少年期の夏休み~vol2 | おやじのField Life ~人生折り返し、楽しまなきゃね~

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釣り、アウトドア、自転車、etc・・・その日の出来事を綴っていきます。

少年期の夏休み、夏といえばやっぱり海!!


自宅から歩いて10分少々のところに浜がある。


休みになると毎日のように泳ぎに行っていた。


だからみんな日焼けで真っ黒(///∇//)


男の子だけじゃない女の子もだ。


水着がずれて白い肌がチラッと見えたときなんかドキドキしたもんだ。


ところで海水浴には何を持ってくか?


ゴムボート、ビーチボール、浮き輪、バーベキューセット


まっどの年代でも必ず持って行くものだと思う。


しかし俺たちが持って行ったのはちょっと・というかかなり違う。


浮き輪は持っていく、これは道具だからだ。


あとはマイナスドライバーにヤス。


ヤスは魚を突くものでカレイとかタコを突いて採っていた。


しかし、これは使い方を間違えれば非常に危険な物なので使用禁止になっている。


マイナスドライバーは何に使うかといえば・・・


アワビを採るために使う道具である。


まず、水中メガネをつけて浮き輪につかまりながらアワビのありそうなところまで泳いでいく。


そしてポイントを見つけたら一度潜ってみて確認にてみる。


あったら一度水面まで戻り、息を整えてドライバーを握り締め潜る。


そして岩とアワビに間に素早くドライバーを差込み、てこの原理で岩から剥がし、パンツの中へ。


2~3個採れば十分、昼飯のおかずとしていただく。


ウニも2~3個とって昼飯のおかずとしていただく。


家から持ってくるのはおにぎりだけ、あとは現地調達である。


海から上がって流れ着いた木を燃やし暖をとる。


採ったウニ、アワビを貝からはずして昼飯のおかずの出来上がり。


友達が持ってきたジャガイモを火の中に投げ入れ、焼けるのを待つ。


焼けたジャガイモを皮をむいて海水につけて食べる、これがまたマイウ~


断っておくが、今現在こういうことは出来ない、いややってしまったら犯罪になってしまう。


ウニ、アワビは密漁になってしまうし、直火は禁止だ。


変な道具を持ち歩けば、監視員に捕まってしまうかもしれない。


子供たちだけで火をつけることも許されない。


このやり方はこの時代だからこそ出来たもの、しかも見つからないように実行するのがポイントだ。


朝から夕暮れまで海にいて遊んだものだ


今は潜りたくてもなかなか潜れない。


純粋に海で遊ぶことを楽しんでいる。


戻れるものならあの頃に戻ってもう一度遊んでみたい。


そう思えるくらい少年期の夏休みは楽しかった。