健康診断を受けたところ、健康体との判定が出ました。
血液検査の「良好」には範囲がありますよね。
その範囲内であれば問題なしということです。
数値の高低を見ると、自分自身の状態がよく分かります。
労務管理面で企業の健康状態を把握することを労務監査といいます。
法定用語ではないのに、最近よく耳にするようになりましたね。
労務監査の定義や手法は全国で(もちろん主に社会保険労務士)検討されています。
社労士会も検討しているようです。
大勢の人が試み情報交換をし、少しずつ確立されていくのでしょう。
その過程で、いつか国が定義を定める日が来るのかも知れません。
私も自分なりの労務監査を模索してきました。
随分苦しみましたが、この半年の間にようやく新しい発想を得ました。
分野や肩書、名声などにとらわれずに、多くの人と交流をしてきた成果だと思っています。
従来までの基礎的な労務監査にこの新発想を盛り込んで、顧客企業の状態を把握・提案をしていくつもりです。
相談業務とかコンサルティングとか、表現は様々ありますが、この種の知的サービスは自身がもがき苦しみながら研究して初めて物になります。
法と人が複雑に絡む労務管理の世界には、神様が定めた教科書は存在しないからです。
将来、仮に国や社労士会が定義付けをしたとしても、プラスαの部分はやはり自身で構築する必要があります。
一歩一歩前進したいと考えています。