「7つの習慣」は、Steven Covey氏の著した本で、全世界で1000万部以上売れている自己啓発本です。
ご存知の方もいらっしゃることと思います。
自分にとっては、この本と向き合うことで、随分と考え方が変わったような気がします。最初は大学院を出た頃に買って読んでみたのですが、若すぎたのでしょうか、ものの4分の1程度でギブアップしてしまいました。その後、5~6年経過した30歳直前の頃に読み直すと、なるほど~と理解が随分進んだのを覚えています。それなりに社会人経験を経た時期に読み直すことで、腑に落ちたという次第です。
また、前の会社にいたときに7 habits trainingというセミナーがあったのを受講したのも、とてもいい経験でした。
さて。
7つの習慣とは、以下の7つの点に留意して生きることです。カッコ内は、僕が書いたメモです。
1. 主体性を発揮する(前向きになる、人のせいにしない)
2. 目的を持つ(どうなりたいのかを常に考える)
3. 重要事項を優先する(本当に自分の時間をかける価値があるか)
4. Win-Winを考える(お互いがハッピーになれる方法を考える)
5. 理解してから理解される(自分の話をする前に、相手の話をしっかりと聞く)
6. 相乗効果を発揮する(一人ではできないことも二人またはそれ以上なら)
7. 刃を研ぐ(常に進化続ける)
少々難しい本ですので、最初は音を上げるかもしれません。しかし、地道に読み続ければ少なからず血肉になると思います。
完全にものにするのはやはり困難(というより無理か)だと思いますが、それでも、このprincipleを知っているのとそうでないとでは人間の深みも変わるような気がします(言い過ぎ?)。