育児が辛いのはなぜ? 〜機能不全家族その1〜 | ママと女性の相談室・マインドフルネスセラピー『ピースオブマインド』

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育児には、不安や悩みがつきものです。

そしてそれは時に、親自身のSOSである場合もあります。



例えば、親が機能不全家族で育った場合、

コミュニケーションを不適切なかたちで学び、

人間関係において本当はしてはいけないことを

"そういうものだ"として刷り込まれています。



そして、その傷つき体験による

悲しみや苦しみ、怒りといったさまざまな感情も、

多くが封印され、抑圧されたままになっています。



そのような家族間の関係が、

その家庭にとっては日常であり、当たり前のことなので、

本当は、傷つき、悲しみを抱えている、ということに

その人自身も気づいていない、ということも起こります。



私も、機能不全家族で育ちました。

私の場合は、さまざまな機能不全家族の中でも、

子どもにとってわかりやすいかたち(両親の不仲や暴力など)で

あらわれていたので、機能不全であることはわかっていました。



そしてやはりそれは、子どもとの関わりの中で、

私自身のSOSとして、

怒りや不安、焦り、辛さ,苦しみというかたちで、

「このままではいけない」

「なんとかしなければ」

というサインを送ってくれました。



このようなサインも、その人の生きる力です。

そして何より大切なことは、

その感情をどのように扱うかということです。

感じてはいけない、感じたくないと封印するのか、

この思いは私に何を伝えようとしているんだろう?

と探っていくのか。




感情をどのように扱うかということは、

その人自身の生き方に関わるほどの大切なことなのです。




大人たちの約8割がそうであると言われている

アダルトチルドレン、インナーチャイルドを生み出す

機能不全家族について、そのしくみやなりたち、

ではどうしたらいいのか?ということを、

これからシリーズで書いていきたいと思います。



私がこの十数年、悩み苦しみつつ学び、体得したことを

ここで皆さんとシェアすることで、少しでも

同じように育児で悩む方々のお役に立てれば、

こんなに嬉しいことはありません。

そしてまた、自分を知ることで

気づきを得る喜びと解放感をも

分かち合えたらと思っています。



中栖 久美子




虹子育てや女性問題解決の対応において経験豊富なスタッフが、
ママの悩みに耳を傾け不安を解消するためにサポートしています。

また、生き辛さや育児不安解消のための講座も随時行っています。


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