桜野園の抹茶~ひろは~ いよいよ、お届けです☆   | 桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

水俣で、無農薬や自然栽培の緑茶、紅茶、ほうじ茶を家族でつくっています。
そんなお茶づくりと、日々の徒然。
ちゃみさんのあげまん道から学び実践から生まれる気づきも満載でお届けします。


桜野園らしい抹茶づくりへの道。

第一歩の今年。

昨年から少しずつ歩み始め
やっとお届けの運びとなりました。

名前は、、「ひろは」です。

無肥料自然栽培、そして昔ながらの実生在来種の抹茶です。




抹茶への歩みのダイジェストはこちらです。



桜野園らしい抹茶とは!?と考えると

もう10年以上の取り組みになり
今では、半分以上の面積の無肥料、無農薬栽培のお茶。

さらに、祖先たちが昭和初期に種からひとつひとつ育てた
実生在来種。
初期の様子の動画はこちら


この2つが、桜野園の生産面での
最大の特徴だと思います。

「ひろは」という名前は

在来種の持つ命の多様さ、
味や香りの深み、奥ゆき。
そして、無肥料自然栽培のお茶が醸す
すっきりとしながら、深い味わい。

そういった味わいと可能性の「広がり」への思いをこめました

そして、桜野園に嫁いで以来、
ずっと献身的に支えてきてくださったお母さん
弘子(ひろこ)さんへのお礼の気持ちも、重ねています。

(ちなみに、むかし茶には初代のひいおじいちゃんのイラスト
むかし釜茶には、2代目の奥さん、
久子さんをイメージしたイラストを入れています。
戦争中、男手がなかった時にも、
必死で桜野園を維持してくださいました)




肝腎の、ひろはの味わい、香りについてですが

一般的な抹茶は
肥料をたっぷり、
そして抹茶用につくられた
甘みや旨みがより多く、
色味も鮮やかに出る品種が使われていることが多いかと思います。

それらと比較すると、栽培方法も品種も、
昔にさかのぼったような、抹茶です。

在来種である「ひろは」は
渋みや苦みが強め、

色味も蛍光色的な緑ではなく
自然の深い緑色です


萎凋(しおらせる)をさせていること、
在来種であること、
釜で炒ったような香ばしさもあるので
ちょっと複雑な香りが楽しめるのが、この抹茶の個性です。
(品種ものの抹茶と比べると、香りが異なります)

*以下に、皆様のご感想を詳しくのせています。
ご感想 1   ご感想 2


さて、淹れ方ですが
抹茶として召し上がる場合は

〇抹茶 小さじ1杯弱(1.4g程度)に
〇お湯(70~80度) 約70㏄

茶せんで泡立てていただきます。

一般的な抹茶の分量より、お茶の量が少なめです。
同じように点てると、かなり渋みが際立ってしまいます。

温度調節が簡単なのは、抹茶に水を小さじ1程度入れて練ってから
ポットのお湯を加えて点てる方法です。

ひろはの場合、濃度が濃いと、渋み苦みも強めに感じます。
温度がぬるめ、または水点てのほうが、甘みや旨みを強く感じます。

また、甘いお菓子と召し上がったり
例えば乳製品や豆乳、甘みなどと合わせてラテのようにすると、
濃いお茶の味が美味しく感じられます。



また、

抹茶にあまりなじみのない方
お菓子などと一緒にではなく
抹茶のみで召し上がる場合

○抹茶 小さじ1/2(0.5~0.6g)に
○お湯 50㏄

もおすすめです。少し濃度がうすめ、分量も3口程度
になります。





また、茶せんなどがない場合
お気軽に、「溶かすだけ」抹茶もおいしいです。


濃度が本格的な抹茶より薄い分、
子どもたちや
渋いお茶が苦手な方にも、とてもおすすめです。
私たちも、気に入った飲み方です。


小さじ1/2強(0.8g)の抹茶に
お湯または
冷茶の場合は冷水を100㏄

最初に、分量の湯(または水)のうちの少量を加えて
茶せんか、小さな泡だて器のようなもので
混ぜておくと、ダマになりにくいです。






鮮やかな緑色も美しく
旨み甘みがたっぷりで、かつ渋みを感じにくいお茶が
手軽に入ります。

美味しいうえに、とっても経済的でもあります。
お客さまへの、おもてなしの一杯としてもおすすめ。


今年は、先日も書きましたように
まだまだ納得いかぬ部分もあります
なので、お試し価格での販売とさせていただきます。


*基本的に、お試し価格の期間は、
当園からの直接販売とさせていただきます。
(卸売等はあまりしない方向です)



また1年、ハサミを使った剪定など樹を元気にしつつ
製造方法についても、十分に検討していきたいと思います。
納得がいく品質になりましたら、あらためて
その時は、値上げをさせてください。



あらためまして、桜野園の「ひろは」

お試し価格 25g入り 800円(税別)です。



開封後は、なるべく空気を抜いて保存し、
お早めに召し上がってください。


また、もともと収穫量が少なかったこと
仕上げた段階でさらに約半分の量になったことから
数量限定となります。

ご注文は、お電話、FAXなどの他
こちらのご注文フォームでも承っております
(商品欄の一番上に表示しております)

お気軽に、ご意見、ご感想等寄せいてただけましたら
今後の抹茶をよりよくしていくのに、大変な助け、そして支えとなります。

どうぞよろしくお願いいたします。