京都の演劇スペースP-actです。
『P-act文庫』11月でした。
22日のゲネの時の写真が主ですが、
その全貌をご紹介致します!
『P-act文庫』は、毎月出演者で、その日時を決定します。
衣装に何か共通点をもたせます。
看板にチラシを貼ったり、挟みこみをしたりみんなで準備します。
出演者3人と司会者、そしてお手伝いの方全員で、
ひとつの朗読公演を作り上げていくわけです。
最初の一枚は、
メイクをしながら、気持ちをあげていく出演者二人。
さあ本番です!
まず一人目の読人は、今回『P-act文庫』初出演の、
いくしまひろこ
村山籌子 作 『泣いてゐるお猫さん』
『お鼻をかじられたお猫さん』
村山籌子さんの作品は、
第5回『P-act文庫』でも紹介されました。
かわいい作品が多いですね
独特の語り口で、
かわいい猫の話、二本立てでした。
22日のゲネ後、ヘアバンドと眼鏡をしたほうがいいんじゃない?
との意見を取り入れ、
本番は。。。
うん、この方がいいですよね、確かに。
そして、たまたまみつけたというこの靴下!
黒と白の2足購入して、それを片方ずつ履いてたんです
泣いている猫はメスで、お鼻をかじられた方はオスのイメージなので、
リンクしていて面白かったですね。
そして、
二人目の読人は、『P-act文庫』2回目の出演!
山田雅世
小川未明 作 『電信柱と妙な男』
小川未明氏の作品も、『P-act文庫』5月に紹介されました。
突っ込みどころ満載の作品でしたね~。
だいたい、電信柱が歩いて電線はどうなるんだ、とかね。。。
でも、動きもあって、目線が高くなったり低くなったりして、
背の高い電信柱がちゃんと想像出来ましたよ~。
こちらも、ゲネ後、衣装が変わりました。
いろんな人に見てもらって意見や感想を聞くと、
どんどん良くなっていきますね。
今回の衣装の共通点は、もうお分かりですね
そう、「ストール」でした。
そして、
三人目の読人は、
飛鳥井かゞり
夢野久作 作 『ルルとミミ』
夢野久作というと、なんとなく、ドロドロした作品をイメージしますが、
悲しいお話でした。
長編でしたが、
皆さん、しんっと聞き入っておられました。
ストールが湖のイメージにぴったりでしたね。
毎回、
三人三様の朗読です。
お客様から頂いた感想です。
「近い距離でゆっくりお話の世界に浸れて、
すごく集中できた結果、癒やされた、不思議。。。」
「雰囲気が柔らかくて、
リラックスした状態で物語を聞くことが出来た」
「音楽不要なところが新鮮だった」
「今日読まれた作家さんの本、読んでみたくなりました」
ありがとうございました。
今回のしおり
秋ですね~。
今日は、さすがに観光地京都! バスも車も人もいっぱいだったようで、
遅れてこられる方が何名もいらっしゃいました。
で、
終わった後は、打ち上げ~。
ピタパンとかいう、
ランチパックみたいなものができる器具を購入したとかで、
千種嬢がおいしい手作りパンを作ってくれました~。
朗読の話や芝居の話で、
話はつきず、
夜はしんしんと更けていくのでありました。
来月の『P-act文庫』は、
12月23日(月・祝)
13時~ と 16時~ です。
出演者は
日野祐也
中田達幸
飛鳥井かゞり
お時間お間違えなきよう、ぜひ、ご来場くださいませ。