ジョニー・ビー・グッド(Johnny Be Good) | 映画でペップトークとアファメーション(Pep Talk & Affirmation)

映画でペップトークとアファメーション(Pep Talk & Affirmation)

ペップトーク(Pep Talk)とは人を元気にする短いスピーチで、コーチングの最後のスキルとも言われているそうです。映画に出てくるペップトークを通して、みなさんにもペップトークを知っていただければ幸いです。

アメフト物にはめずらしい青春爽やかコメディです。


Johnny Be Good [VHS] [Import]/Anthony Michael Hall,Robert Downey Jr.,Paul Gle...

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▲は輸入版。
国内版はこんな感じ▼
映画でペップトークとアファメーション(Pep Talk & Affirmation)-ジョニー・ビー・グッド

VHS発掘シリーズの第7弾(VHSアメフトシリーズ第6弾)です。

第1弾:クォーターバック(The Program)
第2弾:スーパー・タッチダウン(Necessary Roughness)
第3弾:リトル・ジャイアンツ(Little Giants)
第4弾:タッチダウン(Semi Tough)

第5弾:クォーターバック・プリンセス(QUARTERBACK PRINCESS)

ペップトーク度 (最高★×5) :★★★☆☆
映画オススメ度(最高★×5) :★★★☆☆

【ストーリーと背景】

ジョニーは高校アメフト界では人気・実力ナンバー・ワンの選手。
女の子からも人気の的で、高校最後の試合では大学のスカウトが群がる。

ジョニーはガールフレンドと一緒に州立大学に進学するはずだったのに、高校のコーチは自分自身の大学コーチ就任を条件にジョニーを取り込もうとするし、親友のレオはUSCのスカウトに賄賂をつかまされてジョニーを操ろうとする。

いろんな大学からの招待・接待を受け、女の子をあてがわれたことからガールフレンドとの仲もうまくいかず…

家族を幸せにしようと、好条件の大学と交渉しようとすればするほど、家族は不幸になっていく…

ゴタゴタに巻き込まれてコーチに対しても信頼を失っていたジョニーはレイプ事件に巻き込まれ…

【ペップトークの見所】

若き日のロバート・ダウニーJr(アイアンマンとかシャーロックホームズ主演)が親友レオ役ででています。(1988年公開作品なので22~23歳くらい?)
最近は主役が多いですが、脇役でもイイ味出してます。(ってか、個人的にはこの映画の中で、主人公のジョニーより、親友のレオのキャラクターの方が好き)
そういえば、先日紹介した「ライフ・イズ・ベースボール」にも出ていました。
近日中に入手したいと思っている映画「1969」(これもアメフトもの)にも、この人と、同じく若き日のウィノナ・ライダーが出ている(これも1988年公開作品)のでお楽しみに…

まあ、そんなことはさておき、ペップトークですよね…

この映画の素晴らしいところは…

なんとスタートがいきなりペップトークのシーン!
なのです。
 0:00’00”~

高校生最後の試合をひかえたロッカールームでの監督のペップトークからこの映画は始まるのです。

で、このペップトークは、ちょっとネガティブ表現が入ってはいるものの、高校最後の試合に向けて、選手たちの過剰な緊張感を解きほぐすジョーク的な表現を含んだ、見事なシナリオになっていて…ああ、こんな伝え方、こんな励まし方もあるのだと感心(というか新たな発見)させられたのでありました。

アメフトが好きな方で、ペップトークを追求したい方に限定すると
★★★★★
の映画です。





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