雨にも負けず (第二章)

„Allen Widrigkeiten zum Trotz“


テーマ:

休暇前に腰痛が悪化。

 

階段や段差で、

「ドン!」

と足が着地すると、

「じ~ん。」

と激痛が体を走り抜け、

「うっ。」

と唸るほど悪化。

 

腰痛というより、尻痛です。

 

休暇が終わると、

「あれ、足が痺れてる。」

 

麻痺感が足の先まで来ちゃいました。

足に感覚がないので、階段から転げ落ちそうになちゃった。

 

ううう。

これは不味いなあ。

 

しぶしぶ近くの

"Orthopäde"(日本の整骨院にあたる筈。)

まで。

 

ドイツでも、いい医者は稀。

患者の痛みより、まずは商売。

 

「この注射を買え。」

「マッサージを買え。」

とセールスを受けます。

 

「何言ってるの。ドイツじゃ診察費無料でしょ。」

なんて

「ドイツに詳しい人」

は言ます。

 

「ドイツに住んでたことがあるという人が言っていた。」

「お医者さんが言っていた。」

という

「聞いた話」

には注意しましょう。

 

良くても勘違い。

ひどい場合は、自慢をしたいがばかりの

「真っ赤な嘘」

です。

 

日本でも、すべての治療が保険でカバーされるわけじゃないでしょ。

ドイツでも同じ。

 

これは

"Igelleistung"

と言う、自費での治療です。

 

皆まで言えば、注射が19ユーロ、マッサージ/機械が99ユーロ。

高~い。

 

「お金のかからない治療はないんですか。」

と聞くと、

「そんな患者は診ないから、帰ってくれ。」

って言われました。

 

デユッセルドルフでは。

 

アウグスブルクでは、

「じゃ"Krankengymnastik"を処方するね。」

とお医者さん。

 

この、

"Krankengymnastik"

を無理やり日本語で言えば腰痛体操。

 

ドイツでは、

腰痛=腰痛体操

と相場が決まってます。

 

ドイツ人はイエズスを信じてるのと同じくらい、

「腰痛は腰痛体操で治る。」

と信じています。

 

ううう、無宗教な日本人には辛いなあ。

 

「病気も気から」

って言うじゃないですか。

 

「腰痛体操で治る。」

と信じていれば、

「奇跡」

が起きるもんです。

 

信じてないとね、奇跡はおきません。

 

そこでマットレスを買い換えることに。

このマットレス、1年前に買ったばかりだったのに~。

 

 

今回は通販で買うことにしました。
そう、アマゾンです。

日本では主観に重点が置かれます。
「○○カメラマンが絶賛してた。」
と納得。

流石、農耕民族。

ドイツでは客観的なデータに重点が置かれます。

"Stiftung Warentest"
という消費者団体があります。

 

ドイツ人はこの団体をイエズスと同じように信じて、

「"Stiftung Warentest"で評価された。」

と納得。

 

当然、ここでいい評価を受けた品、ましてやトップの評価を受けると、

「ベストセラー」

間違いなし。

 

このマットレス、

「過去テストをした中で、最良のマットレス。」

という最高の評価を獲得。

 

お陰で

「ベストセラー」

になった商品です。


ここに至るまでの話も面白い。

このマットレス会社、以前はマットレスの小売店。
有名なメーカーのマットレスを売ってたんです。

ところが禁じられた
「値引き」
をしたために、仕入れ中止という制裁に遭います。

ドイツではマットレスからスーツケース、ビール、鉄道の線路まで、
「値引き禁止令」
で高値安定してるんです。

そう、早い話が談合です。
これは違法です。

そこでちょくちょく寡占局の摘発に遭ってます。

品がなくなって困ったこの小売店、

 

「品を卸してくれないなら、自分で作る。」

 

という発想の転換。

 

自社で作ったマットレスを、

"Anti Kartell-Matratze"(反談合マットレス)

という名前で販売を開始。

 

でもね、売れませんでした。

 

ここで

"Stiftung Warentest"

がマットレスをテストして最優秀賞を授与。

 

いきなり注文が殺到して、

「お届けまで1ヶ月」

という活況に。

 

その後、高級マットレスメーカーから、

「その名前を変えろ。」

と訴えられて、

"Bodygurad"

という名前に代わりました。

 

注文すますた。

届きますた。

 

 

ジムから戻ってくると、玄関の前に、

「不在でした。」

といわんばかりに置かれてました。

 

流石、DPD(ドイツの宅急便会社)。

仕事がいい加減。

 

届くまで10日かかりました。

ハンブルクから南のアウグスブルクまで。

仕方ないかな。

 

箱は壊れてますけどね。

中身はしっかり梱包されてます。

 

 

この状態でベットの上に載せましょう。

あとは転がせながら開封。

 

 

パンクしたような、

「シュー」

という音がします。

 

5分もすれば元の姿に。

 

 

ちょっと

「匂う」

ので、窓を全開にして半日おきましょう。

 

2~3日でほぼ消えます。

 

これが、

 

 

有名な印籠です。

 

ちなみに私は

「H3/H4」

という固めを注文。

 

印籠が貼っている側はH3(やや固め)です。

裏返すとH4(固い)です。

 

初夜はH4。

固くて眠れず、夜中にマットレスひっくり返しますた。

 

それでも眠れず、ちょっと不満。

 

最初の10日間は、

「寝れない。返送しちゃおう。」

と思ってました。

 

2週間過ぎた頃から、徐々に慣れました。

今では

「出張先のホテルのマットレスでは寝れない!」

というくらい慣れました。

 

で、腰痛はどうなのよ?

 

2週間くらい経つと、腰痛が多少、軽減されました。

もっともマットレスを買ったと同時に、腰痛体操スタート。

どっちが原因なのかわかんない。

 

今、3ヵ月後。

足の痺れは、大方解消。

これは腰痛体操のお陰。

 

このマットレス、固い芯が中央部分に入ってます。

結果、腰の部分が沈まないんです。

お陰で体が凹まず、腰痛の発生を抑えます。

 

しかしH3でも固いので、慣れるまで大変。

 

体重が80kg未満の方は、

H3/H2の柔らかいほうがいいかもしれません。

 

今では、

「日本に帰国する際は、一本買って持って帰ろうかな。」

と思うくらい気に入りました。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。