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2015-08-27 03:29:56

ロンドン南郊外ダリッチ(Dulwich)で散策と絵画鑑賞

テーマ:イギリス国内観光

<26th Aug Wed>

会社の同僚がキャンプ・ホリデー中なのですが、土曜日は猛暑、日曜日は土砂降り、月曜日は寒くて寒くて・・という連日変化に富んだ悪条件。イギリスでキャンプってのはリスク高過ぎ。今週末の3連休にムスメもキャンプに行く予定らしいけど、大丈夫かしらん? いや、キャンプじゃなくても、最近おかしな天候で、私は今日の帰宅時に雷雨の真っ只中でずぶ濡れになってしまったぞ。あ、もちろん、日本の台風に比べればどうってことないけど。

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                                      カメラクリックで写真は拡大します


8月7日はハムステッド・ヒースとケンウッド・ハウスで広大な緑のスペースとギャラリーで絵画鑑賞を楽しみましたが(→こちら )、その1週間後の15日、同じ楽しみ方ができる所に行ってみました。全ての面でミニ版でしたが。


    

「南のハムステッド」とも言うべきロンドン郊外の高級エリアダリッチDulwichで有名なのはまず1619年設立のダリッチ・カレッジという私立学校ですが、何度か車の中から見たことがある壮麗な校舎は青空の下でまじかに見ると更に美しいです。


   

走る人ウォーキング・ガイドブックにスに従って歩いたのですが、特に柵に囲まれた自然保存地区Sydenham Hill Woodが素晴らしく、鬱蒼と茂る林はまさにミニ・ハムステッド・ヒース。


    

1851年に近くのクリスタル・パレスで開かれた万博のために敷かれた鉄道は廃線となり線路も取っ払われて散歩道になってますが、ピサロの絵(コートールド・ギャラリー蔵)で当時の様子がわかるでしょう。



     

えっ! ここには古代遺跡もあるの?

いえ、これはインチキで、ビクトリア時代に作られたなんちゃって遺跡なんですが、ただの飾り物でもここまで古いと良い雰囲気醸し出してますよ。

ゴルフそして、柵の外にはゴルフ・コース。さすが、お金持ちエリア。



    

ダリッチ・パークDulwich Parkはどこにでもある普通の公園ですが、サザック区はお金持ちなんでしょうか、設備やスポーツ用具が整ってる素晴らしい市民に愛されてる公園のお手本。たくさん置いてあるテーブルと椅子でピクニックしてる家族連れもたくさんいました。カフェもありますが、平日なのに満員で入れませんでした。


     


    
公園のゲートハウスもこざっぱりしてるし、池にはボートもあり、ほんとに模範公園。

走る人

歩き疲れたけど、最後に芸術鑑賞アート

   


ダリッチ・ピクチャー・ギャラリーDulwich Picture Gallery(→こちら )は前から一度来てみたかったのですが、やっと実現。しかもナショナル・アート・パスで常設展は無料。追加料金の特別展はパスしましたが、こじんまりした美術館のにしては壁びっしりの展示でもあり、イギリス人画家の作品だけでなくルーベンス、レンブラント等、なかなかの品揃えで、平日の午後、ローカルとおぼしき品の良いイギリス人で混んでました。 


1817年オープンですが、「一般公開するためにデザインされたギャラリーとしては世界最古」という触れ込みで、アート・コレクターとしても有名なSir John Soaneの設計で、天井からの自然光が画期的なアイデアだったそうです。


           


主に1600年から1800年の絵画コレクションですが、実はポーランド国王の要請でディーラーたちがヨーロッパ各地で蒐集してる間にポーランドが分割されてしまって不要になった作品をダリッチ・カレッジに寄付したのが始まりなんだそうです。


     

ラブラブ私が特に気に入ったのは、プルードンPierre-Paul Prud’hon (1758-1823)の人物デッサン画。

このナポレオン時代の仏アーチストは知らない名前でしたが、その緻密な画風にすっかり魅了されてしまいました(完全にリタイヤしたらやってみたいのが実はデッサン画ですしね)。

皮肉なことにここだけは部屋の広さの割には13枚しかないのが残念ですが、11月15日まで開催で料金は常設展に含まれます(→こちら )。


        


