コーチングとペップトーク・・・その10 | 映画でペップトークとアファメーション(Pep Talk & Affirmation)

映画でペップトークとアファメーション(Pep Talk & Affirmation)

ペップトーク(Pep Talk)とは人を元気にする短いスピーチで、コーチングの最後のスキルとも言われているそうです。映画に出てくるペップトークを通して、みなさんにもペップトークを知っていただければ幸いです。

 昨日、プロ・コーチの方から、とても面白い(失礼!参考になる)お話をうかがいました。


 「コーチングは万能ではないが、ある特定の条件下では、他に類をみない著しい効果を発揮する」というお話です。


 縦軸に「課題解決の重要性」と横軸に「課題解決の緊急度」をとったときに、コーチングはどの領域で効果を発揮すると思いますか?


重要性(高)

B  │  A

緊急度(低)←──┼──→緊急度(高)

D  │  C

重要性(低)




 コーチングが最も効果を発揮するのはBの「重要性は高いが、緊急度は低い」領域です。


 もちろん、一定の条件が揃うならAの領域でも効果を発揮する場合もありますが、基本的には

 

 「遅効性」だが「効果の継続性」が期待できるのもコーチングの魅力です。


 Aの領域だったらティーチングや昨日書いた「率先垂範」が圧倒的に効果が高いということが明白ですよね。


 やはり、スポーツにおいてもビジネスにおいても、指導・教育の現場では「ティーチング」と「コーチング」はどちらが欠けても困る両輪なんですね。



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