離婚して15年、派遣社員やパート、夜間のバイトをしながら家計を支えて来た。

若い頃は、格好付けて
絶対に市営や県営団地には住むものか!

頑張って働いて綺麗な賃貸アパートで暮らして
母子家庭だからって貧相な暮らしはさせるものか!

と、謎のプライドがあった。

だから、家計を支えるためにダブルワークは当たり前だったし、睡眠時間を削っていても、若かったから体力にも余裕があった。


40を超えた頃から、体力的にも
少しずつ限界を感じ、ダブルワークの日数を減らして

今では週末だけのアルバイト。

今思えば、謎のプライドなんて捨てて
もっと自分に甘く、市営団地で時間にゆとりある
生活をしていたら、もっと子供達との時間が作れたのにな〜と思ってしまう。

後悔先に立たず

経験してみなければ分からないから

私のしくじりが誰かの役に立てば嬉しいし

DV経験者は、どうしても自分に負荷をかけたがる傾向にあります。あなたは十分頑張ってるし、頑張ってる自分をまず認めてあげることから始めてほしい。

「いいな~シングル。自由で、旦那の世話も無いし、子供と自分の事だけだもんね」

 

何故だか既婚のママさんから、離婚後こんな言葉を良く言われた。

 

”シングルマザー”ってそんなに自由奔放そうに見えるのか

 

それとも私が自由奔放そうに見えるのか、今となっては謎だらけ。

 

・実家が近い

・子供の面倒を見てくれる親がいる

・養育費をしっかり貰っている

 

最低条件、この3つをクリアしていないと、心にゆとりはない。

 

私はと言えば、最低条件を1つもクリア出来なかったので

 

離婚後は昼間は派遣社員をしながら

 

夜になれば保育園の娘と小学生になりたての息子を寝かしつけた後

 

深夜のマクドナルドでマックのお姉さんをしてたっけ。。

 

それはもう、本当に必死。生きることに。

 

マックのお姉さんから解放されて家に帰ると

 

真夜中に泣きながら「ママ~」と娘。

 

その後ろには、妹の鳴き声で眠れずに泣く息子。

 

2度目の寝かしつけが終わった頃には、子供たちの寝顔を見ながら

 

「ごめんね」と、

 

離婚したことや、それによって寂しい思いをさせてしまっているという

 

罪悪感に、日々苛まれた。

 

 

「シングルが羨ましい」だなんて、”旦那の世話がない”というたった一部分で

 

判断するんじゃねーよ。

 

”旦那の世話”って言う言葉にも旦那様に対する感謝を感じないし、

 

私はそんな奥様にはなりたくないかな。

 

 

 

 

 

 

このブログを開設したのが2007年なので、実に14年。

 

その後、私がどうなったのか、幸せになったのか

気にかけて下さった方が居たら嬉しいです。

 

 

さて、14年もこのブログを忘れていたわけじゃないけれど

またここに書こうと思ったのは、18歳になった娘がきっかけ。

 

今や、子どもたちは息子が20歳、娘は18歳。

多感な時期真っ只中にいると、ふと幼少の可愛かった頃を思い出す。

 

 

昔は、こんな嬉しい言葉を言ってくれたなぁ・・

 

「ママは、ちゃんと貴女が幼少の頃に言ってくれた言葉を覚えてるよ。」と、

 

娘に知らせたくて、自分の昔のブログがまだ存在するのかを検索した事がきっかけ。

 

 

そして、元祖クソ旦那様との離婚後、それはもう・・色々ありました。

 

ザックリお話すると、元祖クソ旦那様との離婚後、再婚し、そして離婚しました。

 

結果的に、”バツ2”になりました (笑)

 

 

人生色々、、ただひとつ言える事は、再婚した旦那様はDVではありませんでしたが

 

子連れ再婚ということもあり、再婚後も喧嘩することが多く、結果として子供達との関係性が

 

うまく行かず、離婚に至りました。

 

私自身の経験が、誰かのお役に立てればと思い

 

また、このブログでお話していこうと思います。

 

 

色んな方のブログや、私の周りの友人で
出産後暫く、『夫に触れられるのが嫌になった。』 『嫌悪感さえ抱く。』

そんな話を良く聞く。

他でもない、私もその中のひとりだった。


1人目の出産後は、夫の機嫌を損ねまいと
誘われれば、表では嫌な顔など見せずに
心では、本当は嫌なのに…と思いつつも
受け入れて来た。

でも、育児を手伝ってくれる訳でもなく
家事をサポートしてくれる訳でもない夫。

仕事から帰ってくれば、ただリビングでゴロゴロ。

私だって、休みたいのに…
主婦に休みなんて無いのに…

何故この夫は
仕事をしてきたと言うだけで、こんなにも
偉そうに寛いでいるのだろう?

そう思えて仕方なかった。


次第に、夫に誘われる事が苦痛になり
断れば、必ず喧嘩になった。

断る回数が増す毎に、夫は不機嫌になり
終いには、『お前はただ黙って寝ていれば良い』と、ほぼ犯されるような形になっていた。


そうやって、夫を受け入れている自分にも
嫌悪感を抱き始めた頃、2人目の妊娠が分かった。

妊娠した事さえ、嫌で嫌で仕方なかった。

いっそ、流産してしまえば…
そう思った事もあった。


あれから、10年。
今、娘は10歳になった。
もちろん今となれば、娘には産まれて来てくれてありがとうと心から思っている。


結果、私は夫からのモラハラで離婚する事になったけれど、同じような想いを抱いている主婦は、他にもたくさんいると思う。

実際、産後のSEXが引き金になって
離婚に発展するケースもあるらしい。


このような感情を抱く人ばかりでは無いと思うが、そうではない人達はどんな夫婦生活を送っているのだろう。

実は、私が出来損ないで夫1人まともに
満足させてやれないような、ダメな女だったからだろうか?

離婚した今でも、ふとそう思ってしまう
自分がいる。







大変ご無沙汰しております。

その間に、コメントなどをたくさん頂いていたにも関わらず
なかなかお返事ができず、申し訳ありませんでした。

今、この瞬間もモラハラと戦っている皆様
本当の自分を取り戻すまで、本当に長い戦いだと思います。

どうか、悪いのは自分だなんて思わないでください。
そのために自分を犠牲にしたりしないでください。

きっと、あなたは正しいはずです。
一度きりの人生、ありのままの自分で生きていける日のために
頑張ってくださいね。


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さて、最近TVのワイドショーで高橋ジョージ夫妻の離婚報道について
騒がれていましたね。

一説によれば、離婚理由はジョージ氏のモラハラが原因だとか...。

ある番組では、モラハラを再現ドラマ仕立てで紹介していました。
男性コメンテターの数人が、微笑を浮かべながらそのVTRを見て

「こんな事ぐらい、夫婦ならどこでもあること」と顔を見合わせて
言っている場面も…。


TVを見ながら、心がモヤモヤしたと同時に、改めてまだまだモラハラに対する認知度の低さを感じた私でした。