晴れ家

ダリッチ・ヴィレッジについては、期待が高過ぎたせいか、素敵な家が連なってたわけでもなく、(見学の立場からは)高級住宅地としてはハムステッドには敵わなくてがっかりでしたが、快適な晴天の中、清々しい緑と芸術を楽しめた一日でした。



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2015-08-23 04:33:20

着物で5ツ星ホテルのミシュラン2ツ星レストランへ

テーマ:着物

<22nd Aug Sat>

また暑さが戻ってきて、今日はまた夏。 よかった、先週着物で出掛けた時は涼しくて。去年はあのリッツ・ホテルに暑い日に行ったらエアコンなくて往生こいたことありましたもんね(→こちら )。

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                            カメラ写真はクリックで拡大します


レストランにたまに行っても、着物でなければ記事にはしませんが、8月19日(水)は友人と二人で着物だっただけじゃなく、珍しくゴージャスな所でランチしたので、写真いっぱい撮っちゃいました。



袷でも大丈夫なくらい涼しかったですが、友人は絽だそうで、私も夏の着物にしようっと。


どれにするかはブログの着物まとめ記事を眺めながら選ぶのですが、今回は箪笥の整理も兼ねて(厳密には箪笥ではなくドア付き棚ですが)ゴソゴソしてたら、持ってることすら忘れてた夏物を発見ひらめき電球


3、4年前に実家の母がムスメのために縫ってくれたものを忘れちゃいけませんが、楊柳しぼの経てシワで少々ゴワゴワします。夏はこの方が肌にまとわりつかず涼しいんでしょうけどね。


帯は黒の紗献上。これもパキッと硬くて、ある意味締めるのは簡単。


     


     


行ったのは高級エリアのナイツブリッジにある5ツ星ホテル、マンダリン・オリエンタル・ハイド・パーク(→こちら )。

      


2000年にマンダリン・オリエンタルとして再オープンする前は百年間ハイド・パーク・ホテルだったこの老舗ホテル、その時に行ったことがあるのですが、よかった~グッド!、イギリスらしい重厚な雰囲気はそのままだ。

1889年に高級ジェントルマンズ・クラブとして建てられたこの歴史的渋さが派手な色彩のチャイニーズになっちゃったら嫌ですもんね。


    

    



ブーケ2

友人は花柄刺繍の薄いピンクの絽と訪問着と豪華な夏の袋帯でフォーマルに。


ここに立ってる分には二人で白っぽい着物にして正解。

レストランはがらっと違いましたけどね・・。


えっあら、やだ、私のゴワゴワ着物、袖が膨らんじゃった。 
      





     


レストランHeston Blumenthalはガラッと変わって明るい雰囲気ですが、モダンでありながら大きな中世風シャンデリアがポイント。


有名シェフ、ヘストン・ブルメンタールのこのお店は今年星星ミシュラン2ツ星獲得ですって(→こちら )。


ガラス越しにキッチンが見えますが、ヘストンさんはいなくて若いシェフばかりでしたけどね。


私たちが選んだのは3コース38ポンドのセット・ランチ(→こちら )で、各コースのチョイスは2種類のみ。

   

キノコ <前菜>  

私は Ragoo of Pigs Ear on Toast (c.1750)
Anchovy, onions & parsley
友人は Hay Smoked Salmon (c.1730)
Smoked beetroot, pickled lemon salad, parsley & sorrel

(カッコ内の数字は、レシピができた年だそうです)

     

ナイフとフォーク <メイン>


私は Roast Pollack, Admirals sauce (c.1830)
Cauliflower cream, shrimps, shallots, brown butter & capers
友人は Slow cooked Pork Belly (c.1920)
Pease pudding, bacon & mint oil

     
ソフトクリーム <デザート>


二人とも Bohemian Cake (c.1890)

Chocolate & yuzu mousse with honey ice cream

お互い味見しましたが、勿論どれももとても美味しくて、パンもたくさん食べたら、お腹一杯! 


サービス・チャージ、ミネラル・ウォーター、コーヒー込みで50ポンドになりましたが、楽しいお喋りと美味しい食事、着物も褒めてもらえて、幸せ~ニコニコ


一つ一つ説明してくれたおにいさんはどこの国から来たのか、妙なアクセントでさっぱり理解できなかったけど・・ショック!



