皆様、こんにちは。
昨日のブログの続きをご紹介させていただきますね。
話は少し遡りますが、実は、昨年の米国NY州のOmega Instituteで行われた、ブライアン・ワイス先生の5-Day Past Life Therapy Professional Trainingで、こんなことがありました。
ワークショップで行われた集団退行催眠の時に、目を閉じている私の耳に、ある女性の嗚咽が聞こえてきました。ワイス先生が大丈夫か女性のところへ見に行かれたほどです。そして最終日、この女性が介助の方に支えられて(ショックで誰かに支えられないと歩けないほどでした)、参加者全員の前で、泣き崩れ嗚咽しながらこのようなことを仰いました。
「私はここにいる全ての皆さんに対し、とてもひどいことをしました。ごめんなさい」
最初私たちは皆、何のことを彼女が言っているのかわかりませんでした。彼女も、何かひどいことをした、という思いはあっても、具体的に何があったかはわからないと話し、これからもう少し探ってみる、と仰って具体的に話をしませんでした。
他の参加者は明るく「もう繰り返さなければいいのよ!」と彼女を笑顔で励ましていましたが、皆一体何があったのか、不思議でした。
それで、ワークショップ終了後、その場にいた参加者三人で集団退行催眠をしてみたのです。そうしたら戻った先が、強制収容所でした。
10から1まで数えて前世に戻ったとき、私は前世にどぼっと飛び込んだように感じたのですが、まず立ち上るあまりの臭いに、「うわ、すごいな」と思いました。(ここは先日ブログでご紹介した前世の記憶の特徴「1.体験が強い感情・直観・五感などを伴っていた」に該当します。)
私は30代くらいのユダヤ人の男性で、一緒に集団退行催眠を行った女性二人は私の身内(私の弟と義理の妹)でした。強制収容所の建物の中で、囚人たちにひどい言葉を浴びせ暴行を加えている看守のような男性が出てきました。それが、先のワークショップで嗚咽をしていた女性だったのです。
今世の私はその姿を見ながら「うわ、本当にひどいことばを使っているな」と思っていました。
しばらくその看守のような男性を眺めていたのですが、ふと、この男性が暴力をふるいながらも、心の底では、してはいけないことをしている、という思いがあることに気が付きました。
最期、私はガス室で死んだのですが、息を吸いかけた途中で息が止まって亡くなったことを思い出しました。
一緒に集団退行催眠を行った女性の一人は、「(集団退行催眠をする前から)強制収容所ということは直感でわかっていた」と言っていました。
実は、以前私には緊張すると、呼吸が吸いかけた途中で止まる症状があったのですが、なんと、これは、ガス室で最期息を吸いかけた途中で止まるのと同じでした。実は、この人生を見てから、この症状が消えました。びっくりでしょう?(ここは先日ブログでご紹介した前世の記憶の特徴「2. 症状や病気が改善することがあった。」に該当します。)
続きます。
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