写真館さんでのお手伝いでは、いろいろな年齢層のお客様のことを想定しなければなりません。
赤ちゃんが生まれる前のマタニティからお宮参り、初節句、誕生記念・・・遺影写真と、他の業種に比較して、対象となるお客様の幅は非常に広くなります。
これから赤ちゃんを産む方と既にご出産され育てている方では、当然、考えることも違います。
3歳のお母さんと7歳のお母さんでも考えることは違います。
もちろん3歳と7歳でも考えることは違います。
成人振袖ならば、振袖を着る本人とその親では考えることが違います。
とにかく、いろいろな方々の心理を考えなければなりません。
とにかく、いろいろなものに興味を持つことが大切です。
今の七五三世代の親は、バブル崩壊後の就職氷河期に就職活動をしています。
そして、バブル経済のような好景気を経験したことはありません。
また、今、まさに12月から就職活動の始まった学生達は、厳しい景気であることが当たり前の中で育ち、そして、その厳しい景気の中で経営している企業へ入社していきます。
このようにちょっと生活している環境を考慮するだけでも、考え方、生き方が違うことが想像できます。
こんなことを常に考え、対応出来るようになりたいと思います。
日々是勉強です。
以前もブログ、メルマガにも書きましたが、今年は、お客様の写真館の利用意識が大きく変わった年だと思います。
年内には、来年の取り組み方を考え、年初から動きましょう。
船井総研 写真館ビジネスチーム 経営コンサルタント 井口章