窓の外はハイド・パークの緑霧


ランチなので若い中国人が多かったお客さんはカジュアルでしたが、夜はきっと皆さんそれなりにちゃんとして又違う雰囲気なんでしょうね。値段もそれなりですが(昼夜同じメニュは(→こちら )。


ところで、これが今年25回目の着物お出掛けでした(→こちら )。 このペースでは最低記録樹立しそうです。


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2015-08-20 07:38:08

ハムステッド・ヒース散策とケンウッド・ハウスで絵画鑑賞

テーマ:オペラに行きました

<19th Aug Wed>

宝石ブルー今日は着物で素敵なホテルでランチして、ゴージャスな気分を味わえました。それについては後日アップしますが、まずハムステッド散策の続きを済ませましょう。

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                         カメラ写真はクリックで拡大します                           

キーツ・ハウスに行った8月7日(→こちら )の続きですが、詩人キーツの下宿屋を出てから、洒落た街のハイストリートを抜けて、ハムステッド・ヒースに向かいます。


   

ハムステッド・ヴィレッジにはきっと可愛いカフェとかお店がたくさんあるんでしょうが、今日はパス。って、トーチャンと一緒の時はそういうのはいつもパスだけど・・・。

でも、歩いてるだけでもさすが歴史ある高級住宅地、色んな時代の趣ある古い建物がたくさんあってうっとりラブラブ


    

アートハムステッド・ヒースの風景画を何枚も描いたコンスタブルの家もありました。




霧広いハムステッド・ヒースHampstead Heathを通り抜けたのは初めてでしたが、鬱蒼とした林や続き、脇にそれる道もたくさんあるのですが、道しるべが全くないし、GPSも役立たず、地図を持ってても、方向感覚だけが頼り。

迷うのが楽しくてというヒマな人はいいですが(実際、あちこち気の向くままに歩くのはワクワクするに違いない)、ひどい方向音痴である私が一人では決して行ってはいけない場所ってことですね。 


でも、都心からそんなにハムステッドにこういう所があるのがロンドンの良さですね。


     

方向感覚抜群のトーチャンですら今回は「たぶんこっちだろうと思うけど・・シラー」、とテキトーに歩いていったら、広い芝生の向こうに白亜のケンウッド・ハウスKenwood Houseが見えてきました。ヘンリー・ムーアの彫刻もあってアートします。後でもっと凄いアートに遭遇しますけどね。


     


     

近くに地下鉄や鉄道駅がないので不便なのですが、絵になるこのカントリー・ハウス、ジュリア・ロバーツとヒュー・グラントの映画Notting Hillにも時代劇の映画ロケ地として出てきましたよね映画

    

晴れ緑に囲まれて、こんなお天気の日は気分最高。平日でもたくさんの人が日向ぼっこしてました。都心の眺めも抜群。因みにハムステッド・ヒースは以前からゲイの溜まり場と有名。


    

コーヒー朝からずっと歩きっぱなしで疲れたので、ケンウッド・ハウスの中を見学する前にお茶ブレークしましょ。結構大きなカフェがあり、食事もできます。

晴れでも、この日は25度以上はあったのではないかしら、イギリスには珍しく長く日向にはいたくないくらい暑かったので、パラソル席は満席。仕方なく太陽ジリジリの席に座って、チョコレートケーキを。熱いお茶は飲みたくないので冷たいウォーターで。


因みに、辛党の私は甘いものがたくさん食べられないので、トーチャン(甘い物好き)が選んだケーキを「味見だけさせてね」、とシェアするのですが、「一口だけって言いながら、半分近く食べるくせにむかっ 自分の分も買え!」、といつも揉めますべーっだ!   でも、イギリスのケーキって甘いし大きいし、一つ食べるのはしんどいです。(もちろん「しゃーねえな、手伝ってやるから」、とトーチャンが助け舟出してくれるんでしょうけど、砂糖は体に悪いですからね)

    

    

では、ケンウッド・ハウスに入ってみましょう(→こちら )。こちらが屋敷の表玄関でしょうね。English Heritage管理ですが、入場無料で、繊細で美しい図書室もあり。



