室内音響特性を測定するソフトRoom EQ Wizardを使うと音質改善につながる様々なことを知ることができます。
上のグラフはリスニングポジションでマイク測定した左(赤)右(緑)チャンネルの位相周波数特性です。
横軸が周波数(20Hz~20kHz)で縦軸が位相(±180°)になります。
試しに、左右チャンネル共に位相が0°の周波数(460Hz付近)と180°の周波数(120Hz付近)の矩形波をリスニングポジションで測定してみると次のような結果となりました。
位相0°付近の矩形波(左ch、右ch、左右ch同時)
位相180°付近の矩形波(左ch、右ch、左右ch同時)
位相が0°に近いと波形も矩形波に近い形ですが、180°付近ではサイン波のような波形に見えますね。
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