このタイトル「61*」はなんと読むのでしょうね?
アメリカの大リーグでのモームラン記録に関する映画です。
ペップトーク度 (最高★×5) :★★★☆☆
映画オススメ度(最高★×5) :★★★★☆
【ストーリーと背景】
1961年、それまで破られていなかったベーブ・ルースのシーズン60ホームランを抜く61本に挑んだロジャー・マリスとミッキー・マントルの実話に基づくドラマ。
この年、マリスはNYヤンキースに移籍してきたが、ヤンキースのファンはなかなかマリスを受け入れてくれない。一方、マントルはヤンキースの人気者であり、チームをまとめる主軸の選手。
ファンには愛されないマリスだが、マントルとは仲も良く、次第にチームに溶け込んでいく。
そんな二人がホームラン王争いからシーズン終盤は次第にベーブルースの記録を破るかという話題がマスコミを賑わすのだが、記録に挑戦するマリスに対しての世間の反応は冷たい・・・。
【ペップトークの見所】
つい先日も同じようなことが日本でもありましたね。
ワールドカップ出発前の岡田監督に対する批判。そして、大会直前の練習試合での連敗で、岡田監督と日本代表チームに対する批判や不安・・・。
それが蓋を開けて決勝トーナメント出場を決めた途端に手のひらを返すような賛辞。
この映画の背景にあるマスコミの対応もひどいもんです。
どこの国でもマスコミってこんなもんなのでしょうかね?
報道に正義や真実を追究する人は少ないのでしょうか?
この映画のタイトル「61★」の★印は、ベーブルースの60本塁打の記録のときと試合数が違うとのことで、マリスの記録はあくまで「参考記録」扱い・・・というアメリカ大リーグの野球機構がつけたものだそうです。当時の会長は大のベーブルースファンで、偉大なベーブルースの記録を破らせないなめにいろんな画策をしてたみたいですね。
マリスはとても人格者で、ミッキー・マントルとも仲が良く、彼が活躍できるように自分がチームメイトと共同で借りているアパートの一室を提供したり、二人で会社を設立したりもしています。
そんなマリスの人格を表す感動的なシーン
Chapter:11 0:46’00”~
ホームランバッターで、かつ記録更新が話題になっているマリスが、チームの勝利のために自分の意志でバントを決めるシーン。
そして、肝心のペップトークです。
落ち込むマリスに対して、監督室でのペップトーク
Chapter:20 1:34’24”~
