テレビとホリエモンと私【Book 45/100】希望論 | イセオサム会議

テレビとホリエモンと私【Book 45/100】希望論

ハロの理念が「希望が生まれるシカケをつくる」ゆえ、

「希望」という言葉に目がない。


「希望」論/堀江 貴文


というわけで読んでみた。
振り返るとほりえもんは、僕の転換点になぜか現れる存在である。
よって、小学生作文風にまとめてみた。

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■僕とほりえもん

<はじまり>
僕のブログライフは6年前、ライブドアblogから始まっている。
「HTMLが書けなくても情報発信ができる」
という点に惹かれ、直感的にやり始めた。

当時学生ベンチャーもやっていたが、当時はネットベンチャーでずっといこう、
という想いがあったわけではなかった。


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<社会人スタート>
日テレの入社式の際は、ちょうどライブドアがニッポン放送に買収をかけたタイミングであり、
となりのフジテレビのメンツには、若干の不安があったのではと思う。

その時のテレビの中の人といえば、
・ネットは悪だ
・イイものを作れば視聴者はついてくる
・こんなに強いテレビがやられるハズはない
という発想が多く、
メディアの王様が初めて脅威を感じたかのごとく、変化に弱かった。
僕がこっそりワクワクしていたのは秘密にしておきたい。


モノをつくる、という産業なのでそれで良かったのかもしれないけど、
ビジネスが出来ないと、出したいコンテンツも視聴者に届けられないな、
と感じたのもこの事件がきっかけである。



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<初仕事>
配属されたズームインで、僕はニュースを担当していた。

初めて自分の企画が通ったのが、ライブドアへの取材であった。
タカラトミーと「人生ゲーム ライブドア版」 を出した時のイベントで、
六本木ヒルズに親子を招待し、人生ゲーム大会をする、という内容だった。

自分で回したカメラの映像も使われ、
新聞社の写真にもいくつか写り込んでしまったことが思い出である。

純粋に、明るいニュースを世に提供できる会社なんだな、と思ったし、
僕の担当する企画は明るいニュースにしたかった。



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<報道を去る前>
視聴率低迷に喘いでいたテレビ業界は、
すべてネットが悪い、と他人のせいにする部分もあった。
一方、ネタ探し、事件の裏付け探しなどは、積極的にインターネットの情報を頼りにしていた。

なにか矛盾があった。


その中で、各局はライブドア捜査に記者を張り巡らせる日がつづいていた。
ネットの象徴として、どこかに追いやりたいという思惑は現場にもあったんだと思う。
そして逮捕。
局内は祭り状態になった。

報道とはなんだろう、
みんなで事件を追い回すだけなのだろうか、
と深く考えた。

もちろん、信念を持って日々取材に取り組んでいる仲間もいる。
しかし、自分のいる場所がここではない、
との実感は、日々膨らんでいった記憶がある。


退職する際、報道局長から「ほりえもん」にはなるなよ、
とお言葉をいただいた。

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<ネット業界へ>
今一緒にやっている矢野 の紹介でオプトに入ったのだが、
まず目にしたのは紙切れになったライブドアの株券。

ショックをダイレクトにくらった方が大勢いた。
本来インタビューはここらの取引先や現場の人にすべきではないか、と思った。


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<ハロ立ち上げ>
今年、知人の紹介で一度セミナーのお手伝いをさせていただいた。
実際にお会いし、言葉を交わしたのは初めてである。
向こうは、フツーのにーちゃん、という印象しかもっていないだろう。

彼は宇宙という夢を語っていたし、
事業化としての真っ直ぐさ、常識を疑う心に学ぶことも多かった。

アクションを起こしたから、こうした出会いがある、
という引き寄せの法則を感じた。


以上。
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良い、悪いは僕は判断できないが、
多くの人に影響を与えたことは間違いない。
それは、彼が常に「希望」を持ち、ワクワクを伝えようとしていたからに他ならないと思っている。

まず、自分が「希望」を持つこと。
そういえば、2009年のテーマは「今」だった。
あと6日、希望を持って生活しよう。




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■希望論まとめ
・今に集中する「もう明日なにがおこるか楽しみ!」
 未来に希望が持てないでいる人は、今を楽しめてないのではないか?
・短くて短期集中!
・食欲、性欲、睡眠欲。これが毎日リセットされるのだから、それが幸せの最大化だろう。
・瞑想修行。常に今のことを考え続ける。あ、ジュース飲んでる、とか。
 嫌なことを考えないためには、忙しくするのが一番いい。
・環境保護も、日本の産業保護も、過保護だと結局だめになる。自然は競争原理で成り立ってきたから。
・農業、漁業以外の労働は尊いものではない。
 いらない新商品を、不要な成長と、競争のために作り替えているだけだ。
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ズバっと言える人って少ないから、言うスタイルが一番吸収すべきところかな。


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