【2016シーズン振り返り第⑪弾目】ファジアーノ岡山編 | てぃふぉーじのある日常〜footballを添えて

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Tifosiのメンバーがサッカーについて勝手気ままにつらつら語るブログ。活動紹介やイベント告知もちょいちょいあります。

こんにちは、tifosiファジサポ組です!

 

今年は例年の「J2のファジアーノ岡山」から変わるターニングポイントとなりうる、そんな年でした。

そんな濃厚な一年間を振り返っていきたいと思います。

 

なお、メンバーにそれぞれによるオムニバス執筆方式をとっているため、文調が時折変わることがありますがご容赦くださいませ(;'∀')

 

 

①J1に届きそうで届かなかった2016シーズン

ファジアーノ岡山は 開幕前から今シーズンを「勝負の年」として臨みました。

 

シーズン開幕後は大きな連勝もなく、かといって連敗することもなく、 良くも悪くもファジアーノらしく着実に勝ち点を積み重ね、 プレーオフ圏内の6位以内をキープし続けてきました。

どこまで自動昇格争いに絡めるかと思い始めたシーズンも、最終盤にかかると今シーズン初の連敗を含む8試合勝ちなしの状況に…。しかし何とか6位でプレーオフに駆け込みました。

 

プレーオフ初戦は劇的な勝ち越し弾で松本山雅に勝利するも、 決勝はセレッソ大阪に敗れ、結果として初のJ1昇格は果たせませんでした。 しかし目標としていた ホーム平均入場者数1万人を達成するなど、今までにない「うねり」を生んだ1年でもあり、その「うねり」を来年以降に繋げて、来年こそはJ1昇格を果たしたいと思います。

 

 

②ファジサポが選ぶ2016シーズンMVP・MIP・ベストゲーム

今季はMVP・MIP・ベストゲームともにいろいろな思い出が駆け巡り、みんなが一斉に「これだ!」と言える結論はでませんでした。そこで、最終的に執筆責任者が独断と偏見で各意見の中から選びました。

 

まずは......MVPの選手の発表です!

 

 

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赤嶺真吾選手です!おめでとうございます!

 

今季は41試合4得点。FWとしては出場時間・加入前の期待に反して物足りない、とも見えるかもしれません。しかし、一年間前線で体を張り続け、攻撃の起点あるいはセットプレーでチームに貢献をし続けた点は見逃せません。また、彼が最後まであきらめず走り続けるプレーを続けた結果プレーオフ松本戦での決勝ゴールが生まれたことも忘れてはいけませんね。来季からは完全移籍ということで来季も今季以上の活躍を期待しています!

 

ほかにも五年間ずっと守護神として何度もチームを救ってくれた中林洋次選手、チームを変えるため先頭に立って叱咤激励を続けてくれた岩政大樹選手も候補にあがりました。彼らはチームを去りますがまた新天地で活躍する姿を見せてほしいです。

 

 

 

続いてMIPの発表です!

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澤口雅彦選手です!おめでとうございます!

 

澤口選手は今季は24試合2得点と、決して目立つ成績ではありません。しかし、けが人が相次ぐ中、ユーティリティプレーヤーとしてセンターバック、ボランチ、左右のウイングバックとさまざまなポジションでプレーしチームの苦境を救いました。(様々なポジションでのプレーを準備するのは決して簡単なことではないと思います)

 

また2014シーズン、2015シーズンとけがに苦しみそれぞれ6試合の出場にとどまっており、今季はそこも踏まえると彼にとっての「復活」を印象付けるシーズンになったのではないでしょうか。以上を踏まえ、またも執筆責任者の独断と偏見で、「得点後のパフォーマンスがかわいいアシスト王」伊藤大介選手、「印象的な天皇杯鹿島戦のゴールに覚醒の予感を感じさせた」藤本佳希選手を抑え選出しました!

 

 

 

最後に今シーズンベストゲームを発表します!

 

 

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第31節 ホームレノファ山口戦です!

 

 

この試合はお互いが勝ち点3を求め強烈な攻撃を繰り広げつつもゴールラインを双方割らせない、一点を争う熱い試合になりました。そして試合終了間際に伊藤大介選手が執念のゴールを奪いファジアーノ岡山が勝つという劇的な試合でした。

そういった試合内容もベストゲームに選んだ一つの理由なのですが、もう一つの理由が「観客動員10000人を六試合連続で達成することができた」という記念すべき試合になったこともあります。昨年まで10000人を超す観客が集まる試合はなかなかできていない状態でした。しかし、選手の試合での頑張り、ファジの運営のみなさん、さらにはサポーターなどファジアーノにかかわる皆さんの努力のたまものだと思います。一過性のものでなく、来季以降も平均観客動員10000人を達成したい、そういった気持ちも込めてこの試合を選びました。

 

ほかにも劇的勝利を飾ったプレーオフ準決勝松本戦や、瀬戸大橋ダービー完全制覇を達成したホーム讃岐戦もベストゲーム候補にあがりました!

