【キャリア再開発の順序1-5考える(アクション)】
こんにちは、教師の転職コンサルタント藤井秀一です。
前回、経済産業省の社会人基礎力に触れました。
3つの大きな分類、12の能力要素から構成されます。
「強みと弱み」をふり返る素材にもなります。
転職力やキャリア開発力のベースとして、お考えください。
社会人基礎力<3つの大きな分類>
1.前に踏み出す力(アクション)
2.考え抜く力(シンキング)
3.チームで働く力(チームワーク)
本日は「1.前に踏み出す力(アクション)」のお話です。
この項目には、以下の3つの能力が含まれています。
(1)主体性~物事に進んで取り組む力
人からの指示を待つだけでなく、次の何が必要となるか考える。
自分からすべきことを探し、取り組む積極性を持っている。
職場にとって必要と思われることを率先して行動に移す。
(2)働きかけ力~他人に働きかけ巻き込む力
「一緒にやろう」「やってみよう」と周囲に声をかけられる。
目的に向けて周囲の人々を動かすことができる。
人々にやる気を起こさせることができる。
企画や提案など、自分から進んで提供している。
(3)実行力~目的を設定し確実に行動する力
言われたことだけでなく、自分で考えて目標設定できる。
失敗を恐れることなく物事に取り組み、最後までやりぬくことができる。
目標から逆算してプロセスを組み立てるよう努めている。
未体験の物事にも果敢に取り組む積極性を持っている。
社会人として活動する中で、最も必要な自発性に関する内容ですね。
変化を生むチャンスや行動するための素材を手に入れる時に必要です。
また、協力者を増やしていくときにも重視される内容と言えますね。
あなたはこの「前に踏み出す力」をどのようにとらえますか?
自分のワークスタイルの中に、どんな形で取り入れていきますか?
苦手なものは少しずつでもできるようにしていきましょう。
得意なものはさらに強化して「強み」に変えていきましょう。
次回は2.考え抜く力(シンキング)についてお話しします。
突発的または複雑な状況にどう対応するか、考えていきましょうね。
※「社会人基礎力」は言い換えれば「生き残るチカラ」とも言えます。
難しい労働環境に適応していくために必要となる能力要素なのです。
どんな要素を増強すべきで、どんな要素を改善すべきなのか・・・・。
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