深田昇司 | ブッチャー山のブログ

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嫌みでもなく、偏見でもなく、この程度の才能ならばさして騒がれるようなものではない。新作「よこがお」は未見だが、ある程度、前作までの流れから想像はつく。人間の心の闇を描く、と称して人間の心を闇を漫画に近い感覚でビジュアルで表現するスタイルは、さして目新しくはなく、ブニュエル辺りの足元にも及ばない。ベルイマンのような演劇と映画を勘違いしながらも、クォリティーや才能でどうにか見せてしまうまでの力量がないだけ痛々しい。二階堂ふみと組んでいた時期くらいに戻ったほうがまだよいかもしれない。「テオレマ」辺りからは抜け出すべきではないかしら(笑)?