姉の結婚 (5) | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

姉の結婚 (5)
西 絅子



真木との不倫を終わらせ、川原との結婚話も白紙と
なり、再び“女ひとり”の生活に戻った岩谷ヨリ。
県が推薦する“土佐島プロジェクト”に事務局長とし
て尽力する中、新たな気持ちが芽生え始めて・・・。
アラフォー女性の生き様を描く
大人系恋愛ストーリー、第5巻!!




男はつらいが、女もつらいよ

不器用で純粋な、
アラフォー男女の恋と人生

**********

不倫を終わらせ、それぞれの日々を生きる真木と
ヨリ。交わらない2人がもどかしい、それぞれの事
情が明かされ、進行していく。恋の進展はなく・・・。

忘れられないことは、無理に忘れなくていい。だっ
て忘れられないのだから。忘れようとすれば、す
るほど、忘れたいことを意識することになるし・・・。

そういえば、つきあいが長くなると、相手に対する
愛よりもずっと、自分が過ごした「時間」への執着
で別れをためらう人が多くなるような気がする・・・。
その人に費やした時間が惜しくなってくるというか。
愛よりもきっと、ずっと面倒なのが「執着心」かも。
それが本当に愛なら、なるようになるんだろうし。

その人でなければ、その人でなければ埋らない、
その人の形に空いた心の穴があるとしたら・・・
失くしたピースが、その人の形をしていたら・・・

互いにやさしくすることを許すのも、互いに傷つけ
あうことを許すのも、「互いに」求め許せるのなら、
それは愛なのかもしれない。・・・なんて思ったり。

本当はとても単純に、真木とヨリは愛しあってい
るはずなのだけれど、大人の事情ってやつは、
実にメンドクサイ。大人の背負うリュックは日々、
重くなる。歩くにも、走るにも、体力が必要で・・・。

とりあえず、事情は進まず、けれど想いは深まり
悩みは深き・・・な感じの2人。男も女も、大人は
つらい。不器用で、純粋ゆえに不純にもみえてし
まう大人の恋の行方は・・・。ああ・・・もどかしい。


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