太陽 | 美容皮膚科医の日常ーペルラクリニック神宮前院長 本田淳

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一美容皮膚科医の想い

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ペルラクリニック神宮前院長
本田淳のブログ

 先日、数十年ぶりの皆既日食が発生し、天文ファンのみならず多くの方が壮大なスケールの「ショー」に胸を躍らせたようですね。

 生憎の天気で、神秘的な光景を己が目で見られた人は多くはなかったようですが、皆様はいかがでしたか?
 私は通常通り診療しておりましたので、残念ながらニュース等で拝しただけですが、不思議な光景ですよね。

 ところで、地球の公転軌道と月の地球周回軌道は楕円ですので、その時々に、地球から見た太陽と月の視直径は変化します。つまり、相対的に太陽が大きく見えたり、月が大きく見えたりするわけです。そのため、日食にも皆既、部分という分類だけでなく、細かな種類があるようですね。

 ちなみに、現在確認されてる天体―恒星ということになりますが―で最大のものをご存知ですか?
 
  恒星は大きさの測定が難しいため、諸説がありますが、VV Cephei (ケフェウス座) もしくは VY canis majoris(おおいぬ座)が、最大級と言われております。直径比にして、太陽の2000倍に及ぶという計算もあるようです。すると、太陽の直径が約140万kmですから、これら超巨星は28億kmの直径を有することとなります。仮に、太陽の位置にこの恒星を置いたとすると、その外縁は土星軌道にも及ぶことになります。想像を絶するとはこのことですね。