 

 

 

③印象に残ったことベスト5!

 

今季こんなことがあった、ということをランキング方式で選んでいきたいと思います。

 

 

第五位......代表選手の誕生

今季リオ五輪で矢島慎也選手がファジアーノ岡山にとって初めて年代別ですが代表ユニを背負い五輪に出場しました。またワン・ジンビン選手がオフシーズンですが中国代表に選ばれ代表戦に初出場しました!今まで「現役」代表選手にはまだ無縁だったファジアーノ岡山にとって一つの節目になったことかと思います。ここだけでなく、もっと強いチームとなり「代表」を背負う選手が多いクラブになってほしいです!

 

 

第四位......シーズン歴代最高順位&プレーオフ進出

今季はJ2リーグ6位と、「8位」が限界だったファジアーノ岡山がその限界を突破でき、そしてJ1昇格プレーオフへの出場を初めて決めることができたシーズンでもありました。ただもっと欲を言うならば10月以降の失速がなければもっと上位を狙うことができたのではないかな、とも思います。今年以上の成績を求めたい、というのが来季への率直な気持ちの一つではありますね!(今年同様なかなか簡単な道のりではないでしょうが)

 

 

第三位......瀬戸大橋ダービー初制覇

ずっとずっと、対岸のライバルであり絶対に負けられない相手であるカマタマーレ讃岐ファジアーノ岡山は苦手にしており、瀬戸大橋ダービーは通算1勝1敗2分と苦杯をなめていました。しかし、今季はアウェイでの第一戦はセットプレーからの赤嶺選手のゴールを守り切り1-0で勝利。そして迎えたホームでの第二戦では金選手のびっくりするようなゴールから、押谷選手・豊川選手のWストライカーの追加点で突き放し結果3-1で勝利し、その瞬間ダービーを初制覇、そして完全制覇しました!!サポーター心理的に絶対負けたくない相手だったので、二試合目の勝利の瞬間にあふれ出る喜びは格別でした!!

 

 

第二位......あと少しが遠かった「J1昇格」プレーオフ

初めて出場したJ1昇格プレーオフ。一戦目は因縁がある松本山雅が相手でした。12月の松本で冷たい雨が降る中。寒さを吹き飛ばすような激しい試合を繰り広げ最後に赤嶺選手の決勝ゴールで勝利!そして迎えた決勝の舞台、長居でのセレッソ大阪戦。苦手にしている相手ということもありましたがチャンスを数度しか作れず、しかもそのチャンスを生かし切れず逆に得意としていたはずのセットプレー守備から先制点を奪われ、そのまま0-1で敗戦。スコアだけ見れば僅差ですが実力の差をまざまざと見せつけられ、悔しい気持ちになりました。

 

 

 

第一位......初めての平均観客動員10000人達成

やはり今季一番に置きたいのは「Challenge1」プロジェクトで達成を目指していた目標のうち一つの、「平均観客動員10000人」を達成できたことです。ホーム最終戦の群馬戦を前に、ほぼ満員の14000人超を集めれば達成、というギリギリの状況。しかし、フロント・サポーターのみなさんがそれぞれ目標達成に向けてスタジアムに足を運んだり、普段は足を運んでいない人に声をかけたり、あるいは日常でファジアーノの話をしていることで、興味を持っていなかった人に興味を持たせたり、と書ききれないみなさんの努力の結果平均観客動員10000人を達成できたのだと思います。今年はこれがクリアできた点で大きなターニングポイントになったと個人的に思っています。

 

ですが、ここで終わりではありません。あくまで「challenge1」は「J1に上がらなければならない」と個人的に考えていますし、この10000人という数字が一過性で終わってしまうことはもったいないです!!!来年も平均観客動員10000人を達成しつつ、J1に行きましょう!

 

 

④最後に

サポーターにもなんとなく「今年が勝負の年だな」と感じる年があるものですが、ファジサポにとって今年はまさにそういった年だったと思います。 実際に、クラブ初の昇格プレーオフ進出、決勝にも勝ち進み、J1を夢ではなく目標として捉えられるようになった1年でした。 2016シーズンが終わり、ネクスの解散や、中心選手の相次ぐ退団もあり、大きな変化を遂げようとしているファジアーノ。 寂しい気持ちがないわけではありませんが、新加入や契約更新のニュースのおかげで、少しずつ来季への期待が高まっていくのを感じます。 あと1ヶ月と少し、この独特のそわそわも楽しむことにして… 2017シーズンもココロヒトツニ!!

 

 

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この記事は①をP、④をA、②③かつ執筆責任者をGが担当しました。

また画像は以下のサイトから引用させていただきました。

画像1、2:http://ultra.zone/jleague-division2-2016-rank

画像3:https://www.footballchannel.jp/2016/12/04/post188069/

画像4:http://web.gekisaka.jp/relatedarticle/photolist?news_id=204691&photo_no=14&player_id=23588&player_url=23588-10011-jp&list=pl

画像5:https://twitter.com/yanshi2139