こんにちは!
個人で活躍している起業家の方、
これから起業を目指している方のための
最初のブランディングをサポートしています
魅力プロデューサーのみなみなおこです
HPはこちら↓
http://www.place-specialist.com/
今日は、ライターの仕事で
朝から鎌倉で取材をやっています^^
久しぶりにライターの仕事をすると
また違った視点で、ブランディングの仕事のヒントや
きっかけになるから面白いです
今日取材にいったところは、ココ↓↓
一見、普通の酒屋さん。
ここは駅から遠くて、車通りが激しく
おまけに道が細い
さらに、お酒の品質を保つために
シードをしているので、暗くて開いてるのかさえ分からない・・・
こんな看板まで
↓↓
がしかし、ここは鎌倉を中心としたエリアで
雑誌によく取り上げられるような人気のレストラン
30強とパートナー契約しており、
その受注頻度がまた非常に多いことで、注目されています
オーナーの兵藤さん、奥様、お母様も3人で^^
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立地環境も、店構えも、ベストな状況ではないなかで
どうして人気のレストランたちがここのお店と
パートナーになっていくのでしょうか
「コンビニやスーパーでもお酒は買えるけど
僕はそこに立ちたくないんです。」
今や、数百円という値段でコンビニやスーパーにワインは並んでいます。
ワインを買おうと思ったら、やっぱり駅の近くだったり
食材のついでに・・・
となります。
そこのステージで戦おうとすると
価格や立地で負けてしまう
そこでどうがんばっても負けてしまいます。
でも値段を下げたり、立地なんて変えられない
そんななかでチラシをまいたり
値下げしても、一時的な収益は得られても持続しません
だからこそ、オーナーは見方を変えたのです。
「鎌倉の飲食文化を豊かにしたい」
「街の酒屋さん」というステージではなく
「飲食文化を豊かにする」人たちの中で
独自ポジションをとることにしたのです。
飲食文化を豊かにする人たち=飲食店オーナー
飲食店オーナーたちとの交流を盛んにし、
飲食店ひとつひとつの料理を、すべて食べ
そのオーナーが喜ぶワインをセレクトして提案されるそう
注文が入ったものしか、用意しない。
膨大な量の試飲をしてもらい、向こうに選んでもらう。
という「酒屋さん」としての立場ではなく、
ともに飲食文化を豊かにしていくためのパートナーとして
できることを考えた。
「自分の在り方」
そこを変えられたオーナー。
信頼できる生産者。
信頼できるインポーター。
そこが選んだお酒を、それが最大限活かせる
料理をつくるお店にだけ提案する。
そのこだわりが、信頼を生み出し
お客様との濃い関係性をつくっていく。
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オーナーによれば、鎌倉という街は、
ファミレスも少ないし、大手が入りにくい街だそう。
だから個性的な小さいお店がたくさんある。
だからこだわりがあるいいお店にたくさん出会える
飲食文化が豊かになるチャンスをたくさん持っている街
もしここが、スーパーやコンビニばかりが気になっている
酒屋さんだったら・・・
何にフォーカスするかで、見える景色が変わってきます。
行動が変わります。
だから、変えたくても変えられないものに
こだわりすぎないで。
あきらめないで。
いつだって、自分の可能性はどんどん開きます。
自分次第で
そんなことを教えていただいた、取材でした
きょうのブランドの種まき
まわりを見たら、もっと安いところ。
もっとアクセスがいいところ。
もっと技術があるところ。
もっと、もっと・・・
どんどん自信がなくなっていく
それは、見ている立ち位置が違っているのかもしれない
同じ業界、同じカテゴリにどうか縛られないで。
どうやっても勝てない相手ばかりにどうか縛られないで。
もっと遠くから、大きな目で見てみよう。
自分のサービスは、何につながってる?
そこを一緒に実現できる相手は誰?
その人が喜ぶことはなんだろう。
だんだんだんだん新しいステージが見えてくるから。
そしたら、見た目やカテゴリはよくあるものでも、
ブランドはしっかりできる。
信頼してくれる絆の強いお客様が増えていくから。
今いるステージを変えよう。