<26th Apr Fri>
今日は出掛ける予定がなかったので、久し振りに韓国ドラマ三昧韓国。評判の良い「涙の女王」の最終回が今週末なので、それまでのエピソードを一気見。明日は又ダブルヘッダーで、短いランチタイムのコンサートと夜は6時間半のワーグナーのコンサート形式のオペラ。
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25日はルチアのBチーム。
19日と22日のAチームはこちら

 

Music Gaetano Donizetti/Libretto Salvadore Cammarano after Walter Scott/Director Katie Mitchell/Designer Vicki Mortimer/Lighting Designer Jon Clark/Movement Director Joseph Alford 

 

Conductor Giacomo Sagripanti
Lucia Liv Redpath
Edgardo Ioan Hotea replaces Dmitry Korchak
Enrico Ashton Artur Ruciński
Arturo Bucklaw Andrés Presno
Normanno Michael Gibson
Alisa Rachael Lloyd
Raimondo Bidebent Insung Sim
 
 
カウンターテナーのイエスティンの彼女であるアメリカ人ソプラノ(おそらく32才)のリヴ・レッドパスがルチアに抜擢されてROHデビューという事で、こちらのチームの方が楽しみでした。
イエスティン君と一緒にいるところを二度会ったことがあり、地味な印象でしたが、化粧をしたルチアの美しかったこと。まるで別人。
きれいな声で素敵なルチアだったのですが、トップクラスであるAチームのナディーン・シエラと較べると全ての面で劣ってると言わざるを得ず、特に演技が地味過ぎるのと超高音がバシッと決まらず尻すぼみになったかったきれいに出なかったのが残念。ナディーン嬢を聴いてない観客にとってはリヴ嬢は素晴らしいルチアで、大きな拍手浴びてました。
 
テノールのイオアン・ホテアは何度か聴いたことがあり期待は低かったですが、Aチームのザビエル君と較べると差は明らかで、声量はあるし輪郭のはっきりした声は結構好きだけど、ずっと一本調子で声張り上げてるだけなのですぐに聞き飽きてしまいます。コルチャク君が降板してがっかりでした。
 
 
ルチアと言えば白い衣装に真っ赤な血が定番なのに、このプロダクションは最後にお風呂に入るので、カーテンコールは皆さん黒い衣装に着替えて出てくるのががっかり。スタイル抜群のナディーン嬢はセクシーなスリップ姿でしたけどね。
 
 
 

<25th Apr Thus>

Promsが発表になり、藤田真央君がドヴォルザークのピアノ協奏曲でデビューします。

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4月22日は昼のコンサートと夜のオペラのダブルヘッダーでしたが、(トーチャンは夜だけ)、BBCラジオで生放送されたのでトーチャンは家で聴いたようです。世界中どこからでも、BBC Soundというアプリで一ヶ月聴けます。

 

55才のフランス人ピアニストのアレクサンドル・タローはこれまでに何度か聴いたことがあり(2009年QED→こちら、2012年Wigmore→こちら、2018年11月Wigmore Hall→こちら)、最後のは「えーっ、これではちょっと・・ネガティブ」という出来だったのでこの人はもう終ったかもと思ったのですが、ソプラノのサビーヌ嬢のリサイタルのピアノ伴奏は悪くなかったので(→こちら)、今回は1時間と短いし切符代も安いので、期待はせずに行ってみました。 

 

 

アンコールは彼の編曲によるシャンソンのパダン・パダンフランス

 

全てフレンチのプログラムでしたが、最初のクープランはあまりにゆっくり過ぎて寝てしまいぐぅぐぅ、サティもまだスローで「ん~、退屈なコンサートやな~」と思いましたが、彼が編曲したラヴェルのLa valseは拳で鍵盤を思い切り叩いたりして凄い迫力びっくり。目が覚めました。

 

アンコールは私が大好きなシャンソンのパダン・パダン。フランス風の洒落た雰囲気もありながらリストのような激しくて難しいアレンジが素晴らしくて感動チュー

 

彼の編曲が気に入ったので、Wigmore Hallで来シーズンのコンサートで彼のアレンジのバッハを沢山やってくれる夜のちゃんとしたリサイタルの切符を昨日買ってしまいました(→こちら)。

 

やんやの喝采で嬉しそうなタローさんでした拍手

 

 

 

 

<24th Apr Wed>

今日Wigmore Hallの来シーズン初めの切符購入が終り、最近バービカンとサウスバンクも買ったので、これで私がよく行くコンサート・ホール三箇所が済んでやれやれ。あとは来月のROHの発表を待つばかり。

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4月19日の初日と25日の二回、ルチアに行きました。最初は左側から、二度目は右側から舞台袖の席で見ることができました。

 
Music Gaetano Donizetti/Libretto Salvadore Cammarano after Walter Scott/Director Katie Mitchell/Designer Vicki Mortimer/Lighting Designer Jon Clark/Movement Director Joseph Alford
 