   

アートゲインズボロ、ジョシュア・レイノルズ等、イギリス人画家による絵が多いのですが、なんと言っても、お宝はフェルメールの「ギターを弾く女」とレンブラントの晩年の自画像でしょう。

    

アート「リナルドとアルミーダ」を描いたのは女流画家アンゲリカ・カウフマン(→こちら )。


そうだひらめき電球、Angelica Kaufmannと言えば、去年行ったシューベルト祭でコンサートが行われたのは彼女に因んだアンゲリカ・カウフマン・ホールでした(→こちら )。 彼女はシュヴァルツェンベルグで育ったそうです。

ふーん、こういうアーチストだったのか、と素晴らしいホールと一年前の楽しかった旅行を思い出して、嬉しくなりました。


ところで、「リナルド」と言えば、ヘンデルのオペラでお馴染みで、グラインドボーンで実に3回も観てますが、カーセンのプロダクションは現代の学校に置き換えられてて勇者リナルドは高校生のユニフォーム(→こちら )。いつかこの絵のように設定に忠実ないでたちのロマンチックなリナルドをオペラの舞台で見ることがあるのでしょうか? ま、無理でしょうね・・・汗



ケンウッド・ハウスに行ったのは少なくとも20年ぶりでしたが、記憶してたよりもたくさん質の良い絵がある素晴らしいコレクション。 不便ですけどお勧めで、できればお天気の良い日に行って、ハムステッド・ヒースや見晴らしの良いParliament Hillも楽しんで下さいませ。




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2015-08-18 08:11:10

キーツ・ハウス イタリアで死んだ若き英国詩人の下宿先@ハムステッド

テーマ:イギリス国内観光

<17th Aug Mon>

もう夏は終わったのかな。って、一体夏なんかあったのか、という涼しいロンドンから、日本の方には残暑お見舞い申し上げます。

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                                        カメラ写真はクリックで拡大します。


      



8月7日(金)、ハムステッドにあるKeats Houseに行ってみました。 ロマン主義の詩人John Keats(1795-1821)が1818年から2年間下宿していた家ですが、アートパスだと無料(→こちら )。


1815年築のこの家、その後一軒の大きな家に改築され、更に増築もされ、今では一番大きくて立派な部屋で詩の朗読会がしょっちゅう開かれてるようです。 


キーツが住んでいた時は壁で隔てられて2世帯住宅だったのですが、オリジナルの家具もたくさん残っていて当時の様子がよくわかるし、キーツの詩をオーディオで聞くこともできる等、保存も運営も充実してて、さすが1925年オープンの老舗博物館。


     


私は詩には全く興味がないのですが、キーツに親近感を感じるのは、きっと2008年のローマ観光で彼が25歳の若さで死んだ部屋とベッドを見たからでしょう。 お墓参りもしました。


有名なスペイン階段の足元という目立つ場所にあるにも拘わらず、少数のイギリス人が訪問するだけというひっそりとした「キーツ・シェリー博物館」は、内部はひんやりと暗くてまるでグレーなイギリスなのに、窓から見えるのは陽光眩しくて思い切り明るいイタリアというその対照的な違いがとても印象に残ってます。


結核で苦しむキーツがイタリアに行ったのはイタリアの暖い気候が体に良いだろうというで、知人友人が渡航資金を調達したというのは知ってましたが、彼自身進んでイタリアに向かったものだと思っていたのは間違いだったと今回キーツのロンドンの家に行って知りました。


たとえ命が縮んでも、キーツがこのハムステッドの家を去りたくなかったのは、ここに恋の矢愛する女性ファニー嬢がいたからで、彼女は壁で隔てられたお隣に住んでいたのです。

でも、反対されながらも婚約した二人なのに、こんなに近くにいるのに、キーツの結核になってからは会わせてもらえなくなり、頻繁に手紙を交わしたなんて、切な過ぎますしょぼん。 


