周囲の人の夢を叶える存在をドリームサポーターと呼び、夢を叶えることを阻害する人をドリームキラーと呼ぶのだ・・・というお話は以前に書きました。
人と自分とで、ひとつの単語に対する解釈がものすごく異なることがあるのだということを50歳を超えて知りました。これにはホントにびっくりです。
例えば「夢」という単語に対して、私は近未来か遠い未来かは別にして「努力して叶えるもの」「手に入れたい、達成したいと思って目指す目標」みたいな解釈をしています。
でも中には「現実としてあり得ない絵空事」みたいな解釈だとか・・・、そもそも「夢」という単語が嫌いとか「夢は非現実的なものだから、そんなものをおっかているのは愚か」とかってネガティブな考えをお持ちの方も多くいらっしゃるのだということを、この歳になって知ったのです。
別にその人たちの価値観だから、どうでも良いのですが(いや、良くないだろ?)、私にはそれこそ「夢の無い話」に思えるのです。
で、私の周りにいる面白い大人たち、私より年下でも私に刺激を与えてくれたり、私が尊敬している人たちに幾つかの共通点があることに気付いたのです。
まず、夢を語りますね。
んでもって、好奇心旺盛で、探究心旺盛(負けず嫌いでとことんやるか、人と比べてどうこうではなく、自分が納得いくまでやってみるタイプのどちらか)。
しかも超ポジティブ・・・って、まるで幼児じゃん。
そうなんです。子どもみたいに無邪気なんですよ。何かを達成する人って。
私の周りに逆のタイプの人も大勢いました(あ、まだいるし)。すごく頭の良い人なのですが、頭が良すぎるが故に失敗したときのことを考えすぎて行動を起こせないとか、できない理由は100でも200でも並べられるが、やろうとするための問題解決はひとつも出せない人とか・・・
何か仕事を与えても、無難にはこなすのだけど、それ以上でもそれ以下でもない。何かその与えられた仕事に対して思い入れとか情熱とか感謝の気持ちの表現とかが全く感じられない人とか・・・
与えられた仕事に対して、もっと合理的にしようとか、もっと相手が喜ぶようにできないかとか、もっと便利にならないかとか、改善意欲や創意工夫が感じられない人とか・・・
で、どうもこれらは遺伝子とか体質によるものではなく、周囲の環境や人間関係に影響されている場合が多いようなのです。
子どものころにサンタクロースを信じていた子は、大きくなっても想像力や創造力に富むが、サンタクロースの存在を否定されて育った子には、こういった能力が欠落している・・・って、書かれている本もあります。
ドリームサポーターになるためには、まず自分がポジティブでクリエイティブにならなきゃいけないってことですね・・・。そのためにはセルフペップトーク(アファメーション)が一番効果的です。
みなさんの自分自身のためにも、お子さんや部下のためにも、まず自分をポジティブに変えてみましょう。