カメラ 11月27日 ノリッチ (ノーフォーク州) トーチャンだけ行きました


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2014-11-29 01:28:53

イドメネオ by Mozart プロダクション2ツ星/パフォーマンス4ツ星

テーマ:オペラに行きました

<28th Nov Fri>

今朝はROHのサポートフレンズ予約。お気に入りの舞台脇席が完全になくなってしまっては一体どこに座ればいいのか途方に暮れ、いまいち気合が入りませんでした。シクシクしょぼん

なので、最後にこのまじかな席から5回も観ることができたイドメネオの思い出を大切にしながら遅ればせながら記事にしました。

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モーツァルトのイドメネオに5回行きました(11月3日、6日、10日、19日、24日)。 6日に着物で出待ちした時のことは→こちら をご覧下さい。


新聞批評がなんと5ツ星から1ツ星まで並んで評価の分かれた新演出で、物議を醸し出すことの多い演出家クシェイなので覚悟はしてたものの最初はぎょっとして私なりに意味を考えましたが、回を重ねる毎にそんなことはどうでもよくなって、音楽自体と一流のパフォーマンスを聴くたびにこのオペラの素晴らしさがわかり、奥に広がりのないセットだったのも幸いして脇の席から見切れることもなく、毎回嬉しくて震えちゃいました。


どんなお話かということは過去の記事(→こちら )をご覧下さいですが、要するに、古代ギリシャ時代のクレタ王イドメネオがネプチューン神に翻弄されて息子を生贄にしなければいけない状況に陥るものの、「代わりの私を殺して」、という恋人の愛で救われるという、バロックオペラにはよくギリシャの神様たちが気まぐれで人間たちをおちょくるというストーリーです。これがヘンデルなんかだとあっさり進むのですが、モーツァルトのこのオペラはじっくり深刻に長々と続き、楽も、大ヒット・アリアはないけれど奥深くて美しく、特にモーツァルトとしては珍しい色んなパターンの重唱が特徴の一つです。


       


      

   


その演出ですが、私にとっては結局どうでもいいと言っても話題になったので一応言わせてもらうと、


場所は不特定でゆるく現代に設定されていて、オペラの通りのハッピーエンドディングなどなく、抗争は続くのだというシチュエーションは今の現実の世界状況を反映してぐっとくるものがあり、機関銃やピストルも緊張感を増す小道具として気に入りましたが(特にイドメネオが息子を生贄にしようとピストルを構えるところ)、細かいところで醜いものが出てくるのが嫌でした。

斬新な読み替えは大いに結構、だけど美く表現して欲しかったです。神の代わりにサメを敬愛するのは面白いけど、皆がスーパーのビニール袋から魚うお座を出すところが一番ブーイングの原因だっのはないかしら? 

     



私の前の列の人たちが大ブーイングしてたので全体ではどれほどブーブーされてたのかわかりませんが、ROHのサイトでブーイングの是非について議論されてたので(不満は黙って飲み込むのが美徳とされるイギリス人らしいトピックですね)、きっとたくさんの人がブーしたんでしょうね。 まさに演出家の思うツボでクシェイは嬉しそうだったので、彼を責めるのなら大きな拍手したほうががっかりするのにね。



私の個人的な好き嫌いから言うと、主役の人たちの衣装は良かったけれど長髪フレアジーンズの男性群に私は嫌悪感すら持ったし、なぜか大きな茶色の堂々とはしてるけどつまらない普通の扉が一番興ざめでした。バレエの代わりの最後の人々が闘いで疲れきってるいくつかの絵巻物風シーンもしつこ過ぎ。



Director Martin Kušej

Set designs Annette Murschetz
Costume designs Heide Kastler
Lighting design Reinhard Traub
Dramaturg Olaf A. Schmitt
Conductor Marc Minkowski
Idomeneo Matthew Polenzani
Idamante Franco Fagioli
Ilia Sophie Bevan
Elettra Malin Byström
Arbace Stanislas de Barbeyrac
High Priest Krystian Adam


     


メラメラ素晴らしい歌手陣の中でもひときわ抜きん出ていたのがタイトルロールのマシュー・ポレンザーニ。テノール好きの私のえこひいきではなく、誰が一番上手かと聞かれたら誰でもポレンザーニは凄いと答えるでしょう。楽々と出る潤いのある泣き節風の美声と完璧なコントロールで長丁場を見事に歌い演じ、もう私はメロメロラブラブ!  文句なしの★★★★★


