PHPビジネス新書の「プロフェッショナルを演じる仕事術」を読みました。
一流の人のまねをしているといつのまにかその役割を演じるのが当たり前になり、その結果自分も一流になれる、ということが書いてあります。もちろん演じるだけでは化けの皮が剥がれれば終わりで、それに伴う実力も身につけなければいけませんけど。それも演じることで自分の成長につながると言っています。
仕事をすることを知る、知るよりも好む、好むよりも楽しむ、といったマインドセットが成功に至るための一つのカギとのこと。嫌々ながらやるよりも、好きなほうがよく、さらにはそれを能動的に楽しんだほうがいいというのはわかります。
あと、あまりのめり込みすぎないこと。仕事に主体的に関わることも大事ではありますが、一歩下がって俯瞰的かつ客観的に自分を見て、このようなプレイをすればいいじゃない、という風にすれば、抜けや重複を防ぐことができるかもしれません。
新しいことが出てきたときに、自分が知っている別のことに例えると理解しやすいと(自分は)経験しています。それにも善し悪しがあり、なんでも単純化しすぎると、「あ、これはあれに似てるね」で終わり、それ以上考えなくなってしまう可能性があると指摘しています。いわゆる思考停止です。そもそもその考えが正しいのかも検証しなければいけませんから、自分の頭でがっちり考えることも大事だなあと思います。
このようなビジネス書は山のようにあって、いろんな人がいろんなことを言っていますが、結局のところ、自分に合っていて、成果が出ればそれでいいのではないかと思います。どんなに素晴らしい方法論でも自分のものにしなければ意味がありませんから。そのためには、こんなん直接関係ない、と早々と捨てるのではなく、何かしら得ることはないだろうかと謙虚な気持ちになって学ぶことが必要だと感じます。ベストキッドの空手の例を筆者は出していますが、長い時間がたった後で「あー、なるほど」と思うことが来るはずだと。
私事ですが、過去にグロービスというスクールで「クリティカルシンキング」の講座を受けたことがあります。それは本を読んでもいまいち腹落ちしない「ロジカルシンキング」を少しは身につけたいという目的でしたが、いろんなことを「why?」「so what?」「really?」と問いかけることで自分のコミュニケーション(伝える側にしろ受け取る側にしろ)をより明確にすることができたのではないかと思います。