ローマでファニーのことを思いながら死んでいったキーツの無念さが今更ながら思いやられますが、ほんと、オペラで言うならまるでラ・ボエームか椿姫の世界そのままだわ。


もしキーツとファニーの悲恋物語がオペラになってたら、きっと最後に二人は抱き合いながら別れを告げるんでしょうから、そうしてあげたかったです。椿姫だってデュマの原作だとヴィオエッタはアルフレードを待ちながら一人で淋しく死ぬんだけど、ヴェルディ先生は最後に会わせてくれましたもんね。


     



左の部屋でたくさん詩を書いたキーツは、病気になってからは右の部屋にある緑色の長椅子に寝そべってファニーが庭で遊ぶのを愛おしく眺めたそうですあせる


キーツの寝室。 最初は創作と恋愛も幸せだったのに、2年間後には死の淵に。ローマで死んだ時のベッドはもっと質素でした。


     


   



ファッションに興味のあったファニーの部屋にはスタイルブックが置いてあり、ビクトリア時代の流行がわかって面白いです。

                

尚、彼女はキーツの死後12年に結婚して子供も産み、65歳まで生きたそうです。よかった、よかった。


そう言えば、ラ・ボエームのロドルフォも詩人だったけど、ミミが死んだ後どうしたんでしょうね? 

トラヴィアータのアルフレードは良いとこのお坊ちゃんだからきっと家柄の良いお嬢さんと結婚したんでしょうけど(ヴィオレッタも死の床でそうしてねって言ったしね)。




      

      チーズ キッチン                 増築部分ですが、ここで詩の朗読会をやるのでしょう


晴れここで、イタリアに飛びます。

      


7年前にローマで撮ったスペイン広場に隣接した家と、イギリス人墓地(正式には非カトリック墓地ですが、イギリス人が多いのでCimitero degli Inglesiと呼ばれてます)の写真も載せておきましょう。


その時のブログ旅日記は→こちら と→こちら


スペイン広場にいらっしゃる際は寄ってみて下さいませ。 


     

                      

    
  イタリアにしては、と言っては失礼ですが、きちんと整備されてて美しい墓地でした。


    

                    

尚、この日はキーツ・ハウス訪問後、大木生い茂るワイルドなハムステッド・ヒースを通り抜けて、ケンウッド・ハウスに行きました。たくさん歩いて盛だくさんな一日だったのですが、続きは又あらためて。


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2015-08-16 09:08:13

セルセ by Handel 地方のオペラ・フェスティバルの引越公演 

テーマ:オペラに行きました

ち<15 Aug Sat>

爽やかな良いお天気だったので、ロンドン南の高級住宅地ダリッチDulwichまで足を伸ばしてたっぷり歩いて来ました。絵画鑑賞もできて一石二鳥。

オペラもコンサートも夏枯れの今日この頃、2週間前に観たオペラを思い出しながら書いておきましょう。

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                                    カメラ 写真はクリックで拡大

家Longborough Festival Opera


イギリスには田園風景の中でのオペラ・フェスティバルがいくつかあり、今年はグラインドボーンとグレンジ・ヒルに行ったわけですが、私が知らないのもきっといくつかあり、その中の一つであるロングバラ・フェスティバル・オペラ(→こちらがロンドンで一回だけ引越公演をやってくれました。


霧ロングバラはコッツウォルズにあり、その近くに住んでるムスメのボーイフレンド君のお母さんにちょっと前に会った時、「今年はロングバラにトリスタンとイゾルデを観に行くんだけど、出演歌手で知ってる人いる?」、と聞かれたので全ての演目の出演者をチェックしたところ、案の定知らない歌手ばかりでした。


なので、レベルは大して期待できないとは思いつつ、しかも、これは若手歌手による特別扱いの演目だったので更に期待度が下げりましたが、7月30日、ウィリアム・モリスの家(→こちら )に行った後にロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックに行ってみました。


なんせ、大好きなヘンデルだし、カウンターテナーなら誰でも気になる私にとって、オンラインブッキングにこんな写真が載ってちゃ、「お~っ、これは見逃してなるものか爆弾」、ってことになるのは当然でしょ?べーっだ!


