思考は「質問」 by すべては「前向き質問」でうまくいく  | Hare(ハレ)のブログ

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私はこの間、「NEXT STEP」に出て、プライマリークエスチョンを書き換えました。
「もし、そうなったらどうしよう・・・」 から
「影響力のある私は、何を起こそう!」 に。


前者は神頼みで不安な私。後者は自分が影響できることだけにフォーカスして、自分の意志で未来を選ぼうとする私。
前者は結果を恐れ、後者はプロセスを選ぶ。
このコトバを思うとき、私の心は急に少しだけ強くなったような気がするのです。


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すべては「前向き質問」でうまくいく
Change Your Questions, Change Your Life
マリリーG.アダムス 著


を読みました。

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著者によりますと
人は「批判する人」と「学ぶ人」にわけられるんですね。
どちらの人であるか、自分自身への質問の種類で決まります。
「批判する人の質問」をするか「学ぶ人の質問」をするか・・・。
要はいろいろな事実に対して、ひとつひとつ、どのような質問をつくるか・・・・
「思考は質問とそれに対する答えとして起こる」のだそうです。


「批判する人」と「学ぶ人」の違いとは


自分自身や他人を批判するのでなく、自分自身や他人を受け入れることができるのが学ぶ人。
知ったかぶりをするのでなく、知らないことを尊重するのが学ぶ人。
頑固、ひとりよがりではなく、柔軟で適応性があるのが学ぶ人。
フィードバックを否定ととらえるのでなく、フィードバックを価値あるものと考えるのが学ぶ人。
人との距離を考えるのでなく、人とのつながりを感じるのが学ぶ人。


批判するのでなくそこから学ぶという 「フォーカス」に変えることから、得られるもの、生まれるものが違ってくるのですよね。
どう考えたって、「学ぶ人」でありたいものです。



【批判する人の質問】
 ・なんでこんなひどいことがおきたのだろう?
 ・誰のせい?
 ・どうすれば自分が正しいと証明できるだろう?
 ・どうすれば主導権を握れるのか?
 ・他者から自分の縄張りを守るにはどうすればいい?
 ・なんで負けてしまうのか?
 ・なんで私がひどい目にあうの?
 ・どうしてあの人はいつも周りの人々をいらいらさせるんだろう?
 ・なんであの人はいつもくよくよするんだろう?


【学ぶ人の質問】
 ・何をしたら、うまくいく?
 ・なにに責任をもって考えればいい?
 ・事実はどういうこと?
 ・全体の見通しを考えたらどうなる?
 ・どんな選択ができる?
 ・この件で役立つことは何?
 ・この件から私は何を学べるだろうか?
 ・あの人は何を考え、何を感じ、何を必要としているのかな?
 ・今できることは何?


誰でも、いつでも「学ぶ人の道」と「批判する人の道」の間で、選択を迫られていて・・・
自分に何が起きるかは必ずしも選択できないのだけれど、起きていることに対して自分が何をするかは選択できるわけです。
でも、「学ぶ人」から「批判する人」になってしまうこともあるので、自分のしている質問はどちらなのかな?と考えるようにすれば良い(習慣)のだそうです。


もし批判する人になっているかもしれないと感じたら、立ち止まって深呼吸をし、自問してみる。
「私は 批判する人 になっているだろうか?」


もし批判する人になっているなら、さらに自分に質問してみる。


 「ほかにどんな考え方ができるだろうか?」
 「自分はどんな状況になりたいのだろう?」
 「これが私の望む状態だろうか?」
 「このままで自分の望むものになれるだろうか?」


質問は常に人の注意を方向付けているので
新しい質問をすると、注意も新しい方向を向く。
質問は思い込みを変える。


そうそう・・・そうなんですよ・・・。



昨日、私は私の信じる「正論」を武器にして、まわりを攻撃してしまう「批判する人」になっていたことを思い出しました。
「批判する人」は常に善悪で判断し、他人や自分自身を非難してしまうのです
良い判断とは、確かな情報や意思に基づいて賢明な選択をすること。
「学ぶ人」の目で見ると、相手との関係に役立つものは何か、相手のほめるべき点はどこかということに気持ちを集中できる。
一方的に相手を攻撃するのでなく、自分を否定するのでなく、
私はどんな思い込みをしているかな、ほかにどんな考え方ができるのかな、相手は何を考えて何を望んでいるのだろう・・・
違う側面にフォーカスして考えを進めることができるのですよ。
その気になれば!学ぶ人になってみれば。

そして、大事なのはそこにあることとか相手をまず、受け入れてみること。
最初からシャットダウンするのでなくて。
「つまずいたところに、本当の宝が見つかる」のだそうです。
いやだな~  とか、この人おかしい  とか、 もーふざけんなよ~  とか、
とか・・・
見えない壁がずーんてできそうになってしまうこともあるけれど
宝を見つけ出せるかどうかは「学ぶ人」と「批判する人」のどちらの心の状態にあるか、どちらの質問を投げかけるかによって決まるのならば・・・
まずは、あ・・・今私って「批判する人」になっている、ということを受け入れてにて
そして、「学ぶ人」のやり方を実践してみるのが良いですよね。



【変化のための12の質問】 (思考の枠組みを変える・思い込みを取っ払う)
 ①私は何を望んでいるのだろう?
 ②私はどんな選択ができるのだろう?
 ③私はどんな思い込みをしているのだろう?
 ④私は何に対して責任を持てばよい?
 ⑤ほかにどんな考え方ができるだろう?
 ⑥相手は何を考え、何を感じ、何を必要とし、何を望んでいるのだろう?
 ⑦私は何を見落としているのか、あるいは避けているのだろう?
 ⑧私はこの人(状況、失敗、成功)から何を学べるだろう?
 ⑨私自身に、相手に、どんな質問をすればいい?
 ⑩どんな行動をとることがもっとも論理的だろうか?
 ⑪これをどうすればWIN-WINに変えられるだろうか?
 ⑫何が可能だろうか?

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私はVAKだと、たぶん「A」が一番強いので
こういう風に「質問」を大切にすることで、自分がもっとクリアになって行くような気がします。

「批判する人」であることを認めすぐに「学ぶ人」にスイッチしようとすること
「学ぶ人」あろうとすること
「学ぶ人」であること
自分で「選ぶ人」であること 

そういう風に コトバ と  質問をダイジにしてみます