1990年代の韓国。冬季オリンピック誘致のためスキージャンプ競技の代表チームが急遽結成される事になり、地方都市ムジュで国家代表チームが結成される。コーチに任命されたスキー教室の講師パンは早速選手集めを開始するが、ジャンプ競技が盛んではない韓国に良い選手がいるはずがない。まず白羽の矢を立てたのは、幼いころ養子としてアメリカに渡り、実母を捜しに来たボブ。次に薬物使用でメダルを剥奪された元スキー選手フンチョルをスカウトする。

RAINY ON THE SEA


国家代表!? - goo 映画

2009年に韓国で公開され、800万人を動員。
TSUNAMI-ツナミ-【韓国映画】1位1100万人)に次いで年間動員数2位だった映画。

今、ノリにノっているハ・ジョンウさんが主演だし、(ドラマ『コーヒープリンス1号店』以来)注目しているキム・ドンウクさんも出ているので、楽しみにしていましたニコニコ

私がジンモさんに恋の矢fall in love恋の矢した映画『カンナさん大成功です!』のキム・ヨンファ監督と知ってはいたものの、それ以外の予備知識は、「スキージャンプの話」程度。

始めは、経験も無い寄せ集めのチームでやる気もなく、ギャグも滑っているし…と、失笑しながら見ていました。

ところが、道具も設備も無い中、工夫しながら練習する中盤くらいから熱中し、クライマックスの長野五輪では、号泣汗

長野五輪は、日本チームが金メダルを獲得するまでのドキュメンタリーを見たことがあります。

前回のリレハンメル五輪で自身の失敗で銀メダルになってしまった原田選手の苦悩。

悪天候の中、二回目のジャンプを実施するために、テストジャンパーも頑張ったこと。

…などなど、いろいろな人たちの熱い想いが金メダルに結び付いたんだ、と。

そんな長野五輪のジャンプで、

日本だけでなく韓国のチームにもドラマがあったこと

を知り、余計にジーンと来たのかもしれません。
(とはいえ、映画は実話そのものではないですけどねあせる)。

シンプレ渡辺さん(@cinprecinpre)のツイート

今日観た韓国映画『国家代表!?』はおすすめ! 最初はしょぼいコメディやなぁって思って30分くらい我慢だったのにそこからイッキに加速して最後に号泣。韓国初のスキージャンプチームの実話を脚色した物語。韓国映画はハリウッドならサラっとしか入れない情愛をググッと描く…感動間違いなし!
(2010.10.26 19:46)

見てから、このツイートに気づいたのですが、奇しくも私と感想が同じ(前半→失笑、後半→号泣)でした。

『クールランニング』と同じ「落ちこぼれの五輪挑戦」なのですが、『クールランニング』に比べ、

親子、兄弟、夫婦の関係を、ストーリーにからめるのが上手

だと思いました(さすが韓国映画グッド!)。

どなたにも楽しめる内容だと思いますニコニコ
オススメ音譜

(2010.10.27 atシネマート心斎橋)