Jake Ardittiって聞いたことない名前だけど、目付きが色っぽいじゃないの目


でも、行ったことのない劇場のせいか、はたまたトーチャンもCTが気になるのか(決して嫌いではなさそう)、行きたいと言うので、二人分では高い切符は買えず、一番安い10ポンドで妥協しょぼん (一番高いのは40ポンド)





     



音譜 Royal College of Music


Royal College of Musicはロイヤル・アルバート・ホールから通りを隔てた所にあり、折りしもプロムスの真っ最中ですから賑やかで活気ありました。


でも、大したアーチストも出ないのに、当日アリーナ券を求めて思ったよりも早くから並んで待ってる人がすごく沢山いたのにはびっくりで、機会があれば私も思ってましたが、これ見てメゲてしまい、今年もまたラジオとテレビで楽しむだけになりそうです。  




   


とても素敵な建物であるRCMの中に入ると、これ又クラシックで良い雰囲気。4年前に東北震災チャリティコンサートが行われたホールもこんな感じで立派でした(→こちら )。


    

しかし、残念ながら今日は1980年代に建てられた離れであるブリテン・ホールBritten Hallで、ロビーは狭苦しくてぎゅうぎゅう詰め・・


中はまあまあの感じですが。


    



音譜 パフォーマンス


セルセXerxesは古代ペルシャのクセルクセス王のことで、婚約者がいるのに弟の恋人に恋をして回りを引っ掻き回すというコメディ仕立てのオペラで、今回の演出はコパカパーナ風のキャバレーが舞台カクテルグラス



Jeremy Silver
conductor
Jenny Miller director
Faye Bradley designer
Dan Saggars and Andy Bird lighting designers
Michael Spenceley choreographer
Rebecca Hanbury assistant director
Tim Hawken repetiteur


Jake Arditti Xerxes
Tai Oney Arsamenes
Lucinda Stuart Grant Amastris
Jon Stainsby Ariodate
Abbi Temple Atalanta
Alice Privett Romilda
Matthew Durkan Elviro


   
 
ブログ記事にはしてないけど、去年か一昨年ENO、そして今年春にハイゲートのパブでハムステッド・ガーデン・オペラ版を聴いてるんですが、その両方とも英語翻訳だったので、今回やっとイタリア語で聴けたのが嬉しかったです。


ENOはアリス・クートとアンドリュー・ワッツ(CT)だったのでそりゃレベルは高くて、それと比べちゃ可哀相ですが、ハイゲートの経費超節約演出の英語版の方が全体としては楽しめた気がします。ハイゲートの女性歌手は皆さん上手だったけど、このロングバラ版はひどかったので・・。


カウンターテナー二人はなかなか上手だったのが救いでした。

弟王子のタイ・オネイ君は声量もあって黒人らしい特徴ある声なので、それを個性として売り物にできるでしょう。私の好きな声ではないですが。


    

     


そして、肝心のジェイク・アルディッティ君はどうだったかと言うと、


高音が低音までむらなく出て声量も立派、コロラチュールもちゃんとできて、テクニック的にはかなり立派クラッカーだったので、「ワーイ、先月のピーター・パンのイエスティン・モリス君(→こちら )に続いてまた有望なイギリス人カウンターテナーをめっけ~っキスマーク」、と嬉しくなりましたチョキ


ジェイク君の声質はフィリップ・ジャルスキー系で、私の好きなタイプとは言えないのでイエスティン・モリス君の方が好きですが、期待通りの色っぽい目付きで傲慢な王様をセクシーに自信たっぷりで演じた見事な主役ぶりには拍手です。


経歴によると(→こちら )、ギルドホールとRCMで勉強したジェイク君は、ロングバラとアン・デル・ウィーンでリナルドの主役もしたこともあるそうで、後者は代役だったのかもしれませんが、華があるので大きな劇場でも舞台映えはするでしょう。前半はランニングシャツ姿でしたが、ちょっとした筋肉マンでしたよ。名前からいくとイタリア系なのかもしれないのが色気のある理由かもしれませんね。


アイシャドウも濃くてカーテンコール写真だとなんかオネエ風にも見えますが、女装させたら綺麗に決まってるし、清潔な好青年揃いのイギリスCT界にもこういう妖しい色気を持った若い子が出てきたのは刺激的ラブラブ


ご興味ある方は、生とはかなり違う声にしか聞えないけど、ジェイク君はこちらのyoutubeでお聞きください(→ こちら )。




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