ポレンザーニはこれまでROHではコジ・ファン・トゥッテ、ドン・ジョバンニ、マノンに出てくれて、今回やっぱりモーツァルトが合うと再確認したし、ルックス面でも、年齢とずんぐりな風貌がマノンに恋するアホなニーチャンには無理があったけど、このイドメネオの威厳ある父王はぴったりで、細かい表現力も抜群でまさにトップの実力をみせつけてくれました。もうすぐミュンヘンでタミーノとネモリーノをやるようですが、そういう若者役はもう辞めて恰幅のよい大人の魅力が出せるオトッツァン路線に変更して欲しいものです。


     

大好きなポレンザーニ以上に今回期待してたカウンターテナーのフランコ・ファジョーリ、最初は他の歌手に比べると裏声の宿命で声量に乏しくてそう変化もつけられないので、カウンターテナーとしてはトップのファジョーリであっても仕方ないかと限界を感じてしまいましたが、さすが今が旬のファジョーリ、毎回成長して声量も増し、ポレンザーニ程ではないにせよ、メリハリもつくようになり、最初は硬かった演技もこなれてきて(カツラ被るとハンサムだし)最後はスターらしい貫禄も出て見事なROHデビューとなりました。特に高音が多いこの役を金切り声にならずにこれだけ歌える男性は少ないでしょう。

 

カウンターテナー好きの私ですら「うーん、この役はメゾ・ソプラノのズボン役の方がいいかも」、と最初は思ったけど段々慣れ、カウンターテナーを初めて聴く人も多かったでしょうが、最後はファジョーリの印象が勝ったし、次は、こないだのウィグモア・ホールのリサイタルみたいなフラちゃんの良さがもったわかるような華やかなアリアのあるオペラで聴きたいものです。 最初硬かったし、やっぱりポレンザーニには敵わないので★★★★☆

      
    

ついでに男性陣から片付けると、今回のめっけものは若いフランス人テノールのStanislas de Barbeyrac 。伸びやかな太目の立派な声で強い印象を残してどの批評でも褒められ、ちょい役だけど彼への拍手が一番多かった日もありました。長身の好青年で二枚目役もぴったりだから、大躍進間違いなし。将来への期待も込めて★★★★☆

        
息子イダマンテの恋人のイリア王女はソフィー・ビーヴァン。ここ数年間で何度も聴いてますが、イギリス人ソプラノがROHで主役をするまでに成長してくれたのは嬉しいことです。でも、高音がもっとピュアで細い声のソプラノの方がこの役には合うと思うに、今回はテクニックは立派だけど今までより声が太くなったのが残念。 
それに、よく出てるENOとかだと彼女がぶっちぎり上手なことが多いんですが、今回のようなレベルの高い歌手に囲まれては分が悪くてヒロインとしての輝きがちょっと不足だったような。何度も聴いてると「そろそろ誰か病欠してくれないかなあ」、と願っちゃうわけですが、彼女が私の第一希望でした。いや、もちろん充分上手で批評でも褒められてましたけど、すみません、私はちょっと聴き飽きてるので★★★☆☆。

      


     



聴き飽きるのであれば、ROHにはよく出てくれるマリン・ビストロムの方が最近よく聴いてるんですが、ぼってり艶っぽいマリン嬢は毎回スリルがあって退屈しません。すらっとしたスェーデン美女で何を着ても似合うオペラ界のバービー人形、今回のパルプ・フィクションみたいな黒髪オカッパもチャーミング。


この恋敵エレットラ役はもう少しドスが利いてた方がいいので、バービカンのコンサート形式で聴いたエマ・ベルの迫力には及ばず、こないだのドン・ジョバンニのほうが良かったけど、2012年のコジ・ファン・トゥッテ(→こちら )の功績も含めてちょっとおまけの★★★★☆。

    

