大分県の九重にある、ひなびた温泉街。
この辺で有名なのは、大分県境、熊本の黒川温泉とか湯布院なので
お客さんはほとんどそっちに行ってしまうのです。
でもでも、ワイワイなってるのが好きな人ばかりではなく
ぼくのように、人が少ない所を狙っていく特異な人間もいるわけで。
近年、少し離れた所に、いいお宿が出来てるようです。
今回お世話になったのは
「山あいの宿 喜安屋」
なかなかいいところでした。

貸し切り風呂もよし



部屋にも、かけ流しの内湯がついてまして


かなりいい感じです。
温泉は
ナトリウム・塩化物泉
成分が身体に付着して毛穴をふさぐために、入浴後はいつまでもあたたかいのです。
晩ご飯は山の物に徹底的にこだわって作られてます。
なので魚が出ません。笑

ふろふき大根グラタンというアイデアにびっくり。
しかも激ウマでした。
夜は、ひなびた温泉街を散策。
ほとんど人とも会わないし、宿もお客さんがいないからか、営業やってないとこ多いし。
でも、人が少ないといい事もあるもので
かけ流しの足湯があったので、初体験。
足湯って、人が入った後に利用するのはどうしても抵抗あるのですけど
ここは誰もいないし、ジャバジャバお湯も出っぱなしだったので
これは逃せない!と利用してきました。

他にも昔ながらの湯治場を思わせる、「薬師湯」とか、
うたせ湯付きの露天風呂「岩ん湯」もありましたので、軽く利用してきました。
あ、薬師湯は女性専用でした。
ちなみに、こちらは
単純温泉
。無色透明、無味無臭、お湯がやわらかでした。
実は筋湯温泉は、小さい頃に一度行った事ありまして
ほんとに何にもないボロボロの温泉街というイメージだったのですけど
30年たって再度行ってみても、たいしてかわりなかったです。笑
ただ、以前と違ったのは、僕自身が変化してる事。
遊ぶものない、人も少ないような所でも、十分楽しめました。
筋湯の夜は、とっても静かで
雨の音も心地よい、素敵な夜でした。
つづく
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