【コーチング】指導法続き | 卓球研究者による卓球教授 -20日あれば卓球を知らなくても上達できます-

卓球研究者による卓球教授 -20日あれば卓球を知らなくても上達できます-

指導者必見
どう教えていけばいいのだろう?
強くなりたいんだけどどうすればいいのだろう?
悩みがあるけどどうすれば解決できるんだろう?
卓球研究者として活動するわたしが、専門分野のスポーツマネジメントの観点からお答えします

以前



・動画を見る人は、自分の課題が何かを理解しているだろうか


・動画を見ることで、その人の課題を解決できているのだろうか


・動画を見たことで、課題が解決され、その先の戦術へと結びつけられているのだろうか



と紹介しましたので、1つ1つ説明していきたいと思います







・動画を見る人は、自分の課題が何かを理解しているだろうか

ひょんなことから、恋愛コンサルタントの方とお話しさせていただく機会がありました


それぞれの悩みは千差万別なのはいうまでもありません


そして、その人のキャラによってもコンサルの仕方が異なってくるという回答でした






これを卓球に置き換えます

例えば、ドライブがうまくできないという方がいたとします



その方は、どうして安定して打てないかを自分なりに理解できているか聞いてみましょう


その回答により、アドバイスが全く変わってきます



・腕の振りが問題なのか


・重心移動が問題なのか


・戻りの遅さが問題なのか



他にも探せばあるでしょうが、こればかりは実際に見ないと判断することが難しいわけです





・動画を見ることで、その人の課題を解決できているだろうか

先ほどの問題とかぶってきますが、何が課題かを理解しなければここにはたどり着けないでしょう


プロの人のプレーやワンポイントレッスンの動画などを見ても



・うまい


・安定している



といった感想だけ持って、自分に置き換えてプレーすることが出来ないのではないかと思ったわけです






動画を提供しても、提供しっぱなしで、教えてもらった方のフィードバックなどはきちんと行えているかどうか







これはマネジメント理論の1つに、PDCAサイクルというものがありますが、CやAに該当するものです


これなくしては、技術の習得は大変なものになると思われます





・動画を見たことで、課題が解決され、その先の戦術へと結び付けられているだろうか

ただ普通にプレーしたい方は、そこまで重要視されないかもしれません


大きな大会で勝ちたいと思う方ですと、必要になってくる項目です




技術は独立したものではなく、技術同士の組み合わせや連携が試合では大きく影響すると思ってます


課題が解決されたからと言って、終わりにして欲しくないのです






例えば、ブロックという技術があります


これは、相手のドライブを台の付近で当てて返す技術を指します





ここで問題です


ブロックは相手のドライブを返すためだけにあるのでしょうか





ただ返すだけですと、相手は再びドライブやスマッシュで攻撃を仕掛けますので、こちらは防戦一方になってしまいます





これを



・ラケットの角度を少し変えて、スピンを変える

→相手のミスを誘いやすくなります


・コースを変える

→クロスに打っていたものをストレートに運ぶことで、相手に隙が生まれ、こちらの攻撃チャンスになります


・当てるだけでなく、軽くラケットを振って、スピードのあるボールを送る

→こちらも相手の隙を生むので、やはり攻撃チャンスになります



と言ったように、ブロックだけでもこのように派生させることが出来ます







このように、課題を解決したい人が、動画を見るだけでは課題が解決されない可能性があります





その人の課題は何で、何が問題で、それを解決した結果どのように他の技術へと結び付けていくか







これが出来て、初めて課題が解決したと言えると考えております


実例はこちらから

私もそう思う、その考えもあるかもしれないと思った方は、ぜひクリックをお願いします^^

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