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読解と和訳の違いを説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
 
この、読解をしようシリーズでは、学校や塾では中々教えてもらえない、読解力について、皆さんにヒントになるような事を発信していきます。
 
前回に引き続き、今回もちょっと面白い英文を用意しましたので、どうぞご覧ください。
前回を読んでいない方、または読んだけど忘れてしまった方は、どうぞこのリンクから読んで下さると、よく分かると思います。
 
前回は、僕の体験談からエピソードを拾ってきましたけど、今回は僕のオリジナルです。
まずは、英文をどうぞ。
 
He has a notebook under his arms.
 
まず、ちょっと珍しい(受験英語ではあまり見かけない)表現がありますので、注釈を入れますと、
under one's arm と言うのは、脇の下という意味です。
under my arm だったら、私の脇の下、under his arm だったら、彼の脇の下と訳せば良いわけですね。
 
日本語では「脇」の下と表現しますが、英語では「腕(arm)」の下と表現するんですね。これも言語の面白いところではありますが。
 
 
さて皆さん、先ほどの英文を見て、何か感じたでしょうか?
 
He has a notebook under his arms.
 
直訳すると、
彼はノートを脇の下に抱えています。
ですね。
和訳だったらこれで良いと思いますが、それでは読解してみましょう。
この英文から読み取れる情報はなんでしょうか?
 
もし分からなければ、実際にやってみましょう。彼と同じ動作をしてみて下さい!
 
 
出来ましたか?
恐らく皆さん、こんなポーズをした(思い浮かべた)と思います。
 
↑ノートではありませんが・・・。
 
このポーズを思い浮かべた方は不正解です!!
残念でした。
 

あ、別に、こういうオシャレなポーズにしたら正解というわけでもありませんよ(笑)
 
 

では、もう一度英文を見てみましょう。
He has a notebook under his arms.
先ほどこれを、
彼はノートを脇の下に抱えています。
と訳しましたね。
 
しかし、もう少し丁寧に訳してみましょう。
彼は(1冊の)ノートを(両方の)脇の下に抱えています。
 
そうです。
この人は、不自然なポーズをしているのです。
 
多分、1冊のノートを両脇に抱えるという、無理なポーズを無理矢理しようとすると、恐らく下の写真のようなガッツポーズのようにして、その間に無理矢理ノートを挟み込むしかありません。
 
 
 
↑澤選手、ごめんなさい。
 
そんな、変なポーズでノートを脇抱えてるヤツ、見た事ありますか?見た事ないでしょう。
 
ということで、英文を和訳することは出来ても、それを読解するクセはついていないのです。
日本語で書かれたら、まだ想像するんでしょうけど、英文となると途端に「和訳」で終わってしまう。
その状況を想像したり、情報を読み取ったりしないのです。
 
まあ、今回の英文を「読解」したのかと言われると、あまりそうではない気がしますが、和訳だけしていたら読み取れることも読み取れないんだよ、というメッセージだと思って捉えて下さい。
読解するっていうのは、頭を使わなきゃいけないってことですね。
 
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