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少女は、舞い、踊る

神の為に

恥ずかしがり屋で、内気な少女だった

でも、その身に大地の蒼穹の海のさまざまな気をまとい

踊るんだ

Kierkegaard

幼き頃に、その身を救ってくれた、貴いひとに

捧げるために

Kierkegaard

「あ」

Kierkegaard

「君が呼んだのだろう?」

心よりも体が反応したんだ

海より現れし、あの人に

少女は、駆け、その腕に飛び込んだ

Kierkegaard

海の声が聞こえる

月が輝く夜

太陽が煌めく日

風が切り裂く嵐の夜でも

龍は、海神は、少女の胸に還る

***

ぱちくりとマヤは、目覚めた。

年が移り行く瞬間を見逃したくなくて、TVを点けっぱなしにしてた。

何だろう、暖かいな。

「あけましておめでとう」

「おめでとうございます」

真澄が笑う、マヤも笑う。

「夢を見たんです」

「初夢は明日だ」

「でも、とても幸せな夢だったんです」

「うん」

マヤの口から物語が紡ぎだされる、真澄は、新年早々の公演に満足した。

「マヤ、俺は君のファンだ、ずっと」



あけましておめでとうございます。
新年のネタ、何も用意してませんでした。
すみません。なんだかなですけど。

落書き駄文ばかりのブログですが、今年もよろしくお願いします。

皆様にとって良い年でありますよう、お祈りしています。