食べログ風109
以前、2月に行った愛知県清須市西市場にある大変珍しいお店「coffee 古時計」に再度行ってきました。
前回の記事はコチラ。
以前は冬で曇り空でしたが今回は夏で晴天です。
また画像が以前だと300pxでアップですが今回は586pxで大きくアップできるのでお店や料理の雰囲気が以前より伝わりやすくなったと思います。
場所はメイン通りではなく民家の中にありますからナビで登録して行った方が正解ですよ。
清洲市では名物のハンバーグステーキ700円ってコスパ凄すぎです!
そして2011年の現在でコーヒー1杯280円は僕が幼少時代の価格ですよ!
入る前にもやはりマスターの時計好きが窺えます。
約半年ぶりの訪問です。お邪魔します。
まずお店の奥さんの方がいたので覚えてますか?と尋ねたら「覚えてますよ!」の会話から始まり、少し経つと厨房から時計や車、革ジャン大好きのマスターが現れました。
僕「マスター、パソコン教室の方はどうですか?僕のBLOG見れましたか?」
マスター「うん。見れたよ。あ!大きな間違いがあったよ。時計ね。50台全て可動ではなく100台中、50台が可動ね!そこはしっかり書いといてね(笑)」
マスターは時計が命ですから100台と50台の違いに大きくこだわっていました(笑)
すみません。いや十分多いです。
マスター「あれからね。ダルマ時計3台手に入れたんだよ!」
マスターは時計の話しや自信のあるお話しをされると話しが止まりません(笑)
僕と何か似てます(笑)
僕はこのマスターや奥さんと知り合って2回目ですが以前から知ってる様なこの空気は、ここ「coffee 古時計」の独特の良さでもあります。
昭和ロマンがギッシリ詰まった人情あるマスターと奥さんは本当に人柄最高です。
この時も団体の高齢者の方6人、1人で来られた方がいたので写真撮るのを待ちました。
僕が行った時間はお昼時間は既に過ぎ、一番中途半端な時間の16時30分頃に行ったのですが、やはり地元の方に確実に愛されてるお店です。
まず店内の時計や雰囲気を連続で載せます。ご覧下さい。
雑誌や漫画も置いてあります。
沢山のコーヒーチケットは地元の方には憩いの場というのが一目瞭然です。
公衆電話もプッシュフォンでないところが凄くお店昭和感を更に感じさせます。
コーヒーチケット10枚綴りが2500円。最高ですね。
壁にはハンバーグの予約できるポップが貼ってありました。
以前の記事でも紹介しましたが、ここに来るなら「ハンバーグ」と「鉄板スパ」が絶対的に人気で特にハンバーグの方が圧倒的とマスターは言ってました。
テーブル席は4人掛けが4つと真ん中に大きなテーブル9人掛けがあります。
店内の撮影が終わったので4人掛けのテーブル席に着きました。
テーブル周りはこんな感じです。
手作りの木に書かれたメニューです。それにしても価格が安くてビックリです!
裏側はドリンクメニューが書いてあります。
以前は鉄板のハンバーグと鉄板スパを頂いたので折角ですから今回は違ったメニューで紹介した方が良いのでは?と思いマスターに尋ねたら、
マスター「ハンバーグと鉄板スパでいいね!あ、あとさ、エッグサンドも食べなよ!」
と以前と同じパターンでマスターの意思にお任せしました(笑)
マスター「食べれるよね?食べれなかったらサンドイッチは持って帰っても大丈夫だからさ」
マスターはエッグサンドのパンと卵のこだわりを熱弁されたので相当美味しいんでしょうね。
僕が違ったメニューを尋ねると
マスター「う~ん、それは普通だな。やっぱりハンバーグに間違い無い」
とメニューに関しても凄く正直に答えるマスター。そしてどんどんメニューが勝手に決まります(笑)
僕はドリンクは以前ホットを撮影したので他なにか別の商品があればと尋ねたら、少し考えて
マスター「あ、前回さ、チョコレートセーキって出して無いよね?飲んでない?じゃあ、それ作るね!」
一応、断って起きますが通常のお客さんには、こんな風にはなりません。
以前、僕はお代を払ってないんです。
マスターと奥さんが自分らが勝手にどんどん注文したらお代はいらない!と受け取って貰えなくて、「次回来たときに払ってくれればいいから」という言葉が頭にずううっと残ってまして、それで二度目の再訪することに決めたんです。
ですから、この流れは前回と似てると思いながら、今回は必ずお代を払う決心で来ました。
で、マスターが撮影だと冷めちゃうの出すのは嫌だから1品ずつ出すよと言われました。
まずは一番人気メニューの「ハンバーグステーキ」が届きました。
このボリュームで700円はランチタイムとか関係ないですから驚きです!
だってサラダも付きますし....
スープも付きますし....
当然、ライスも付きますし.....
そして鉄板に乗った手作りハンバーグですよ!
