中国で社内唯一の日本人ということ | ◆いらっCHINA~中国で就職の日々!

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2010年に北京にやってきて生活・仕事と何とか頑張って生きています!その日々の様子や気づきなどをこのブログでシェア!

北京で生活しはじめてから

今年の4月で丸6年になろうとしています。



来た当初の3ヶ月は、見るもの全てが新鮮で

毎日を楽しく過ごせていましたが

その後、こちらで働き始めてからというもの

やはり現実を直視せざるを得なくなってきます。



自分が北京で最初に勤めていた職場は

ドイツ系IT企業

社員はだいたい70人くらいはいたと思いますが

最初は私を含めて3人の日本人がいました。



それが一人がクビになり

一人が離職し

一人が補充されたものの

家庭の事情で3ヶ月で辞めて

結局独りになり

その半年後、ようやく

補充があってまた2人になったものの

その人も骨折を機に

また3ヶ月で離職し


そこからはずーっと

その会社では

"社内唯一の日本人"

として働いていました。



日本人はよく群れる

とはいうものの

こちらにいると

やはり日本人が近くにいると

ホッとします。

負担を減らせるので



というのも

政府の姿勢が基本的に

反日ということもあり

また、一応

先進国から来ているということで

周囲の中国人たちは

日本人のことを

よく見ています。



今だから言えますが

辞めていった日本人は

一人を除いて

結構悪口を言われていました。



日本人=我慢強い、ハイクオリティ

というイメージですから

上記のように

クビになるようなクオリティの低さだったり

せっかく就職しても腰掛けみたいだったり



そういった人たちの分まで

ある意味、国を背負って

中国人たちと対峙しなければならない。

大げさではなく

当時の同僚からしてみれば

「自分=日本」なのだから

必死でした。

日本を悪く思われてはいけない、と

日本への印象を良くしたい、と



その視線を感じると

自然とプレッシャーにもなるし

日本人向けのサービスを提供しているので

負担は全てこちらに来るんですよね。

自分の上司はいましたが

顧客との問題が発生したときは

全て自分が最後の砦



そうしたことが長期間続くと

自然と自己肯定感が下がっていきます。

疲れが溜まっていくんですよね。


そして

ただでさえうまくいかないことばかりなのが

さらにうまくいかなくなる。



そうしたときに大事になっていくのが

自分を見つめる力

国を想う力

なんですよね。



つづく・・・



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