指揮者のマルコ・ミンコフスキーはバービカンではお馴染みだけどROHは初めて。普段のオケでなくてやりにくいのか、なんだか重くて、★★★☆☆かな。




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2014-11-27 09:34:28

愛の妙薬 これを27日に日本でも観られるそうですね

テーマ:オペラに行きました

<26th Nov Wed>


今夜はまた愛の妙薬に行ってきました。私はこれで3回目。


明日はこれを日本でもLive Cinemaで観られるそうですが、一足先にグリゴーロの写真だけどうぞ。


元気一杯のグリ坊、「特別な日だから、おいらの筋肉美を見てくんなよな」、とカーテンコールはランニングシャツ姿にお着替え。

横からなのでなんて書いてあるのがはっかきり見えませんが、こないだまであった左腕の内側と右手首のタトゥーは必至で消したようです。





カメラ以下の写真はクリックで拡大します。

     


     




明日も朝から仕事に行かなくてはなりませんので、すみません、これだけでおやすみなさ~いぐぅぐぅ



 

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2014-11-24 08:28:40

高山市内観光 (日本旅行10月18日)

テーマ:日本旅行 2014年秋

<23rd Nov Sun>

イギリス人のルイス・ハミルトンがF1カーレースのの世界チャンピオンになってめでたしめでたし祝日車

等々、テレビを観ながら日本で撮った写真をブログ用に選んだりして静かに過ごした灰色の週末。久し振りに日本旅行の写真アルバムがアップできます。今日は高山市街編ですが、その翌日の上高地の写真が死ぬほどあって選のが大変でした。

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<10月18日(土)>晴れ               カメラ写真はクリックで拡大します


こんなピッカピカの日は街歩きではなくて山に行くべきでしょうが、ホテルを急に変えるわけにはいかないし、車も無くては小回り効かないので、もったいないけど終日高山市内観光です。


      


   


主な見所は歩いて回れるので、まずは川べりの宮川朝市へ。 


片側にはお土産さんがずらりと並んですっかり観光地化してますが、お饅頭、お煎餅、お漬物等を少しづつ試食させて頂ける機会は普段日本から離れてる身にはありがたいので、ホテルで和洋バイキング朝食をお腹いっぱい食べたばかりばかりだけど、つい欲張ってしまいました。今回はずっと胃腸が好調だったので、ここぞとばかりに毎日食べ放題し、もうすぐ帰ってきて1ケ月経ちますが、もちろん体重はそのまま・・・ガーン

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趣のある保存地区を歩いていたら日下部民藝館という江戸時代に栄えた立派な商家があったので入ってみましょう。


でも、この囲炉裏と梁は見覚えあるわと思ったら、14年前にも来たことあるよ、とトーチャン。それ先に言ってよね。そしたら代わりに他の似たようなお屋敷に行ったのに。でも、ここも細かい所は覚えてないので充分楽しめました。 


     


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次はムスメのリクエストで飛騨高山獅子会館からくりミュージアムへ。 昨日行った屋台会館のすぐ隣なんですが、昨日は時間がなかったので、今日ゆっくり見学しましょう。


モノ作りが職業のムスメとボーイフレンド君にはとても興味深いに違いないし、5種類のからくり人形の実演も見せてもらえます。20分間ほどでしたが、司会のおばさんが丸暗記のカタカナ英語であってもざっと説明してくれたので助かりました。


    


人形が運んでくれたお茶はボーイフレンド君が飲み、人形が書いたお習字は私が頂きました。 お客さんが他に誰もいなかったので。 結構大きなホールで実演も面白かったし、数百個も展示されてる獅子舞のお獅子も見事なコレクションなのに、勿体ないことです。

    


    

ミュージアムのお土産さんでからくり人形を自分で操作させてもらえます。 春慶塗りの色合いは素敵。

   

「思い出横丁」というちょっとした昭和ミュージアムもあり、日活映画全盛期に日活映画館の向かいで育って浜田光夫さんが憧れだった私には懐かしい時代ですが、外人さんたちは興味ないでしょうから、パス。

 
   


ラーメン

ランチはお蕎麦。店に入ってから畳の部屋しかないことがわかって、げっ、そりゃまずいと思いましたが(トーチャンは正座ができない)、さすが外人観光客の多い高山だ、座椅子をどうぞと。日本人の威信に掛けて私はちゃんと正座したのですが、やっぱり慣れてないことはするものではないですね、しびれが切れて私だけ立ち上がれず・・ショック!

