昨日の記事の続きなので、初めての方は下の記事から
お読みください。
今日は【知覚推理】についてです。
【知覚推理】の下位検査には《積木模様》《絵の概念》
《行列推理》《絵の完成》があります。
このうちぴー助が受けたのは《積木模様》《絵の概念》
《行列推理》の3つで、《絵の完成》は補助検査なので
受けていません。
【知覚推理】・・・視覚的な情報を取り込み、各部分を関連
づけて全体としてまとめる能力
《積木模様》・・・複数の積木を使って例と同じ形をつくる課題
・部分を全体にまとめて見る力、全体を部分に分けて見る
力を測定する。
《絵の概念》・・・2~3段からなる複数の絵を見せ、共通の
特徴のある絵をそれぞれの段から1つづつ選ぶ課題
・カテゴリー的な思考能力や衝動的反応の抑制能力を測定
する。
《行列推理》・・・一部分が空欄の図を見て、下の5つの選択肢
から空欄の場所を選ぶ課題
・パターンやアイデアにおける関係性、空間分析、視覚的記憶
、誤答をあまりにも早く選択することの抑制能力を測定する。
【知覚推理】がグラフで低く出ていると
・言葉による説明を理解することは問題ないが、物語などを
イメージしながら聞く事が苦手
・図形や量を比較する事が苦手
ということになります。
わかりにくかったらすみません
今度は【ワーキングメモリ】についてです。
WISC-Ⅳの例題を以前は記事にしておりましたが、
悪用されかねないとのご指摘を受け、
削除させていただきました。