「アシュラ」「ハント」「私の頭の中の消しゴム」などで知られる韓国の人気俳優チョン・ウソンが監督デビューを果たしたアクション作品。自ら主演も務め、奪われた最愛の娘を取り戻すため、犯罪組織と戦う男の姿を描いた。

殺人罪で懲役10年の刑に服したスヒョクが出所の日を迎えた。忘れられずにいた恋人のもとを訪れたスヒョクは、彼女との間に女の子が生まれていたことを知る。所属していた犯罪組織との縁を切り、家族のために生きようとするスヒョクだったが、ボスの怒りを買ってしまい、組織が雇った殺し屋に元恋人を殺されたうえ、娘を人質に取られてしまう。最愛の娘を守るため、スヒョクは再び暴力と謀略に舞い戻る。


「非常宣言」のキム・ナムギル、「新しき世界」のパク・ソンウンら、共演にも韓国映画界を代表する俳優が集う。



ウソンさんが出演しているので見ました。

監督もしているので、制作発表のときから楽しみにしていました。


意気込みが強過ぎたせいか、詰め込み過ぎて、消化不良になっている印象。


恋人が深刻な病気だが、ストーリー展開に活かしきれていると思えなかった。

事故でなく病気で死んだことにしたかったのか?

そうする必要がある?


娘に父だと名乗ろうとする前に、まずは生活をきちんとしなよ。

そんなんだから娘を巻き込んでしまうんだろうがむかっ


ナムギルさんのキレキャラも、狂ってしまった原因がうまく機能していない気がした。


ナムギルさんが43歳、ウソンさんが50歳。


あと10歳ずつ若い役柄なのでは?


ガチャガチャで使うカプセルで作った爆弾を避けるカーアクションは良かった。


これだけの攻撃を受けても、大破せず動く車。

戦車も真っ青でした笑い泣き


私のパク・ソンウン遭遇率の高さにガーン

最近、見た韓国映画3作のうち2作に出ていました。

同一人物と思えないほど、キャラが違っていました。

この作品でも、少ない登場ながら鋭い印象を残していて、さすが!!

韓国映画界に欠かせない俳優さんなのだな、と思いました。


(キノシネマ神戸国際 2024.2.8)