Conductor Giacomo Sagripanti
Lucia Nadine Sierra
Edgardo Xabier Anduaga
Enrico Ashton Artur Ruciński
Arturo Bucklaw Andrés Presno 
Raimondo Bidebent Insung Sim
Normanno Michael Gibson
Alisa Rachael Lloyd
 
2016年4月のダムラウとカステルノーヴォ(→こちら)、同年5月のクルザクとコステロ(→こちら)、2017年11月のオロペサとジョルディ(→こちら)に続く今回はナディーン・シエラとザビエル・アンドゥアーガ。
舞台が半分に仕切られて普通は見えない場面を見せてくれたり、ルチアがお風呂に入ったり、幽霊が出てきたりと余計なものが多いプロダクションですが、批判された当初の露骨な濡れ場はやる度に緩和されて今回は全くなし。それだとルチアの流産に繋がらないのですが、不快なシーンはない方がいいです。尚、有名な狂乱の場面で今回はグラスハーモニカではなくフルート。
 

聴き応えのあるドラマチックなオペラですが、ナディーン嬢もザビエル君も最高で拍手、ベルカントの醍醐味を充分味わえました。兄役のルチンスキーは充分合格なのですが、そりゃテジエやマルトマンと比べるとかなり劣ります。

今回は主役二人がダブルキャストで、イエスティン君の彼女のLiv Redpathのルチアを明日観に行くのが楽しみ。テノールは残念ながらコルチャクが降りてホッテアになったのは残念ですが。

 

 

  

 

 

 

 

 

<23rd Apr Tue>

今日は私の71歳の誕生日お祝いケーキ

ムスメ達は忙しそうなので、ヒマな私たちが彼らの住むEalingへ。

 

去年は節目の誕生日ということでリッツでシャンペンと豪勢にお祝いしましたが(→こちら)、今年はうんとカジュアルに。1月のトーチャンの誕生日(→こちら)とあまり差がついてもいけないし、トーチャンの誕生日に行った韓国レストランPark's Kitchenのすぐ近くのYoriという韓国レストランで焼肉を頂くことに。あちこちに支店があります。

 

 

ムスメが随分前に作ってくれたペンダントをつけて。

 

つい最近仕事が一段落したけど家探しで忙しいムスメが水彩画でカードを描いてくれました。お花が咲く季節に生まれてよかったと思えるカエル君と桜の絵。

 

前菜はトッポギとチジミ。

韓国ビール生ビール

牛肉セット。これで二人前だそうですが、4人でも充分でした。韓国ドラマにお肉を自分で焼くシーンがよく出てくるのでそれを想像してたのですが、お店の人が焼くのも切るのもやってくれて楽チンでした。

ステーキも細かく切ってくれました。お肉は美味しかったですが、タレがいまいちだったのが残念。

 


自宅勤務中の彼氏は帰宅し、親子三人で駅近くのWA Cafeでケーキとお茶ショートケーキコーヒー

 

小雨で真冬のような寒さでしたが、ささやかながら、平日にも拘わらず誕生日にムスメと一緒にお祝いできて嬉しかったですニコニコ

 

今日はルイ王子の6歳の誕生日。ケイト妃が撮った写真が公開されました。

おじいちゃんとお母さんが病気で、アメリカにいるクソ叔父は問題ばかり起こすし、幼いのに既に大変な人生を歩んでるルイ君、私は貴方が成長してお嫁さんもらうまで見守れないけど、頑張ってね。

<22nd Apr Tue>

今月はオペラやコンサートでやけに忙しいと思って数えたら、これから行く予定も含めると、なんと16回。今日なんか昼のコンサートと夜のオペラとダブルヘッダーでしたが、家でやることが溜まってるので一旦帰宅。明日は私の誕生日でムスメたちとランチするのですが、飲み過ぎないようにしないと。Wigmore Hallの来シーズンのを明日最終的に選ぶのですが、好きでよく行ってる午後の短いコンサートが今回はやたら多くて大変なんです。

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昨夜はWigmore Hallで38歳のフランス人ソプラノSabine Devieilheのリサイタルへ。

 

 

サビーヌ嬢は、これまでROHで2017年9月の魔笛の夜の女王(→こちら)と2019年7月の連隊の娘(→こちら)、Wigmore Hallで2021年9月(→こちら)と2022年4月のリサイタルで聴いてますが、今回も澄んだ美声を最前列で堪能しました。

フランス語とドイツ語でモーツァルトとリヒャルト・シュトラウスを歌ってくれて、3曲のアンコールもその二人のもの。最後はモーツァルトが将来の妻のために作った歌詞のない曲がチャーミングでした。

 

残念乍ら来シーズンはWigmore Hallには来てくれないようですが、又オペラでロンドンに来て欲しいです。

 

彼女のイメージと合わない賑やかな花柄の衣装は、写真で持ってるノートブックの柄に合わせたのでしょうかね? 音符ではなくおそらく歌詞だけ書いてあるっぽい普通のノート。