    


高山と言えばさんまちの古い街並で、何度も通り抜けましたが、ここだけはいつも人だかり。 他にも行くべき所があると思うんですけどねぇ。


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高山には下呂温泉のついでとかで何度か寄ってますが、観光の要とも言える高山陣屋は今回が初めて。


江戸時代のお役所ですが、規模の大きさからかつての高山のステイタスの高さが伺えます。 だから腕の良い職人さんたちがいて工芸が栄えたんですね。


立派な部屋が立ち並ぶ中、ムスメたちが一番興味を示したのが屋根の修理で、小さな板を新しく取り替える職人さんの手際と道具類に注目してました。



    

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バスで一時間近く掛かる白川郷に行く時間はなかったので、今回は言わばニセモノの村ですが、

飛騨の里で我慢することにして、かなり日が傾いてきたので急いでタクシーで行きましょう。


    


   

   


   


ニセモノと言っても、建物自体は飛騨地方のあちこちから移した本物で、どこを見ても絵になる集落博物館ですが、土曜日なのに夕方だったからでしょうか、ほとんど私たちの独占状態。


中に入れる家も数軒あるのですが、きれいに掃除も行き届いてきちんと管理してるのに、お客がこんなに少なくてやっていけるのでしょうか? 中心の古い街並でお土産屋さん巡りばかりしてる人がここまで足を伸ばしてくれればいいのにね。

   

   


彼方に眺める山並み。明日もっと近くまで行くのが楽しみですが、焼岳と槍ヶ岳かな?


    


夕方ここに来たのには理由があり、5時半からイルミネーションが始まるからです。風もなく暖かい夜で、池に映る灯りが幻想的。松明の炎とパチパチという音も風情あり。 私たちの他には5、6人しか客がいなかったですが、紅葉にはまだ早いからこんなに空いてるんでしょうね、きっと。 

    

最終バスはとっくに出ちゃったしタクシーが待ってるはずもないので街まで歩いて下りるしかないのですが、外灯もない真っ暗闇をしばらく歩き、中心に戻るまで40分くらい掛かったでしょうか。



お腹が空いてるのに、高山って夜が早いし、オープンしてるお店は満員だったりして、またもや夕食難民にしょぼん 


結局、町食堂みたいなお店をかろうじて見つけ、飛騨牛ステーキ定食を食べました。柔らかくて美味しかったけど決して安くはなかったのに量が少なくて、またコンビニに走る羽目になりましたが(コンビニだって私たちには新鮮だからいいんですけど)、ま、明日明後日は温泉旅館でずらっと並ぶお料理にありつける筈だから、今日はこれで我慢しましょう。

夜はまたスパホテルアルピナ飛騨高山(→こちら )で温泉三昧温泉

明日はいよいよ今回のハイライトの一つである上高地です。 張り切ってた割には出だしにしくじっちゃいましたけどね。




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2014-11-22 08:27:54

ちょいと波乱のバレエ・リハーサル、ドン・キホーテ

テーマ:バレエ

<22nd Nov Sat>

のんびり週末、日本旅行記を再開する前に昨日のバレエの写真を貼っちゃおう。

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11月21日、ロイヤルバレエのドンキホーテのドレスリハーサルに行ってきました。


リハーサルは事前に誰が踊るのかわからないのですが、今日は一番人気のカルロス・アコスタ&マリアネラ・ニュネツ組。 写真撮るならきっとこの初日チームだろうという期待通りで、「やった~!このチームの本番は買ってないからラッキー、万歳、万歳クラッカー」。 特にこの二人のファンというわけではないけれど、このプロダクションはカルロスが絡んでるので、一度は彼で観たいじゃないですか。



Choreography Carlos Acosta

Original Choreography Marius Petipa
Production Carlos Acosta
Original Music Ludwig Minkus
Arrangement and Orchestration Martin Yates
Designs Tim Hatley
Lighting design Hugh Vanstone
Conductor Martin Yates
Kitri Marianela Nuñez
Basilio Carlos Acosta
Mercedes Laura Morera
Espada Ryoichi Hirano
Don Quixote Christopher Saunders
Sancho Panza Philip Mosley
Gamache Bennet Gartside
Lorenzo Gary Avis


