こんばんは!龍司です(^^


先日、群馬で働くtomiya社長記事 を読んでおりましたら、

かなり興味深い内容でしたので

私は「結論はどうなるのだろう?」

と一気に読み進めました。


ところが、話の結論が出そうになったところで、

「・・・は、また次回ってことで(笑)」というふうに

締めくくられていました(笑


この締めくくり方は、かなり気になりますよね!(笑

おいしい食事を目の前にしておあずけされた!みたいな。。。

続きが非常に気になりますので、

次回の記事も必ず読みたくなります。


このtomiya社長 の手法(?笑)を見て、

私は「千夜一夜物語 」を思い出しました。

千夜一夜物語 」・・・(以下、Wikipedia引用)

妻の不貞を見て女性不信となったシャフリヤール王が

国の若い女性と一夜を過ごしては殺していたのを止めさせるため、

大臣の娘シャハラザードが自ら王のもとに嫁ぎ、

千夜に渡って毎夜王にをしては気を紛らわさせ、

終に殺すのを止めさせたという物語が主軸となっている。

が佳境に入ったところで「次回はまた明日

シャハラザードが打ち切る為、

王は続きが聞きたくて別の女性に伽をさせるのを思い留まり、

それが千夜続いたという。

(以上)


このシャハラザードという女性のの手法、

が佳境に入ったところで「次回はまた明日」と

シャハラザードが打ち切る)により、

王は次の日もまた次の日もを聞きたくなる・・・


これは、ブログにも有効なのではないでしょうか?

tomiya社長 のような手法。。 (笑


今では、ブログの数は急拡大していて

本当に多くのブログがあります。

読者にとっては選択肢は毎日増え続けていますよね。


1回読んでそれきり・・・というブログも多いでしょう(笑


そこで、何度も読み続けていただくために

「結論を先延ばしにする」・・という「千夜一夜物語 」の手法は

有効かもしれませんね(^^


ただ、「話の内容が興味深い」ということが

大前提ですが・・(^^



では、

話の内容はどんなものが効果的なのでしょうか?


私は昨日、平野 日出木さんの

「物語力」で人を動かせ!―ビジネスを必ず成功に導く画期的な手法
という本を読みました。
 
著者の平野 日出木さんは、
いつも私に貴重な情報をスルーパスしてくれるsmoothさん
大学時代からのお友達です。

※日本では「米国を見習って論理力をつけよう!」という風潮ですが、

実は、当の米国では意外にも「物語力」というものが

注目されてるんですよね(^^


私も数年前から米国のセス・ゴーディンの本を愛読しており

「物語力」がこれからの時代に重要になってくることは痛感してまして、

昨年の5月8日 にも

「プロ野球の巨人の人気低迷は「物語」の不足が原因のひとつである!」

とお話ししました。


ブログでいえば、

「私のブログを読んでください!」とPRするだけではなく、

また単に出来事を箇条書きにするだけでなく、

その出来事を自分なりの「物語」に結びつける。

人々を惹きつける「物語」を作って聞かせることで

読者の方を惹きつける可能性は高まるでしょう。


たとえば、

障害物があったけれども、乗り越えて成功する!とか。。。

この本の41ページに書かれてますが、

「障害を乗り越えるストーリーに、人は弱い」のだそうです。


障害がなければ、自分なりに何か設定しても良いと思います。

ライバル会社の売上げを抜くぞ!とか、

自分なりのものを設定。。

障害を乗り越える物語以外にも、

人を惹きつける設定はいろいろ考えられそうですよね(^^

 

それが共感を呼び、読者をひきつけるか否かは

その方と「物語」の魅力にかかっているのでしょうけれども。。


これからの時代、

実は、個人だけでなく企業にも

「物語力」が求められると思います。


なぜなら、

消費者としても私達は、あまりのも多くの

モノ、情報、広告に囲まれています。

「他社より少し安いです」とか

「前の製品より少し機能を高めました」とか

アピールしたところで、ピンとこないんですよね。

自分自身が感動し、共感できる「物語」のある商品でなければ

「思い入れ」も持てないでしょう。


IT革命 以降、

ブログを読む立場、商品を買う立場としての視点で見れば・・・

ネットで世界中の情報が見られてとても有意義です。


ところが、

ブログを読んでもらう立場、商品を売る立場としての視点で見れば・・・

読み手側、買い手側は世界中の情報を見られるわけですから、

世界中がライバル!!

日本人のブロガーも、米国の有名人のサイトに打ち勝たなくては

見てもらえないかもしれないのです。。

大変な時代ですね・・・(笑


21世紀・・・

個人も企業も、人を動かせるような「物語」を作ることが

求められる時代ですね。


ということで、この記事は「続きはまた明日・・・」にならずに、

完結してしまいました・・・(笑