俺たちヒップホップ・ゴルファー(Who's Your Caddy?) | 映画でペップトークとアファメーション(Pep Talk & Affirmation)

映画でペップトークとアファメーション(Pep Talk & Affirmation)

ペップトーク(Pep Talk)とは人を元気にする短いスピーチで、コーチングの最後のスキルとも言われているそうです。映画に出てくるペップトークを通して、みなさんにもペップトークを知っていただければ幸いです。

映画に出てくるペップトークを紹介しはじめて、早いものでもう一年半たちました。

昨日までに紹介した映画の数は335本。

で、今日のこの一本が300本目のペップトーク映画です。

俺たちヒップホップ・ゴルファー [DVD]
ビッグ・ボーイ(アントワン・A・パットン),フェイゾン・ラヴ,ジェフリー・ジョーンズ
ビデオメーカー

ペップトーク度 (最高★×5) :★★★☆☆
映画オススメ度 (最高★×5) :★★★★☆

【ストーリーと背景】

ヒップホップグループ・アウトキャストのメンバー、ビッグ・ボーイ主演のハートフル・コメディ。

超売れっ子ラッパーで音楽レーベル「キラー・インク」を立ち上げ大成功を収めたヒップホップの立役者「Cノート」ことクリストファー(ビッグ・ボーイ)は、名門ゴルフクラブの会員になるため理事長の元を訪れるが、黒人蔑視の理事長は何かと文句をつけて入会を拒む。

クリストファーは、ゴルフ場の一部が借地であることを調べあげ、その土地を購入。

理事長が入会を認めざるを得ない状況を作るが、理事長側も弁護士を雇い対抗。

泥仕合の決着はゴルフでつけようということになるのだが、理事長はコースレコードの保持者で、クリストファーはド素人・・・

【ペップトークの見所】

ゴルフ映画にペップトーク・・・って、はっきり言ってあまり期待していませんでした。
ただ、とあるサイトのゴルフ映画ランキングで評価されていたのと、TSUTAYAの「ワケあってオススメ」シリーズにあったので・・・

以前紹介した女の子がクォーターバックとして活躍する「奇跡のロングショット」もTSUTAYAの「ワケあってオススメ」シリーズだったし、ハズレは無いだろうと思ってはいましたが・・・

でも、意外なことにナイスなペップトークが出てきました。

Chapter:09 1:11’15”~

理事長とクリストファーはそれぞれペアのゴルファーと組んでマッチプレーで勝負をつけようとするのですが、前半9ホールを終えて理事長ペアが4upでリード。

Out(前半9ホール)とIn(後半9ホール)の間の休憩時間にキャディ・マスターがクリストファーのペアにペップトークします。
ちなみに、クリストファーとペアを組んでいるのは、プロゴルファーを目指して頑張っている、このクラブのハウス・キャディ・・・で、クリストファーのお父さんは昔、このクラブでキャディをしていた。

【日本語吹替】
なんだ あの女々しいゴルフは
やつは上手い
だが問題なのは おまえたちがコースを見ていないこおだ
やつのショットに影響されて 自分のプレーをしていない
残る道は2つ
ど~んとやるか うちに帰るかだ
親爺さん 負けてもおまえを誇りに思うだろう
奴はスコアに拘らなかった
だだ好きでゴルフをやってただけだ
その気持ちを忘れるな
ここでプレーできるのは今日で最後かもしれない
全力でやれ

【字幕】
腰ぬけ2人が残念会か
相手にビビルな
彼じゃなくコースと戦うんだ
ゴルフ場に出たら最高のプレーを目指せ
選択は2つ
攻撃的にプレーするか 帰るかだ
負けても親爺さんは誇りに思うさ
記録に関係ない
彼はゴルフを愛していたんだ
それを忘れるな
このコースに立つのは最後かもしれん
全力を出せ

ペップトークの原理原則からすると、ネガティブな単語やネガティブな表現があって「×」なところもあるのですが・・・キャディの発言だから許してね。

それより、ハートは伝わってくるでしょ?



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