しかし、


本番じゃないのでパーフェクトでなくても文句は言えませんが、ちょっとした波乱含みのパフォーマンスになってしまったのでした。


だからこその一体感も生まれてなんだか楽しかったのですが。



なにが起こったかと言うと、



カルロスはそう何度も観たわけではないのでこの日の出来が良いのか悪いのかよくわからないものの、まあ好調そうに見えたのに、バジルがキトリを片手で持ち上げるところでぐらついてしまい、キャーっ、落っことすかもダウンという緊張感が走りました叫び


    



      


もっと深刻だったのは、メイン闘牛士の平野亮一さんが連続回転ジャンプの途中で足を痛めたらしく踊れなくなってしまい、苦痛の表情を見せながらうずくまってしまいました。ダンサーたちも彼をのぞき込み、オーケストラもストップして、「大丈夫かな~・・ガーン」、と観客も含め皆で心配しました。 


平野さんはそのまま引っ込んだのですが、自力で歩けたので大したことはなさそうだと思ったところ、後で元気そうにまた踊ってくれたので一安心。

平野さんの闘牛士は去年も観たのですが、大柄な上に大袈裟なアクションでで迫力のある素晴らしかったです。でも、今日はその時に比べると切れ味がちょっと悪かったので、リハーサルで手を抜いてるのかもしれないけど、体調がもともと悪かったのと思ったりもして・・。


そして、こういうことがあるとこのプロダクションではただのダンサーではないカルロスは動揺したのか、この後はぐらついたり端折ったりして、妙な雰囲気になってしまったのでした。


マリアネラのキトリを観るのは初めてですが、一年前の金子扶美ちゃん(→こちら )と比べるときびきびシャープでさすがでした。


  
    


さて、私にとっての収穫は、若い長身美男子ダンサーの発見目

 

で、インターバルに仲間たちに「ねえ、ねえ、カッコいいニイチャンがいたよね」と言ったら、さすがめざといバレエファンの皆さんはとっくに彼に注目してるらしく、「リース・クラークReece Clarkeという19歳のイギリス人で、兄弟4人ともダンサーなんだって」と教えてもらいました。


皆とも言い合ったのですが、こういうがっちりしたダンサーは重い女性ダンサーのかつぎ役として貴重ですから、今はまだ大柄なせいもあり動きが鈍いリース君だけど、早く上達してザナイダと主役共演して軽々と持ち上げてもらいたいものです。


くるくるピョンピョンのこのバレエは大好きな私、本番は2回行きます。12月20日のオジポワ&ゴールディング組と1月3日の茜ちゃん&ムンタギロフ組。いつもの舞台横席が閉鎖されてしまったので立見ですけど。




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2014-11-21 21:54:52

トビー君がマスタークラスの先生と歌コンテストの審査員

テーマ:オペラはいかが?

<21st Nov Fri>

今月に入ってから毎日仕事に行ってますが、今日は久し振りにオフ。 週末もゆっくりできて、溜まってる旅行やオペラについて書く予定ですが、 今日の午後バレエ(ドン・キホーテ)のドレスリハーサルに 行く前に昨日と一昨日の音楽学校見学について書いときます。 記事にするつもりはなかったのでろくな写真がありませんが凄く面白かったので。

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11月19日の午後と20日の夜、ギルドホール音楽演劇学校Guildhall School of Music and Dramaの無料イベントに行ってきました。どちらも卒業生でご贔屓テノールのトビー・スペンスToby Spenceト出演がきっかけでしたが、隣のバービカンに行く途中に何百回も通り過ぎてるのに一度も入ったことがなかった音楽学校の中に浸入できて嬉しかったです。外でばっかりトビー君にも会えて挨拶もできたし(「やあ、又君か」って感じで)。


何度か行ったRAM(Royal Academy of Music)の優雅でクラシックな建物と比べると、ここはモダンで味気ないバービカンのスタイルに合わせてあるのでしょう、コンクリート打ちっぱなしの醜さが残念ですが、若い音楽学生がたむろする雰囲気はそれだけでワクワク 。


まず19日はトビー君が審査員だったEnglish Song Prizeという歌コンテストで、13人の学生が小さなレクチャー・リサイタル・ホールで英語の歌曲に挑戦。ソプラノ人2、メゾソプラノ2人、テノール4人、バリトン/バスバリトン5人で、レベルは充分高く聴き応えありましたが、あまりにあからさまで笑っちゃったのは、バリトン組とテノール組の容貌の差にひひ

