という状態。
ここで日本に駐留する米軍が助け船。
「救援物資を運んでやろうか?」
と、日本政府に打診。
「漂流物で滑走路が使えない。」
と言うと、
"So What?"(それが何だ。)
敵の砲撃を受けながら穴の開いた空港に着陸する米軍にとって、漂流物なんて屁の河童。
米軍が真っ先に仙台空港に飛び、空港の滑走路を整備。
結果、災害から5日目になってやっと自衛隊が飛びます。
何でも美談にしないと気が済まない日本のメデイアは、
「自衛隊が救援物資を空輸してきました!」
と大はしゃぎ。
本当の救世主は報道されぬまま。
まさか、国内災害で自衛隊が役に立たないなんて、報道できない。
これが戦争を経験している軍隊と、平和ボケしている国の軍隊の違いです。
違いは軍隊だけじゃない!
コロナワクチン確保計画
戦争している国は、有事の体制が万全。
コロナ禍の真っ最中から、
「コロナワクチンが経済の勝ち負けを決める。」
と判断。
コロナワクチン確保計画を軍事作戦のように決行。
ドイツの"Curevac”社に、
「米国だけにワクチンを製造してくれ。」
と、打診。
打診は蹴られ、"Curevac”社はワクチン開発競争から脱落しましたけどね。
しかし!
国内で戦争体制を引いて、ワクチンを入れる瓶から、原材料まで、国を上げてワクチン製造を最優先!
ドイツは未だに、
「ワクチンが足らない。」
と悲鳴を上げているのに、米国はワクチン接種を前倒し。
「5月中にすべての米国人がワクチン接種を提供できる。」
と豪語。
やっぱり米国は違う。
いつも戦争しているイスラエル、いち早く戦時体制を導入してワクチン接種を計画。
「イスラエル国民で臨床試験しないと認可しない。」
なんぞ言わず、即認可。
首相がテレビ前で率先して接種。
賄賂に弱いが、流石はかっての特殊部隊の精鋭。
危機に、どういう処置が必要か、わかっている。
ドイツでは第二次大戦中、同じような体制が引かれ、武器を大量生産。
「戦争遂行に欠かせない。」
と判断されると最優先。
だからこそ、あのソビエトと米国を同時に相手に戦えたわけです。
今やその面影もない。
ドイツの政治家にはバイデン大統領のような、
「これは戦時である。」
という覚悟が完全に欠如。
その結果が、コロナの第三派到来です。
コロナ第二波のロックダウン中に、第三派到来!
原因はコロナ変異種。
ワクチン接種率、たったの6.9%。
EUの平均以下。
平和ボケしている国の宿命っす。
DAX 【米】追加経済対策 ご祝儀ラリー始まる!
先週に次ぎ、最高高値の更新です!
日経は下げていたので、何がこの違いを?
その理由の一つは、EU と米国の懲罰関税の一時棚上げ。
これで上昇を妨げていた箍が外れました。
上昇を加速したのは、【米】追加経済政策の上院通過。
「ドイツ企業にもおこぼれがある。」
との期待で、【米】追加経済対策 ご祝儀ラリーが始まりました!
DAX 二日連続で過去最高高値更新!
通常、3.3%も上昇すると、翌日は、
「利益確定」
の売りが入るもの。
案の定、最初の1時間は売りが入りました。
が、すぐに上昇に転じました!
終値ベースで0.4%上昇。
2日合計で3.7%です。
DAX 三日連続で過去最高高値更新!
通常、3.7%も上昇すると、翌日は、
「利益確定」
の売りが入るもの。
案の定、最初の30分は売りが入りました。
が、すぐに上昇に転じました!
終値ベースで0.71%上昇。
3日合計で4.41%です。
DAX 四日連続で過去最高高値更新!
通常、4.41%も上昇すると、翌日は、
「利益確定」
の売りが入るもの。
案の定、売りが入りました。
「流石に今日は下げるか?」
と思っていたら、欧州中央銀行が、
「金利の上昇を抑えるため、国債の購入ぺースを上げる。」
と言うと、登り竜の出現。
終値ベースで0.2%上昇。
4日合計で4.61%です。
DAX 五日連続で過去最高高値更新なるか?
ドイツ銀行 カムバック!
コメルツ銀行 6ユーロの壁に挑む
利益確保を忘れるな!
ご祝儀ラリーの後に来るのは、騒いだ後の虚脱感。
少なくとも、
「半分」
は戻します。
それよりもコロナ第三派で、株価が南に方向転換するのは時間の問題。
儲かった方、利益確保を忘れずに!
編集後記
世界最大のケミカルカンパニー BASF 株売却
ドイツの達人のmy Pick
DAX