後世に残したい! なまこ壁の家|志々島・冬(5) | たかちゃんの“華たかだか”歳時記

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私は香川県で理容業を営んでいます。
その私は仕事から離れると外出時は手慣れたデジタルカメラを携帯。それで撮影した杵柄とともに一句、捻っていきます。

平成30年1月21日、「たかちゃんのワンショット!」からタイトルを変えました。

 歳末、忙しくて、さらに歳末から正月休みがあり、休みをしていた冬の志々島シリーズを再開します。

なまこ壁|平成26年12月15日、志々島 人口が多い島では、都会にも負けないような普通の、現代的な一軒家が多くなっています。その中で、志々島では昔ながらの雰囲気を醸し出している家が少なくありません。
 道を歩いていると、一番に見惚れてしまうのが写真のなまこ壁の家です。
 なまこ壁といえば、倉敷や京都等をついつい思い浮かべるもの。しかし、島にも残っているのです。
 筆者は歴史の勉強は無知ですが、これまでにも数回島に入るたびに考えるのは、香川の島の場合は塩飽水軍、愛媛の島は村上水軍と、豪族が住んでいた。ここに何らかがあると察し、時代が栄え、家も豪華だったのだと思います。

なまこ壁|平成26年12月15日、志々島 ただ、現在は誰も住んでいなくて、風化の状況です。風格のあるなまこ壁だけに、寂しく感じます。しかも島民の数も数えるくらいです。
 島が蘇るために、また活気が戻るためにどうしたらいいものか?
 後世に語り伝えるべく残してほしい。筆者のような島を愛する人間も加え、島のシンボルとしての活用策を見出していきたい。
【文、写真|Takahiro Kasai】

 写真:平成26年12月15日撮影

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 18:27 2015/01/16