だって、バリトン君は揃いも揃って長身ハンサムなのに、テノール君は一気に容貌が劣っちゃうんですもの。オペラ界ではそれは当たり前なのでやっぱりねと思っただけですが、ここまで揃うと壮観だわ目


私は俄然テノール君のほうに興味があるのでルックスは乏しくても全員テノールでも良かったんですが、やはり不自然なテノール音域はそもそも歌える人が少ないのでしょう、数でも負けてました。


    


この日トビー先生は最後にちょっと評論しただけなので彼目的であれば行く価値はなかったですが、昨夜大ホールでの20日のマスタークラスは当然彼が喋りまくり、歌う声と喋る声が違う歌手も多い中で全く変わらないトビー君のクリアでリリカルな生声(マイクは使用せず)に私はしびれっぱなしラブラブ! ちょっとづつだけでも結構歌ってくれたのもボーナスチョキ そして、なによりも暖かいパーソナリティに接することができたのが嬉しいです。


マスター・トビーは「技術面は君たちの先生の仕事だから僕は口を出さないから」、ということで(とは言ってもそりゃ口の開け方とかつい注意したくなっちゃうんですが)、メリハリやテンポ、内容の理解、感情を込めて時にはアクションも伴う方がいいよ、というアドバイスが主でしたが、ほんのちょっとしたことで生まれ変わったように上達するのはマスタークラスの醍醐味でアップ、観客は少なくてもトビー先生もご満悦でしたニコニコ


    



    


一番顕著だったのはコンテストでも私が一番気に入ったピュアな美声のテノール君(James Robinson)で、コンテストでは突っ立ってベンジャミン・ブリテンばかり一本調子で歌ってご褒美ももらえませんでしたが、トビー先生の細かいアドバイスの後はますでサナギが蝶になるように生まれ変わり合格、豊かな表現力でストーリーに私たちを引き込んでくれ、コンテストでも同じ曲を歌ったのですが、トビー先生の仰る通り、まるで違う曲に変貌。ベンジャミン・ブリテンのThe Choirmaster's Burialという幽霊の話で、後にオペラ「ねじの回転」につながったということですが、30分間ジェームス君が何度も何度も歌って進化する姿はさまにマジックでした。 ジェームス君の声はどんぴしゃ私好みなので、またどこかで聴けますよう。ブリテンよりもバロックものが似合いそうな子です。


実は今夜もバレエの後で時間に間に合えば又この学校の歌バロックパフォーマンスを聴きに行くかもしれず(→こちら )、これにもジェームス君が出てくれたらなんて嬉しいか。名前を忘れないように書いておくと、 Rhodri Jonesというテノール君も明るくて良い声だったし、小柄で一番容姿はぱっとしなかったJames Way  君も渋くて完成された歌唱で良かったです。ソプラノのCaroline Swarbrick嬢の高らかに響き渡る澄んだ声も印象的でした。


どちらのイベントも、一般客は遠慮しいしい小さくなって見学させてもらうのかしらと思ったら、出演者の身内とも思えないジジババ客がほとんどだったので居心地悪くなかったし、なんと言ってもガラガラなので、席を埋めてもらえて学校側も感謝してるのではないかしら。これからもどんどん行くつもりですが、ロンドンのクラシック音楽ファンの皆様、都合がつけば是非行って下さい。お勧めです。


ロンドンの主な音楽学校はこのギルドホール(→こちら )、ロイヤル・アカデニー・オブ・ミュージック(→こちら )、ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージック(→こちら )ですが、たしかグリニッジにもあったな。




     

メモ<追記>


バレエが終わったのが6時半、急いで又ギルドフォード音楽学校に駆けつけ、学生たちのHistorical Performance Baroque Scenesを聴きました(無料)。


45分間だけでしたが、モンテベルディ、パーセル、ヘンデル、チェスティ、ラモーを少しづつ歌い演じてくれて、これもなかなかのレベルで感心。特に縦横でかくて声量も豊かなカウンターテナーAlex Mastersとズボン役が凛々しい長身美女メゾ・ソプラノのCarmel de Jager嬢に惹かれました。

なんと、これで3日連続でこの学校でパフォーマンスを聴いた私。クセになりそうだわ。



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