こんにちは、教師の転職コンサルタント藤井秀一です。
「教師の転職相談室」のタイトルをつけていますが・・・・
必ずしも転職をお勧めするわけではありません。
いま、「!?」と思いましたよね?
最初にメールやフォーム(HP)からメッセージが届きます。
その際、お悩みの内容をメールでお聞きしています。
何が根本的な原因になっているのか解明させていただくためです。
やり取りを進めるうち、違和感を持つことがあります。
「教職がつらいので、転職を考えています」
その言葉とは裏腹に、本当は辞めたくないのではないか・・・・と。
よくよくお話を聞いてみると、こんな思い違いが見えてきます。
「教職がつらい」のではなく、「その職場がつらい」だけなのだと。
教職への熱意もあり、適性も現職に向いていることがあるのです。
これは職場(特に管理職)に原因があるケースですね。
ご自分を責めてしまい、「職場に迷惑をかけている」という誤解。
「教師に向いていない」と勝手に自己否定してしまっています。
こういう方には、転職をお勧めできません。
そもそも、転職の準備段階で行き詰ってしまうことでしょう。
なぜならご自分なりの転職理由が浮かんでこないからです。
無理に作り上げたとしても、人事のプロには見抜かれます。
「ああ、やはり教職への熱意が一番強いのだな」と。
このタイプのご相談では、「業界内転職」をお勧めします。
つまり、他校への転任です。
公立では同一自治体内で異動がありますね。
また同じ問題に突き当たる可能性もあります。
特に原因が上司の場合、再会の可能性は否定できません。
他の自治体や私立への転職も視野に入れるべきなのです。
教職を去らなくても問題を解決できるケースがあります。
感情に任せて突発的な行動をとってはいけません。
「後悔先に立たず」
あなたのための言葉かもしれないのです。
(追伸)
「もしあなたが未来について、危険を察知できたなら?
もしあなたが未来に対して、より効果的なアプローチができるなら?」
お約束しているチェックシート・・・・。
クリスマスの公開を目標に、制作・整備を進めています。
・今の職場に将来性はあるか?
・自分自身に教職への適性はあるか?
・このまま勤め続けて精神疾患の危険はないか?
・職場に致命的な欠陥はないか?
などなど、転職の必要性について整理できるシートです。
25日夜の公開をめざして、制作を頑張ります。
HP:http://t-career.jimdo.com/
Mail:info@officemuteki.com