やっぱ春牡蠣、やねん。|マガキは3月~6月が一番うまい!? | 牡蠣百科

やっぱ春牡蠣、やねん。|マガキは3月~6月が一番うまい!?


[ TOP|記事一覧 ] →オイスター検定マイスター特典
第壱回ヱビス春牡蠣まつり、開祭決定!生牡蠣ほか食べ放題飲み放題

協会としてはイチオシの春牡蠣・・・まぁ、実際は冬も春も夏も秋もイチオシって言ってますが、笑・・・だってほんとに甲乙つけがたしなんですもの…

地域によっては、例えば兵庫、岡山、四国エリアの牡蠣(マガキ)は、なんと5月くらいまで食べられるんです。

ちなみにこの記事をはじめて書いた2年前は6月まで食べれました。

しかも、牡蠣は産卵ギリギリ前の一番身入りがいい(太った)状態!
(御参考⇒牡蠣の旬について|いつがうまいのか!?

なので、皆様にも堪能していただきたいという思いを込めて、協会で勝手に『春牡蠣』と命名し記事に。

2年ほど前にカキペディアに掲載して、そこそこの反響をいただいておりました。

あれから2年。

ありがたいことにこの春牡蠣についての問合わせがここ数週間の間に何件も!

しかも、今日の朝一のお問合わせは、イタリアンを経営していて、お客様がオイスターマイスター で、この情報を聞いた。早速取り扱いたいと思っている…とか。

とすぐに別の飲食店をされている方からも、同じような内容でご連絡をいただく。わお!

早速、オススメの業者様を3件ほどご紹介。

こういうの本当に嬉しいです。感謝、そして感謝!

これは早速、『春牡蠣』についての記事を再投稿せねば・・・

と思っていたところ、協会創設者で、いまはグランオイスターマイスターとして協会に御協力いただいている佐藤氏 からの協会への報告書が面白かったことを思い出し、許可をいただけたので、ほぼ原文のままお届けいたします。
(多少、加筆修正してあります^^)



昨日も会長の打ち合わせに同行。

この時期(1月終わりから2月)になるといつも、

「やっぱり、春牡蠣やね。」

って話になる。

イワガキを夏牡蠣っていうように、春牡蠣というジャンルがあるわけではないのだけど、勝手にこう呼んでいる。

牡蠣は産卵ギリギリ前が一番身入りが良くて旨い。
(御参考⇒牡蠣の旬について|いつがうまいのか!?

てゆうより、産卵のために太っているわけで、当然といえば当然なのだが。

だから、もう卵が入っちゃうよ、っていうギリギリのところ、ちょっと卵が入っちゃうくらいが最高。

卵入っちゃうと、ツブツブが気持ち悪いっていうヒトも多いけど^^

播州(兵庫赤穂や岡山)や四国あたりの牡蠣(マガキ)は、ちょうど3月半ばくらいから5月くらいまでがこの「ギリギリで旨し」の状態。

場所やその年の気候によっても違うんだけどね。

結局、世の中のイメージが牡蠣=冬なのと、年末商戦とかあって、11~2月前後に出荷してしまう。

実際に旬といえば旬だし、三陸や北陸のマガキの旬はこの時期だし。

ただ、もっとこの産卵ギリギリ前の春牡蠣を食べたいな、と。

養殖業者さんも次の牡蠣を仕込まないといけないから、売れ残っているヤツをこっそり分けてもらったり^^

こんな旨いもんが「売れ残り扱い」ってこと自体がおかしいのだけどね。

世の中の通年とか常識ってときには機会を逃がすことになる。

そうこう言ってる間に時期の早いイワガキも出てくる。

四国の岩牡蠣「春○」なんて、小粒だけど最高に旨いし。

桜に日本酒に牡蠣なんて最高だから、業者さんに繋がりのあるオイスターバーなんかが、もっと「春牡蠣フェア」とかやってくれたらいいのにって思う今日この頃。

って、打ち合わせに託けて盛り上がる。

ああ、春牡蠣、食べたくなってきた。

オイスターマイスターになる|オイスターバー半額など特典多数

【info.】
グランオイスターマイスター☆佐藤氏

【Ver.】
2011-03-05改訂
2011-01-27公開