八重の桜 第16回 「遠ざかる背中」 | 日々のダダ漏れ

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大河ドラマ 八重の桜 

第16回 遠ざかる背中」


会津の大火のさなか、行方不明になっていたみね(豊
嶋花)を三郎(工藤阿須加)が見つけ出した。そして、み
ねを捜し
に火元近くをさまよっていたうら(長谷川京子)
を、尚之助
(長谷川博己)が救い出す。みねの無事を
確認し、涙するう
らの姿を見た八重(綾瀬はるか)は、
うらがどうしてみねを
厳しく叱るようになったのか本当
の理由を知る。それは、
覚馬(西島秀俊)にもしもの事
があった時に、みねが山
本家を継げる人物になるよう
育て上げるためだったのだ。
その頃都では、慶喜(小
泉孝太郎)が将軍職を継ぐ事が
決まり、4年に及ぶ容
保(綾野剛)の京都守護職が解かれよ
うとしていた。よ
うやく願いがかない安堵(あんど)する容
保。ところが、
その直後に孝明天皇(市川染五郎)が崩御し
たという
知らせが届き、会津への帰国の期待は打ち砕かれた。


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うら) よがったぁあ~無事でいてくれて。よかった。

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佐久) うらは、覚馬が当分帰ってこれねえもんと、覚
    悟きめでだみでえだな。何かあったら、そん時
    は、みねが跡取りだ。しっかり育てねばなんね。
八重) それで、みねに厳しくしでたのがし?
佐久) んでねえ、うらは、おのれに厳しくしてだんだ。
    甘やかして、弱い子に育でたら、覚馬に申し訳
    ねえがらと。可愛いみねを怖い顔して叱んのは、
    うらも辛かったべ。
八重) あねさま・・・

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八重) わだす・・・馬鹿みでえ。

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八重) 火の方に走っていく背中見でたら、尚之助
    様
が、このまま戻ってこねえような気がして。
    心細くなって。
尚之介) 火に、巻かれるとでも思ったんですか?
八重) よぐわがんねえ。
尚之介) 取り越し苦労とは、八重さんらしくない。
八重) わだしらしくねえ・・・んだげんじょ・・・

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八重) 旦那様だもの。
    たった一人の、わだすの旦那様だもの!
尚之介) どうして、泣くんですか?
八重) なんも、泣いでねえ。


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竹子) 思いのほか、腕の立つ方がおいでで、
稽古も
    楽しみです。では・・・
ユキ) 今日は不覚をとったけんじょ、八重姉さまは
    つぇえんですよ。鉄砲だって撃てんだから。
竹子) 鉄砲?
八重) はい。
竹子) なぜそのようなものを?
八重) え?
ユキ) 鉄砲はつぇえですよ
竹子) 強くとも、鉄砲はただの道具。武士(もののふ)
    の魂がこもる、剣や薙刀とは違います。

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八重) わだす、なじょして・・・
    さっき、言い返せなかったんだべ。
ユキ) あねさま?
八重) あの人には、負けだくねえ。

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覚馬) 赤子の匂いがする。蒸したての饅頭みでえな。
広沢) 饅頭? いやあ、ひなたの藁の匂いだあ。
二葉) いい加減にしてくなんしょ。
    人の子を、饅頭だの藁だのど。


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覚馬) 赤子は、命の匂いがする。

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孝明天皇) 都を守護するそなたの苦労、ようわかっ
      ていた。
なれど、わしにはそなたが支えで
      あった。
心の、深いとこに、通い合うものが
      あった。
容保) もったいないことを・・・
孝明天皇) 我らは、重い荷を背負うた者同士。ご先
      祖代々、守り培ってきたものを両肩に背負
      うて歩んでゆかねばならん。
その苦しさを、
      まことに分かち合えたのは、そなた一人で
      あった。
容保) おかみ・・・
孝明天皇) 将軍宣旨が済んだら、早う国元に戻れ
      るよう、わしも力を尽くす。
      会津から教わった、もののふのまことは、
      義の重きにつくことにあると。
      長い間、まことを尽くしてくれて、ありがとう。

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八重が尚之介に甘えてるー! 八重にとって、たった
一人の「私の旦那様」
という存在に、尚之介がなって
いたことがわかる、微笑ましいシーンでした(*^。^*)

そして、中野竹子演じる黒木メイサ登場! やっぱり
彼女は、凛々しい役が、アクションが似合います!
薙刀のキレが違う。会津には、凛々しい女性、ハン
サムウーマンが集まるものだと惚れ惚れしてしまう。

今回のツボは、赤ん坊の匂いを嗅いでは、はしゃぐ
男性陣。饅頭だの藁だの、命の匂いを嗅いで笑顔
になる姿が可愛らしくて。束の間の平和な時間だと
思えば切なくもなったけれど、いいエピソードでした。

そして容保もまた、束の間の天皇との心を通わせた
時間。「平清盛」でも感じたけれど、NHKは、何気に
腐女子層を狙ってるとしか思えない演出のようなw

さらに、何ともタイミングが悪い天皇崩御の知らせ。
会津に、「運」がなかったことだけは確かだと、思う。


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