プロカメラマンになるために!プロカメラマンになるための道! | 写真上達プロカメラマン写真撮影テクニックとヒント

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プロカメラマンになるために!プロカメラマンになるための道!

プロカメラマンを目指す読者の方から、
プロカメラマンになるためのご質問がありました。

今回はプロカメラマンになるために、
というテーマです。



【ご質問】
今後プロフォトグラファーとして、
雑誌でモデル等を使った広告写真や
ナショジオ等のグラビアを
中心とした写真家を目指しています。

構図や光の使い方の他にも、
キャリア作りや勉強の為に
どういったコンペや人脈、
フォトグラファー同士のコミュニティを
ピックアップするのが
最適か等も教えて頂けたら大変有り難いです!!

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昔の写真のデジタル化整理・保存法

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【回答】
プロカメラマンになるためには、
写真の勉強はもちろんですが、
それ以外にも、プロカメラマンになるためにやるべきこと、
プロカメラマンになるためにやっておくといいこと、
プロカメラマンになってから、
あとあと役に立つことなどたくさんあります。

まあ、プロカメラマンに限らず、
どんな分野でもプロの専門家になるためには、
たくさんのことを学ばなければならないでしょうが・・・

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構図や光の勉強など写真については、
いろいろなところで紹介されていますので、
今回はプロカメラマンになるために
写真の勉強意外に何ができるか、
ということについて書きたいと思います。

まず、プロカメラマンと一言で言っても、
いろいろな分野のプロカメラマンがありますので、
それによりやるべきことも違うでしょう。

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新聞社のプロカメラマン、雑誌のプロカメラマン、
フリーのプロカメラマン、結婚式のプロカメラマン、
料理のプロカメラマン、スポーツのプロカメラマン、
広告のプロカメラマン、グラビアのプロカメラマンなどなど
広告でも車だけのプロカメラマンもありますし、
宝石だけのプロカメラマンだっています

自分でやりたい分野があるのであれば、
その分野のプロカメラマンと知り合いになることが一番手っ取りはやく
そのプロカメラマンの世界のことを教えてもらえます。

その分野のプロカメラマンと知り合いになるには、
その分野のプロカメラマンに会えるところで
アルバイトをしてみたり、
それが無理ならプロカメラマンが
出入りするところにアルバイトしてみるとか。

他にもその分野のプロカメラマンが無理でも、
他の分野のプロカメラマンと知り合いになって、
話を聞ければ、プロカメラマンは
当然プロカメラマンの友達がたくさんいますから、
いろいろなプロカメラマンの話が聞けるかもしれません。

私は学生時代、まったく写真と関係ない分野を学んでいました。
いや、正直言うとまったく写真と関係ない分野を学ぶ学校、
学部に「所属」していました。

そして、いわゆる写真部のような団体にも
どこにも所属していませんでしたので、
写真にかかわる人の友達が知り合いはいませんでした。

そこで、写真にかかわるアルバイトを
いろいろしてみました。

結婚式場のカメラマンをしてみたり、
カメラマンが無理でもそこでバイトしてみたり、
町の写真やさんやDPEやさんで働いたり、
フジフィルムのプリント工場で働いてみたり・・・

どれもが全てすごく役に立ったとはいえませんが、
とりあえず考えられることをやっていこうと思って。

で、実際にプロカメラマンと知り合いになり、
飲みに連れて行ってもらったりして、
いろいろな話を聞きました。

結婚式のプロカメラマンになりたかったわけではありませんが、
結婚式のプロカメラマンの人たちの話を聞き、
他の分野のプロカメラマンの話も聞けました

今でも結婚式ではない撮影の仕事現場で
その方たちとたまたま出会ったりすることもあります。

スタジオなどは、誰でも簡単に雇ってくれます。

モデルさんなどを撮ったり、広告の分野を目指しているのであれば、
まずはスタジオで働いてみるのがいいかもしれません

ただ、仕事がきついので、
みんなすぐにやめていき、
サイクルが早いので
簡単に雇ってくれるという事情もあるようですが・・・

写真やさん的なところは、
微妙にプロカメラマンとは違うところもありますので、
まあ、それほど得るものがなさそうなところにあたった場合は、
それなりの期間働いて、
次を探すのも手です。

働いてみるのは、
どこでも構いません。
スタジオから、写真屋さん、カメラやさんから、
機材やさん、プリントでもDPEやさんからプロラボまでありますし、
ギャラリーや写真集専門の印刷やさんや出版社、
新聞社の編集局でのアルバイトもあります

ニコンやキャノンのサービスセンターやイベントスタッフ、
中古カメラやさんだって得られるものがあるかもしれません。

プロカメラマンのアシスタントはアルバイトではできないかもしれませんが、
探せば何かあるかも。

写真事務所だってあるし、モデル事務所の仕事でも
プロカメラマンと知り合いになれるのかも。
(すいません、良く知りません・・・)

とにかく、その世界に入ってみなければ、
分からないことだらけということです。

他にできることは
インターネット上で、
いろいろなプロカメラマンのホームページやブログなどを見たり、
見るだけでなく、メールや書き込みなどで、
プロカメラマンとのコンタクトをとってみる。

全部プロカメラマンから返事が返ってくるわけではないでしょうが、
いくつかはかえってくるでしょうし、
何度もコンタクトをとるうちに、
プロカメラマンと仲良くなれたり
話を聞けるかもしれません。

他に、私がやっていたことは、
自宅で暗室を作り、
プリントしたり、
写真展に行ったり、
写真集をみたり・・・

暗室は今では古いかもしれませんが、
勉強にはなりますよ

コンテストの応募も結構ばかになりません。
自分の好きな写真を応募するだけでなく、
そのコンテストのテーマや好みを考えたり、
少しでも見栄えをよくするためにどうしたらいいかを考えたり。

長くなりましたが、
とにかく自分で考えて動いてみてください。

その中で、無駄に思えることもあるかもしれませんが、
そこは自分で取捨選択して。

写真の専門学校や芸大の写真学科だってありますし。

私は写真の学校での勉強をしていませんので、
なんともいえませんが、
行かなくても十分やっていけますし、
同じ年数を掛けるなら、
働いたほうが10倍、いや100倍早く上達します。

ただ、学校は学校で体系的な勉強ができることと、
仲間ができることはうらやましいなあと思います

まあ、それも仕事してからでも
できますが・・・

以上です。