月新曲リリースの文字が!
全ての公演が終了し、
本当に凄いものを見た!
って印象でした。
間違いなく、ブクガは1つ上のステージに上がったなぁっていう印象の公演で、見ることができて幸せです。
終了後は特典会。
この日は集合チェキのみということだったんで1枚だけチェキを撮らせていただきました。
皆さん本当に素敵。
チェキを撮り終わって会場の外に出ると、出口のところでビラ配りをしている女の子がいて、かわいい感じだったんで、アイドルさんかな?って思ったら
バンドじゃないもん
というグループのメンバーさんでした。
もう結構売れてる感じのグループなのに、ビラ配り!?
ってビックリしちゃいました。
自分はあまりよく知らないグループなので、全く緊張せずにお話できましたw
無銭でアイドルと喋れてラッキー☆
さらに、会場の外にはブクガの振り付けを担当している
ミキティー本物さん
もいたので、少しだけお話を。
とにかく、intが凄かったです!
ってのを伝えることができて良かったです。
ミキティーさんも
二丁ハロ
というゲイアイドルグループをされているれっきとしたアイドルさんなので、ここも無銭でお話できてラッキー☆ちなみに、ミキティーさんとは、前回の2ndワンマンの時も少しお話させていただきました。
さらに、
サクライケンタさん
も登場したので、桜井さんとも少しい話を。
とにかく、素晴らしかったってことと、新曲楽しみにしてますってこと、あとは
自分もツインピークス大好きです!
ってことも伝えましたw
今後、ブクガはとんでもないことになると思うので、この記事を読んで気になった人は今すぐにアルバムを購入して、行けるライブは全て行きましょう!w
ブレイクしてからだと、今みたいに近い距離感で応援することは難しくなるので、今のうちですよー!!
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