ではいただきます。
アチチ!最初の方で撮った画像は湯気でレンズが曇ってしまうくらいでした。
いや、これ700円の味ではありません。そして喫茶店で食べるハンバーグのレベルを余裕で超えてます。
ハンバーグの断片ですが、これ真面目にン、ン、ンマーイ!です。
過去喫茶店でこのレベルのハンバーグはまず有り得ません。
立派な洋食屋のハンバーグと同じレベルです。
食べ終えると、マスターが次は「スパタマ行くよ~」と厨房から聞こえました。
これが前回食べて感動した鉄板スパ「イタリアン」です。
この鉄板スパのことをマスターはスパタマと言ってました。見てのとおり鉄板の卵が半熟です。
ではいただきます。
この鉄板スパは以前も言いましたが過去食べた中で1番ンマーイです。
それはこの半熟のトロトロ卵が関係してそうですね。
ハンバーグが1番人気ですが、僕はこの鉄板スパのイタリアンは凄くオススメです!
う~ん、美味しいですがさすがに満腹になってきました。
するとマスターが厨房から
マスター「今、エッグサンド行くからね!」
で、今回初の「エッグサンド」届きました。
こちらは通常サイズで480円。他にミニサイズはたったの300円!有り得ないコスパです!!!
それにしてもタマゴが分厚いですね。
正直、もう食べる限界を超えてましたがいただきます。
アチ!アッチチチ!このエッグサンド凄い熱々です。
過去に食べたエッグサンドでここまで熱々なのは今回が初めてです。
お腹は凄く膨れてたのですが、これ、ン、ン、ンマーイ!です。
マスターにそれを伝えると、嬉しそうにパンと卵に拘ってること言ってました。
こちらはシェアして食べましたが、真面目に美味しいです。
ハンバーグとタマゴが関係してる食べ物はピカイチです。
で、もう何も食べれないという状況に、こちら届きました。
チョコレートセーキです。
これ、ジョッキサイズで登場です。上ににはソフトクリームが乗ってますね。
連れはアイスコーヒーでこちらは280円。有り得ません!
愛知特有の喫茶店ではおつまみが付きます。
ちなみにチョコレートセーキは氷を細かく砕いたような食感で飲み終えると一切大きな氷とかは入って無く、あれは丸ごと飲める様になってました。
満腹です(笑)今日は何も食べなくて良さそうです。
で、マスターがゼンマイ時計、手巻き時計について教えてくれました。
明治時代の時計から約100年越えた時計が時間を刻んでるって凄いですね。
こちらが時計の中の構造です。
で、左の穴のゼンマイはアラームで確か右穴のゼンマイが秒針の巻く穴だと教えてもらいました。
また振り子の下先端の部分を長くしたり短くしたりして振り子の秒針を合わせるそうです。
約100台あり、そのうち実際に可動してるのが50台あり、マスターが1番好きな時計はイングラハムというメーカーものが1番好きみたいでして1800年代に製造された時計ですね。
マスター曰く、最初は家具製造も行ってたと言ってました。
大きさもインチで教えてもらい大変勉強になりました。
僕がビックリしたのは愛知時計と呼ばれる会社が製作したダルマ時計は現在、水道メーターの会社になってるというのが凄くリアル感を感じましたよ。
こちらが愛知時計のダルマ時計。
100台中、50台は手巻きで可動しその40台がダルマ時計だそうです。
時計を多く飾るお店は多くあるみたいですが、ここまで実際に年代物の時計が可動してるのは大変珍しいことだと聞きました。
確か8日間、もしかくは4日間で手巻きしないといけないので全て手作業ですから1時間ゼンマイを巻くのに掛かるそうです。
ゼンマイの全てのカギを見せてもらいました。
マスターいわく、ある程度は同じカギで合うそうです。
時計好きな方には堪らないコレクションだと思いますよ!
しかも美味しいのに全然値段を上げてなく、地元に愛されるのはよく分かります。
僕は清須市と言えば鳥山明先生の実家と清洲城しか頭に浮かばなかったのですが、ここ「coffee 古時計」は間違い無く清須市の名物店です。
行ったことない方は是非、一度行って見て下さい。
普通の喫茶店とは違います。しかも民家の中にあり、まさに隠れ家的なお店です。
で、お会計の時
マスター&奥さん「あ、あたし等が勝手にメニューバンバンオーダーしたから鉄板スパ代だけでいいよ」
僕「いや、それは困ります。以前の約束があって再訪したので必ず払います」
マスター&奥さん「いや、本当にいいから」
僕「じゃあ2000円だけでも受け取って下さい」
と、半ば強引に2000円を渡しました。それでも全額払ってないので僕は申し訳ないと思い、また来ますという約束をしました。
マスターは新作メニューが3つあるけどまだ試作品で出せれないと言ってたので、僕とマスターは電話番号をお互いに教え、新作が完成したら再度お店に行くことになりました。
なので数ヶ月後、マスターから連絡があれば新作を食べに行きます。
ここの方はお店も昭和で時計もレトロですが、良き昭和の義理人情を凄く感じます。
またメニューも喫茶店レベルを超えてますからね。
そしてあの膨大なコレクションの時計。
地元だけではなく遠方からでも行く価値は絶対にあります。
僕は「coffee 古時計」の大ファンですが、とにかくマスターと奥さんの人柄の良さに惚れました。
遠慮無く電話して来て下さい。
即、新作をBLOGで紹介したいです。
今回もご馳走様でした。必ず再訪します。
coffee 古時計
愛知県清須市西市場4-5-13
052-400-3647
あと僕のサブBLOG「SUPER BARBARIAN的な日常生活」も宜しくです。
(バナーをクリックでBLOGに飛びます)
以上。
ベリサンキュ。